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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

今が試されるとき

更新日:2014年3月4日

先週は、22、23日にシドニーで開催されたG20財務大臣中央銀行総裁会議のコミットメントを早くも試される事態となりました。週明けのアジア市場では、声明文を受けた反応はほとんど見受けられませんでしたが、G20が全て同意した声明文、つまり世界的なコミットメントが非常に重要な意味を持ち備えていることは事実です。各国の利害が入り混じり、2カ国間でさえ合意点を探すのが難しい世界情勢の中にあって、こうやって一言一句を精査しながら完成された複雑怪奇なパズルは、やはり大きな拘束力を持ち備えています。

さて、今回のG20では初めて数値目標を設定できたという点では画期的なものだったと思われますが、5年間で全体のGDPを2%引き上げるという大まかな目処だけがつけられただけで、直接実行性のある政策に持ち込んでいくにはまだまだ様々な問題が残されています。市場としては、「あまりにも大局観過ぎて反応のしようがない」といったところです。

ただ、明確に現在の世界経済も総括して声明文の第1段落で述べています。「我々は、最近の世界経済における改善の兆しを歓迎する。とりわけ米英及び日本の成長が強まっている一方で、中国や多くの新興国において強固な成長が継続し、ユーロ圏において成長が再開している。いくつかの主要なテールリスクは低減している」とまとめられました。

日本の現在の成長を歓迎しているほか、戦争のようないつ起きるか分からない、かつ起きてしまったらかなりのダメージを与えるだろうとされている「テールリスク」が低減していることにも言及。市場が現在恐れているテールリスクとは、新興国のデフォルトやリーマンショックのような急激な金融市場の混乱。または、ダボス会議以降急激に高まっている日中関係の悪化などから起きる武力衝突などが上げられますが、G20が終結して、決してそんな事態にはさせず、そのリスクが低減していることを敢えて盛り込んできたともいえます。

ところが、先週勃発したウクライナクリミア半島での軍事的緊迫化は、まさにこれらのテールリスクを煽る結果となってしまいました。焦点のクリミア自治共和国では、先週末までに事実上ロシア軍が進駐して国全体を掌握。軍事的な衝突や市民のデモなどの混乱が勃発しているわけではなく、気味の悪いくらい静かなロシア軍進駐となっていますが、ロシアとしては、親露派のヤヌコビッチウクライナ首相が失脚したことで、新たな親露派の首相を誕生させることが事実上不可能となっているなか、もともとロシア人の多いクリミア自治共和国のウクライナからの独立を目指す動きを後押しする意図があるのかもしれません。

当然のように、G7首脳はホワイトハウスから声明文を表明。「ロシアによるウクライナ主権侵害を非難」したほか、「ソチG8サミットに関連した活動の停止を決定」しています。また、G7財務相声明文も表明され、「ウクライナへの強力な金融支援をコミット」することも宣言されています。ケリー米国務長官も急遽ウクライナの首都キエフ入りするなど、一気に大国の外交が活発となってきました。市場では「どう解決させるか見当が付かない」状況であるがゆえに、リスクオフの動きとなっていることは確かですが、「これだけの首脳達が緊密に連絡を取り合っている以上、軍事衝突などの事態にはならない」との見方も根強く、市場は神経質な動きを続けています。まさに今、G20財務大臣中央銀行総裁会議で世界中が約束した「テールリスクの低減」が試されています。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は102円台での方向感のない動きとなりました。2月25日には2月米消費者信頼感指数や2月米リッチモンド連銀製造業景気指数が市場予想を大幅に下回る弱い数字となったことを受けて一時102.005円まで値を下げる場面もみられましたが、翌日には1月米新築住宅販売件数が強い結果となると102.61円まで買い戻されました。ただ、2月27日の欧州時間ではウクライナ情勢が緊迫化したほか、デフォルト懸念も台頭すると再び売りが加速。週末には一時101.55円まで売り込まれています。市場では「2月米雇用統計を控えており、明確な方向性がつかめず、基本は様子見」の状況となりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

ドル円は、ウクライナ情勢の緊迫化を受けて、週明け早朝のオセアニア市場から売りが強まる展開となっています。一時101.20円まで下落しました。ウクライナクリミア半島を巡って軍事的な緊張感が高まっており、リスクオフの動きが先行しそうです。下値では、週明けの安値101.20円が目先の目処として意識されているほか、2月4日の安値100.755円がサポートレベルとなっています。いずれにしても日経平均の動向に左右されることになりそうです。また、週明け早々にもケリー米国務長官がウクライナ入りする予定となっており、解決への道も模索されています。上値では、一目均衡表転換線の102.01円が目先の目処として意識されているほか、一目均衡表雲下限の102.51円や2月21日の高値102.83円がレジスタンスレベルとなっています。
今週は、英MPCやECB定例理事会が予定されているほか、週末には2月米雇用統計が発表されます。

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