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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

正念場

更新日:2014年4月15日

先週は、ドル円が大幅に調整売りされることになりました。そのきっかけとなったのが8日から始まったPBoC(中国人民銀行)による外準のリバランスに絡むドル売りでした。ユーロドルの買いなども観測されてはいたものの、ドル円の売りが市場を大きく動かすことになっています。

黒田日銀総裁の定例記者会見での「ネクタイショック」が売りに拍車をかけてしまった感は強いですが、売りのきっかけは何といってもこれらアジア中銀の売り。「本邦長期資金」の買いが102.50円に数千本(1本は100万ドル)とまとまって観測されていたこともあり、しばらくは102円台半ばでもみ合う動きとなりましたが、NY勢が参入してくると、一気にその買いを潰して下落。市場参加者からは「先週から積み上げたファンド勢のロングも投げさせられた」との声も聞かれている通り、大幅な下落につながっています。10日にも同様に、101.50-60円に観測されていた本邦実需筋の買いを潰すかたちで下落。週末のアジア市場では一時101.32円まで売り込まれました。

ところで、これら売りが売りを呼ぶ相場に拍車をかけてしまった黒田日銀総裁の定例記者会見ですが、これまでの内輪の会見に慣れてしまっていたのか、市場参加者に伝わってきたことはただひとつ、「緊張感の無さ」でした。日銀金融政策決会合での声明内容をほぼ繰り返した後、市場が注目していた「追加金融緩和」については、「硬直的に追加緩和を含めて今後一切考えないと言っているわけではない」としながらも、「追加緩和は現時点では考えていない」ことを明言しました。また、「需給ギャップはかなり縮小してきているとみられる」との見解を示したほか、「2014年終わりから2015年度にかけて物価安定目標2%に達する可能性が高い」と、現状の「量的・質的金融緩和」に自信を示しています。市場は一度、この時点で期待感を剥がされます。海外勢中心に4月30日の日銀金融政策決定会合での追加緩和を期待していた向きも多かっただけに、あまりの「楽観的な見通し」に対して、「違和感を持った」参加者は多かったようでした。

そして追い討ちをかけてしまったのが、「ネクタイ事件」でした。予算委員会など国会の場で大活躍の会長率いるTV局の記者が「つまらない質問」を総裁に浴びせます。「総裁、今回が初めてのリアルタイムでの会見となりますが、これまでの会見と比べて何か心構えの変化や気を使ったことなどありますか」と問われた黒田日銀総裁は、「ネクタイの色を考えたくらいですかね」と笑いながら、エルメスのブルーのネクタイを触りながら答えました。実際は「従来以上にメッセージが直接素早く伝わるようにしたい」というのが本音なのでしょうが、「つまらない質問」に対して、「答えなくてもよいジョーク」を交えてしまった失言となりました。海外勢からしてみれば、たとえ冗談半分の話であっても、異様な軽さを感じる危機感の無さは、直接失望感となってポジションのクローズを決心させてしまったのかもしれません。これまでは、記者団との内輪で処理出来たであろう失言でしたが、これからは良くも悪くも「総裁の表情まで」読み取られる世界にさらされることになったわけですから、全てが総裁の公式発言として受け取られることになります。

こうやって1週間かけて売られたドル円でしたが、週末には「101.20-30円の買いはかなり厚い」との声も聞かれたほか、「欧州系の年金資金など、いわゆるグッドネームの買いも観測された」ことで、下げ止まりの兆しも見えてきました。実は、9日に「フォレックスクラブ」の例会がひっそりと催されましたが、昨年12月に市場関係者を驚かせた財務省のキーマンが、再び来賓で挨拶しています。彼の言葉通り、市場がこの国策相場を「信じる」かどうか。市場はまさに色々な意味での「正念場」を迎えています。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は売られる展開となりました。8日には初めてのライブ報道となった黒田日銀総裁の定例記者会見を受けて売りが加速。アジア系中銀の外準のリバランスに絡む売りが持ち込まれると一気に下値を試す展開となりました。9日にはFOMC議事要旨(3月18-19日分)が明らかになりましたが、予想以上のハト派的な内容を受けて更に売りが強まる動きに。102円台の戻りの鈍さも嫌気されると一時101.32円まで売り込まれました。下値では、「本邦長期資金の買い」がまとまって観測されたほか、海外年金資金の買いも断続的に出されると下げ止まり。市場では「3月14日の安値101.205円がサポートレベルとして強く意識された」との声も聞かれています。週末には一時101.885円まで買い戻されています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明け早朝のオセアニア市場から、ユーロドルが売られる展開となっています。週末にドラギECB総裁が「一段のユーロ高なら、更なる金融緩和政策が必要となる」と述べたことから売りが加速。先週末の安値を下抜けて一時1.3808ドルまで売り込まれています。ECBの量的緩和期待が再び高まるかどうかに注目したいところです。また、今週のドル円は底堅い動きを予想しています。下値では、3月14日の安値101.205円が目先の目処として意識されているほか、本邦実需の買い意欲が非常に強く、下押しを丁寧に拾っていきたいところです。上値では、一目均衡表雲下限の102.37円や一目雲上限の103.10円が目先のレジスタンスレベルとして意識されている。いずれにしても、日経平均次第の動きとなりそうです。

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