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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

凍りついた市場

更新日:2014年1月14日

先週は、米国が「polar vortex」と呼ばれる異常な寒波の影響で、通常ならば新年早々から市場をかく乱するはずの投機筋達、いわゆるシカゴ筋の出足も鈍かったわけですが、その寒さも一息ついたことで、何とか週末からは通常の生活に戻れると思いきや、今度は市場が完全に凍てついてしまうようなハプニングが勃発しました。まるでシカゴのミシガン湖湖畔が北極圏の氷と見間違えるほどの厚さに凍っているのと同様に、溶け始めるには時間がかかりそうなかなりの衝撃となりました。

2014年最初の月一のお祭りである12月米雇用統計が週末に明らかになりましたが、誰もが目を疑いたくなるような数字を受けて、ドル円は一気に売りが強まる展開となりました。パンパース相場が続いているドル円のトレンドにかなりの冷や水を浴びせたことは間違いありません。8日に発表された12月ADP全米雇用報告では民間部門の雇用者数が23.8万人と市場予想を大幅に上回る強い数字となったことを受けて、翌日から市場参加者の上方修正が続いていただけに、数字が発表される数分前からは「思惑的な買い仕掛け」が観測されると、発表30秒前には一時105.42円の高値まで急伸。市場の期待感と「買い遅れている向きの焦り」を端的に示すような値動きとなりましたが、出てきた数字はなんと7.4万人という誰もが予想していなかった悪い数字となりました。

反応はいわずもがな。一気に103.83円の安値まで売り込まれることになりました。引けにかけては104円台を回復したものの、週明けのNY市場では一時102.85円まで再び大きく売り込まれています。市場参加者からは「久しぶりに凄い数字を見た」との声も聞かれているほか、「驚きというより、当惑している」なんていう声も出ているわけで、それだけ市場参加者を慌てさせた数字だったといえます。今回の市場参加者の予想の一番低い数字でも10.0万人でしたから、どれだけ突拍子もない数字だったかが分かります。逆説的に言えば、「だからこそ経済指標注目度ナンバー1の座を長年維持してきている」とも言え、「なめたらあかん」ということだったのかもしれません。

ところで、この数字をどう説明すればいいのか。出てきた詳細から判断するしかありませんが、やはり寒波の影響が直接民間部門の雇用者数に反映したようです。今回の民間部門のNFPが8.7万人しかなく、予想の20万人から極端に低くなっています。寒波の影響で自宅待機となっていた雇用者が27.3万人と1977年以来の大幅な増加となったことで、全体のNFPも一桁に留まってしまいました。逆に前月分は3.8万人上方修正されて、24.1万人まで増加。失業率は7.0%の予想から一気に6.7%にまで急低下と、非常にちぐはぐな数字となったことも事実です。ただ、前月同様に労働参加率の0.2%低下が大きく失業率に影響したようで、こちらを材料視することはありませんでした。

それにしても、ADPの数字とどうしてこれほどまでに相違が出てしまうのか首を傾げたくもなりますが、12日の週をサンプリングとする本家本元の米雇用統計とは基本的には方法論が違っているわけで、今回のようにちょうどそのサンプリングの週に寒波の到来となったことで、一気に数字の違いが出てしまったといえます。

こうやって数字を証左してみると、あくまでも一時的な現象であることは明らか。かなりのショックが市場には走っていますが、米雇用市場の悪化とはみるべきではなく、雇用者数の20万人前後での推移というトレンドが変化したとするほどではないと認識しておく必要がありそうです。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は売られる展開となりました。週明けのNY市場では、12月米ISM非製造業指数が市場予想を下回ったほか、ダウ平均や日経平均先物の下落を受けて利食い売りが先行。一時103.91円まで値を下げる場面もみられましたが、その後は11月米貿易収支が強い数字となったことなどを受けて次第に下値を切り上げる動きとなりました。12月ADP全米雇用報告が市場予想を上回る強い数字となると105円台を回復。週末の12月米雇用統計直前には一時105.42円の高値まで値を上げています。ただ、米雇用統計でNFPが極端に悪い数字となると一転売りが加速。目先のストップロスを巻き込んで下げ足を速め、一時103.83円まで売り込まれています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、戻りを試す動きを予想している。週末の米雇用統計を受けて目先のロングポジションを閉める動きが加速しているが、連休明けとあって仲値に向けた買いが強まるほか、実需勢の買いも期待出来るとあって、戻りの水準を試す動きとなりそうだ。上値では、12月19、23日の安値103.77円や一目均衡表基準線の103.79円がとりあえずの目処として意識されているほか、13日の高値104.13円や一目均衡表転換線の104.15円がレジスタンスレベルとなっている。10日の高値105.42円や2日の高値105.45円も重要なポイント。サントリーの米蒸留メーカー買収など、本邦勢のM&A絡みの実需のドル買いも予想され、下値は底堅くなりそうだ。

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