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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

黒光りする国産タイヤ

更新日:2014年2月25日

先週は17-18日に日銀金融政策決定会合が開催されましたが、「昨年4月の金融緩和でエンジンの馬力を大幅に上げたので、その性能を十分に生かすため、タイヤを強化した」と会合後に黒田日銀総裁が非常にわかり易い表現で説明している通り、日銀は今年の4月に期限を迎える「貸出増加支援資金供給等の制度」を全面的に見直しました。

予め日経新聞などでも制度の延長自体は報道されていましたから、ある程度予想していたことではありましたが、中身がこれほどまでに強化されるとみていた向きも少なく、市場にポジティブサプライズを与えることになりました。

この制度の見直しには先ず、「貸出増加を支援するための資金供給」がありますが、こちらは金融機関の貸出増加額の2倍相当にアップグレートしたことで、最終的な貸付残高が30兆円程度となると見込まれることになりました。また、二つ目の「成長基盤強化を支援するための資金供給」では、総枠を3兆5000億円から7兆円に倍増。対象金融機関毎の上限を1500億円から1兆円に引き上げました。また、両制度とも貸付金利を4年固定の0.1%に設定しています。これまでは原則1年、長くても3年という条件が、4年固定でしかも0.1%とは、非常に思い切ったグレードアップだったことが分かります。

市場参加者の間では「これが追加金融緩和といえるのかどうか」とのある意味どちらでも構わない定義を巡る議論が繰り広げられましたが、今回の政策が追加の「量的緩和」ではないということは確かです。ただ、資金供給量を倍増させている、しかもリクイディティの供給量と供給方法を強化している以上、これは明らかに追加の「金融緩和」ということになり、4月に日銀が掲げた「量的・質的金融緩和」の「質的金融緩和」の部分のグレードアップということにつながっています。受付期間を1年間延長したことで、更なる供給への期待が高まることになりました。

また、裏を返せば、4月の消費税引き上げに備えて「追加の量的緩和」というカードを温存することが出来たということにもなり、非常に意味のある政策変更となった可能性が高いです。黒田日銀総裁も「今回の政策は非常に重要な意味を持っている」と意味深な発言をしている通り、アベノミクスの片棒を担ぐ日銀が「やるべきことを確実にやっていく」ことを確認することが出来たといったところです。

市場の反応は、日経平均がショートの踏み上げ相場と化したことで510円を超える急騰。ドル円も一時102.745円の高値まで値を上げましたが、その翌日からは既に戻り売りが優勢となるなど、明確な方向性を示すことが出来ませんでした。白川前日銀総裁が用意した「白っぽく色あせた中古のタイヤ」を両輪とも、黒田日銀総裁は「黒光りするピカピカの国産タイヤ」に取り替えたまではよかったのですが、取り付けた際にアライメント調整を怠ったのか、世界最大の馬力を持ち備えた国産車は、その性能を発揮してまっしぐらにアベノミクスハイウェーを走り去ることが未だに出来ないでいます。微妙なバランスのズレがジグザグ走行を余儀なくさせているわけで、ハイウェー自体が劣化しているのか、運転者自身のスキルがそこまで到達していないのか定かではありませんが、安全な運転が出来るまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円はもみ合いとなりました。17日には10-12月期GDP速報値が市場予想を下回る結果となったことで日本株の下落を見越した売りが強まると一時101.38円まで値を下げる場面もみられましたが、18-19日に開催された日銀金融政策決定会合で「成長基盤強化支援と貸出増加支援の資金供給規模をいずれも2倍にした上で1年間延長する」ことが明らかになると一転買い戻しが加速。一時102.745円まで買い上げられています。
ただ、その後は方向感を欠いた動きとなりました。2月米NY連銀製造業景気指数や1月米住宅着工件数、2月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数などが軒並み市場予想を大幅に下回る悪い数字となったことで売りが強まるものの、20日にはダウ平均が堅調に推移したことで買い戻されるなど、102円台前半での方向感のない動きが続きました。なお、19日に公表された1月28-29日分のFOMC議事要旨では、量的緩和縮小の継続や早期利上げの可能性が示されました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

ドル円は、先週米短期投機筋の売り仕掛けなどにつれて何度か101円台を試す動きがみられたものの、終値ベースでは102円台を維持。下値の堅さが意識される動きとなっています。
日銀金融政策決定会合を受けて、目先の緩和期待も高まっているほか、月末を控えて本邦実需勢の買い意欲も強い模様。下値では、24日の安値102.165円や一目均衡表転換線の位置する102.10円が目先の目処として意識されています。また、一目均衡表雲下限の101.73円や17日の安値101.38円がサポートレベルとなっています。上値では、1月31日の高値102.94円が目処となっていますが、1月29日の高値103.45円がレジスタンスレベルとなりそうです。
また、一目均衡表雲上限の104.02円もレジスタンスレベルとして意識されています。引き続き、日経平均やダウ平均など株価の動向に左右されることになりそうです。

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