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火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

シリアで一騒動

更新日:2013年9月3日

シリアネタに市場は目先乱高下を繰り返すことになりました。騒動のきっかけはロンドン市場が休場となった8月26日のNY市場引け際に発せられたケリー米国務長官の発言でした。シリアでの化学兵器使用を巡って国際的な緊張感が高まっていましたが、正式に「シリアが化学兵器を使用したことは明白」との見解を表明。ダウ平均が一気に急落する動きとなりました。続くアジア時間に入ってからは、「米国が数時間以内にもシリア攻撃の可能性」との「いかにもありそうで、でも、なさそうな噂」が市場に駆け巡ります。米国政府内部に精通していると言われている一部メディアが「米国オフィシャルがCNNに対して数時間以内のシリアへの攻撃の可能性を語った。ロシアはそれに反対している」とのツイッターが発信源となって瞬く間に広がった噂は、ドル円や日経平均を大幅に下落させます。CNBCがオバマ政権内部のインサイダー情報として流した「サマーズ氏が次期FRB議長に近々任命へ」との報道も、通常ならば市場を動かすのに十分なヘッドラインだったにもかかわらず、シリア攻撃の噂が全てをかき消していきました。

確かに2隻の空母と2隻の潜水艦が東地中海に停泊しながらシリアを取り囲んでいて、指令が下れば直ぐにでもオペレーションを開始出来る状態となっていましたから、だからこそ、「数時間以内に」との「いかにもな噂」が飛び交うことになったのかもしれません。そして市場は「シリアショック」のリスクオフの動きに傾倒していきました。海外市場では「西側諸国はシリア反政府派に対して数日以内に攻撃がある可能性を通達した」との一部報道が伝わったほか、ヘーゲル米国防長官が「オバマ大統領が行動を指示すれば、米軍は直ちに対応する用意がある」と発言したことをきっかけに売りが加速。ダウ平均が170ドル以上の下落となったほか、CMEの日経平均先物も13,200円まで急落。米10年債利回りは一時2.7051%まで急低下するなど、リスクオフの動きが顕著となりました。WTI原油先物やNY金先物はいずれも急騰しています。

24時間続いた「シリアショック」の動きは、28日アジア時間早朝にアルジャジーラが報じた「シリアは既に攻撃を受けている」で最高潮を迎えましたが、本邦勢が97.00円から断続的にまとまった買いを持っているなかで、米短期投機筋が豪ドル円やドル円を売り浴びせました。日経平均も300円を超える急落となりましたが、スポ末とあって仲値に向けての買いが観測されたこともあり、96.81円の安値を付けたあとは次第に下値を切り上げる動きとなりました。市場には「にわか軍事評論家」が数多く出現したのは言うまでもありません。

ただ、当初シリアへの巡航ミサイル攻撃が開始されるはずだった8月29日、オバマ米大統領はゴーサインを出すことが出来ませんでした。逆に開催が延期されていた英国議会では、賛成272と反対285の僅差で攻撃の正当性を否決。キャメロン英首相は「議会の決定に従う」として、正式に「シリア軍事攻撃」からの撤退を表明しました。米国は最悪の場合、あくまでも単独の攻撃になる可能性が出てきましたが、既にシリアからサイバー攻撃というかたちで先制攻撃を受けている米国が、果たして振り上げた拳を素直に下ろすことが出来るかどうかは難しい判断です。最大の同盟国から「一抜けた」宣言をされてしまったオバマ米大統領は、逆に「攻撃しないことに対するリスク」を負うことになりました。

情勢はかなり流動的であると認識しておいたほうが良さそうです。ただ、市場はかなり「シリアネタ」に食傷気味となっており、しらけてしまったムードを再び「本気モード」に変えることは難しいかもしれません。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は行って来いの動きとなりました。週明けに米国などがシリアへの軍事攻撃を示唆したことからリスクオフの動きが加速。クロス円中心に売り強まり一時96.81円の安値まで売り込まれる場面もみられましたが、その後は英国議会が軍事行動を否決したこともあり、買い戻される展開に。4−6月期米GDP改定値が前期比年率2.5%と市場予想の2.2%を大幅に上回る強い数字となったことも買いを後押し。一時98.52円まで買い戻されています。週末にかけては米国がレイバーデーで3連休となることもあり、98円台前半でのもみ合いに終始しています。月末に絡んだ本邦実需勢の売りも観測されましたが、98.00円割れの水準では長期的資金の買いも観測されたことで下値を切り上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は底堅い動きを予想しています。週明け早々から買いが先行。東京オリンピック開催への期待感から日経平均の上昇につれて値を上げる動きとなっています。上値では、8月2日の高値99.955円が目先の目処となっていますが、7月19日の高値100.87円や7月8日の高値101.54円がレジスタンスレベルとして意識されています。下値では、一目均衡表雲上限が位置する99.24円がとりあえずの目処となっていますが、一目均衡表雲下限の98.76円や2日の安値98.27円がサポートレベルとなっています。

今週は3日にRBA、4日にBOCが政策金利を発表するほか、5日に日銀、英MPC、ECBが金融政策やフォワードガイダンスについて討議します。週末6日には8月米雇用統計が公表されるなど、重要イベントが満載です。5−6日にはG20財務大臣中央銀行総裁会議が予定されているほか、日本時間8日早朝には2020年オリンピック開催地が決定されます。

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