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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

見えてきた道筋

更新日:2013年6月25日

先週は、バーナンキFRB議長の一言一句に世界中の投資家が注目したといっても過言ではありませんでした。5月22日の上下両院合同経済委員会の質疑応答で「QE3の縮小開始を示唆」したベンでしたが、日経平均の暴落や、それに伴うドル円の急落といったかたちで市場は動揺しました。18-19日のFOMCを控えて、WSJやFTのFEDウォッチャーと言われているベンの親しい記者たちがそれぞれの見解を記事にしたことで、前哨戦から乱高下となりましたが、市場の大方のコンセンサスは「マーケットを壊すような発言は決してしないだろう。QE3を縮小していく方向性は示すものの、同時に異例の低金利は当面継続していくことを強く言及することで、市場の行き過ぎた金利上昇懸念を払拭するはず」ということでした。マーケットとの対話を非常に重要視しているバーナンキFRB議長の本領が発揮されるかどうか、来年の退任後に徐々に明らかになってくる彼への評価として、かなり重要な局面を迎えたといえます。

東京時間20日3時過ぎからの市場の反応は純粋なドル買い一色となりました。FOMC声明文では「労働市場の状況は著しい改善を示している」と前回からかなり強めの表現に変更されたほか、「経済と労働市場の見通しに対する下方リスクは秋以降後退した」ことにも言及。同時に発表された「経済・金利見通し」でも、2014年の失業率見通しを前回3月の6.7-7.0%から6.5-6.8%にまで引き下げて見通しを上方修正させています。市場は30分後のバーナンキFRB議長の定例記者会見を待たずにドル買いで反応。米10年債利回りの急上昇が買いを後押ししました。そして30分後に一番の注目だった「ヘリコプターから降りるとき」と題するベンの一人芝居が始まります。「経済見通しが概ね一致すれば」という条件付きではありましたが、「2013年末までに資産購入のペースを緩める可能性」を示唆したほか、「2014年半ばころには資産購入を終了させる可能性」にも言及しました。当然のごとく、ベンの「テーパリング(tapering)宣言」を受けた市場はさらなるドル買いへと走っています。

市場では「かなり分かりやすく道筋をたてた」との声が多く、オバマ米大統領からも実質的な首切りを宣言されている議長としては、第3弾まで突き進んだ壮大な歴史的検証としての「量的緩和政策」を、やりっぱなしで退任することだけは避けたかったのかもしれません。同時に現在続けている異例の低金利は失業率が6.5%になったとしても、それから「かなりの期間」継続することも強調。テーパリングと利上げとの時間軸の違いやその乖離の大きさを認識させようと必死なベンの姿が世界中に映し出されました。

ただ、ダウ平均はその後2日間で約550ドルの暴落。米10年債利回りは連日10bpを越える急上昇が続いているほか、NY金先物などコモディティ市場の急落やエマージング市場からの資金引き上げなど、一時的なショックが世界中に波及したかたちとなりました。これら市場が出来るだけ早く落ち着きを取り戻すことが必要ですが、「ベンと市場との対話」が失敗に終わったのかどうかを判断するにはまだまだ時期尚早なのかもしれません。

ひとつだけはっきりしていることは、ヘリコプターから紙幣をばらまくという政策に対して、「もう終わりを待つ国の通貨ドル」と、「まだ始めたばかりの国の通貨円」という日米金融政策の方向性の違いは、これで公式なかたちとして拡大していくことになりました。訳の分からない投機的相場がどうやら一段落した今、ボディーブローのように政策が効いてくることになりそうです。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は買い戻される展開となりました。FOMCを控えて週明けから底堅い動き。日経平均先物の上昇なども手伝い95円台後半まで買いが先行しました。注目のFOMCでは「労働市場が著しく改善している」ことを表明したほか。バーナンキFRB議長の定例記者会見で2013年末から資産購入ペース縮小の可能性が示唆されると米長期金利が急上昇。つれるかたちで上値を試す展開となりました。20日には自民党の参院選公約に「法人税減税」が盛り込まれたことをきっかけに買いが加速。一時98.29円の高値まで値を上げています。週末のアジア市場では、ダウ平均がバーナンキFRB議長の発言を受けて急落したにもかかわらず、海外ファンド勢中心に強い買い戻しの動きが観測されたこともドル円の下値を支えることになりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、底堅い動きを予想しています。週末の都議会選で自民党の候補者全員が当選するなど完勝となったことを受けて、安倍政権への期待感から買いが先行。先週末の高値98.14円を上抜けて一時98.72円まで値を上げました。日経平均も下値が堅くなってくると予想しており、下押しを着実に拾っていきたいところです。上値では、一目均衡表基準線の98.76円が目先の目処として意識されているほか、11日の高値99.05円や10日の高値99.29円がレジスタンスレベルとなっています。6日の高値99.47円も戻りのポイントです。下値では、先週末の安値96.86円が目先の目処として意識されていますが、一目均衡表転換線の位置する96.24円がサポートレベルとして意識されています。

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