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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

しっぺ返し

更新日:2013年6月18日

先週は、日銀金融政策決定会合が追加緩和を見送ったことを受けて、市場は再び乱高下相場に突入してしまいました。11日のアジア市場では、12時の鐘を聞くよりかなり早めの時間帯に、もしかすると「発表に控えてさくっと早めのランチでもとっておこう」なんて考えを巡らしていた参加者も多い中、日銀金融政策決定会合は終了しました。遅すぎるのもトイレにちょっと立つ時間もなくなってしまい、極度の緊張感の連続から気分を悪くしてしまいがちですが、逆にこれだけ早く終了してしまっても、2日間きちんと開催してはいるものの「何にも討論していない」との政策への軽視とも取られる印象を与えてしまいます。

1日目を終えた感触から「日本版LTRO」の期間延長が難しい状況となっていたことは予想出来てはいたものの、海外勢中心に期間延長への期待感がかなり強かったことから「異例の早い時間帯での終了と同時に変更なし」という一番やってはいけない結果に、ドル円は一気に売り浴びせられる結果となりました。NY市場に入って97.00円を挟んだもみ合いがしばらく続いたものの、シカゴ時間である日本時間2時を過ぎたあたりから一気にシカゴ筋の投げ売りが観測されると、瞬く間に95.59円の安値まで売り込まれてしまいました。一夜明けた東京勢からも「今月はついにイエローサブマリン」との笑えないジョークがあちらこちらから聞こえてくるほど。前週末のGPIFのポートフォリオ変更を受けて、いつでも介入のような買いを入れることが、制度的にも、技術的にも可能になっている日経平均やドル円でしたが、海外ファンド勢は「日銀のドタキャン」を受けて容赦のない売りを再び仕掛けました。「とにかくひどい相場だった」とはNY市場参加者からの第一声でしたが、何がひどかったかと言えば、「リクイディティのなさ」が相場を急落へと導いてしまったことです。このところの乱高下を受けて、市場参加者の多くが「傷んでしまっている」ことで、通常のマーケットで出されるビッドやオファーがインターバンク勢から出される余裕もなく、「ポジションを最小限に抑えて、これ以上の損失を出したくない」といった市場心理が益々市場の流動性を薄くしていきました。

ところで、安倍首相の3本目の矢に突き刺された後、その傷も癒されぬまま黒田日銀総裁の危機感のない発言に失望した市場は、逆説的に言えば、「アベクロの両者に失望してしまった後は、もうどこにも失望するものがない」状況となったことで、「長期国債や日経平均が落ち着けば確実に下値を拾っていく」ことは理にかなっているようにも写ります。ドル円も13日に一時93.75円の安値をつけたあと、株価が落ち着くにつれて一旦は下値の堅い動きとなっています。何度かお伝えしている通り、GPIFの運用は既に7日から「施行」されていますし、本邦機関投資家が同様に外物への投資を増加させてくるのは「周知の事実」ともなっています。財務省内部でも、GPIFのポートフォリオ変更を突如発表させたこととも関係してきますが、「このまま不安定な市場が続いてしまっては、消費税引き上げどころではなくなってしまう」という危機感が強く、悲願達成の為の手段は選ばないはずです。国策としての「量的・質的金融緩和」はマネタリーベースの急増がその着実な実行を裏付けていますが、日経新聞にリークさせてまで市場に織り込ませた「日本版LTROの期間延長」を、1日目の会合でドタキャンしたつけは、かなり大きなしっぺ返しとなって戻ってきました。今や世界中の投資家が「アベクロバブルポジション」を形成しているわけで、今回のようなちょっとした政策当局サイドの油断が、取り返しのつかない事態を招きかねないリスクを持ち備えていることを思い知らされた週となりました。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円が売り込まれる展開となりました。週明けはS&Pが米国の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたことを受けて一時99.29円まで値を上げる場面もみられましたが、日経新聞が「資金供給オペの期間を延長する案は時期尚早」と報じたことを受けて売りが強まる展開となりました。翌日の日銀金融政策決定会合では「金融政策の据え置き」を決定。追加の金融緩和が見送られたほか、黒田日銀総裁が「オペの期間延長」に対して消極的な姿勢を示すと一気に売りが加速。日経平均先物の暴落を受けて一時93.75円の安値まで売り込まれています。著名FEDウォッチャーから「FRBは利上げの時期を市場が予想しているよりも遅らせる」との見解が伝わったことを受けて95.80円まで値を戻したものの、週末には再び日経平均先物の急落を受けて93円台まで下押ししています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、神経質な展開を予想しています。18-19日にFOMCが予定されていることから、目先は動きづらい動きとなりそうです。引き続き日経平均先物に左右されることになりますが、株価が落ち着いてくれば、ドル円は下値を切り上げてくるでしょう。下値では、先週末安値の93.98円や13日の安値93.75円がサポートレベルとして意識されています。93円台では底堅い動きとなっています。上値では、先週末高値の95.80円や13日の高値96.09円がとりあえずの目処として意識されていますが、一目均衡表転換線の位置する96.62円や12日の高値97.03円がレジスタンスレベルとなっています。また、一目均衡表雲下限の97.48円も重要なポイントです。
今週は19日にFOMCが政策金利のほか、経済見通しを発表します。バーナンキFRB議長の定例記者会見も予定されています。20日には6月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が公表されます。また、17-18日に北アイルランドでG8首脳会議が開催されます。

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