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火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

テーパリングは金融緩和の謎

更新日:2013年12月10日

先週は、週初から大手証券会社がまるまる1週間かけて内外の投資家を一同に集めた投資家フォーラムを開催しました。米系証券がこの夏、安倍首相のビデオレターを流したことで注目を浴びたセミナーと同様に、今回もまた何らかのきっかけとなる可能性も出てきたとあって、期待は高まりました。ただ、注目の講演が甘利経済再生担当相だったようで、ご存知のように舌癌でしばらく休養が必要という予定外の事態となったことで、少々出鼻をくじかれた感は否めません。

週末の11月米雇用統計を控えて、先週は日経平均先物やダウ平均にそろって利食いの売りが持ち込まれました。アジア時間での日経平均先物の売りは、同時にドル円の売りにつながるという構図はこれまでと変わらず、3日に一時103.38円の高値を付けた後は、下値を試す動きが強まっています。目先の目処として意識されていた11月28日の安値101.94円や11月25日の高値101.915円を下抜けて、5日には一時101.62円まで売り込まれました。ただ、市場参加者からは「マクロファンド勢は既に長期的な円キャリートレードを再開している」との声も聞かれており、先週もお伝えした通りGPIFなど年金資金のポートフォリオの大変革を見越した国策相場についていかない手はないわけで、7月8日の高値101.54円がサポートされたことを確認した市場は、再び上値を試す動きとなりました。

注目の11月米雇用統計ではNFPが20万人台にのせたという事実もさることながら、失業率が何と10月の7.3%から7.0%にまで一気に急低下する結果に驚かされました。市場はこのポジティブサプライズの数字にドル買いで反応。ドル円は、今週に入って既に103円台まで値を上げる動きとなっています。市場では「週末のダウ平均が下げなかったことに意味がある」との声も聞かれています。これまでの反応は、強い米指標が出ると、「テーパリング開始時期が早まる」との憶測から株価が軟調に推移するというものでしたが、先月の10月米雇用統計の反応もしかり、今回の反応しかり、「もうテーパリング開始時期にそれほど大きな意味はない」ことが明らかになってきました。

イエレン次期FRB議長の議長指名公聴会や直近のFOMC声明文でも明らかにされているように、テーパリングの開始については、「今後数回のFOMCで毎回検討する」わけで、それ以上でも以下でもありません。もはや、議論は「テーパリング開始と同時に何を行うか」という方向に移りつつあります。

FOMC議事要旨でも述べているように、FRBは正常な金融政策に戻すためのテーパリングをなるべく早く開始したい意向ですが、それと同時にネガティブな影響をオフセットさせるために、逆に更なる金融緩和を行う準備をしています。可能性の高いものは二つ。超過準備預金金利の引き下げとフォワードガイダンス引き下げです。特に、フォワードガイダンスは異例の低金利を継続する期間の目安として設定されていますが、現実的には失業率で現状の6.5%から5.5%に引き下げる案が検討されています。先週末、既に7.0%にまで急低下している数字を考慮すれば、こちらの数字を引き下げることによって、実質ゼロ金利の期間を更に引き伸ばす緩和策が妥当なのかもしれません。

今年中旬まで、「テーパリング」が「金融緩和政策の縮小」に直結していると認識していた市場は、逆に「テーパリング」が「更なる金融緩和策」に結びついてくるものだと、ようやくベンの本意を掴もうとしています。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週のドル円は、底堅い動きとなりました。週明けは11月米ISM製造業景気指数が市場予想を上回ったことを受けて買いが先行。一時103.38円の高値まで値を上げる場面もみられましたが、その後は週末の11月米雇用統計を控えて利食い売りが強まる展開となりました。日経平均やダウ平均が値を下げるにつれて下落。5日には一時101.62円まで下押ししています。市場では「CTA筋などからの売りが目立った」との声も聞かれています。注目の11月米雇用統計では、NFPが20.3万人と市場予想を上回ったほか、失業率も前月の7.3%から7.0%まで大幅に低下。ダウ平均の急上昇とともに一時102.97円の高値まで買い上げられています。クロス円もリスクオンの相場となったことから総じて堅調に推移。ユーロ円は一時141.05円まで急上昇しました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週はドル円が引き続き堅調な展開となると予想しています。週明け早朝のオセアニア市場から先週末の高値102.97円を上抜けて上昇。10日には3日の高値103.38円を上抜けて一時103.40円まで値を上げています。先週末の強い米雇用指標を受けて、ダウ平均や日経平均の上昇期待が強まっており、株価次第では上値を試す動きとなりそうです。上値では、5月22日の年初来高値103.74円が目先の目処として意識されているほか、2007年6月22日の高値124.14円から2011年10月31日の安値75.311円の下落局面におけるフィボナッチ61.8%戻しとなる105.487円がレジスタンスレベルとなっています。オプションに絡む売りも断続的に観測されていますが、ファンド勢中心に依然として買い意欲は強い模様。また、GPIFをはじめとする本邦機関投資家などからの買いも期待されており、いずれにしても下押しを丁寧に拾っていきたいところです。

今週は、12日にSNBが政策金利を発表するほか、米新規失業保険申請件数、11月米小売売上高が予定されています。

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