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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

政策転換

更新日:2013年4月2日

先週も引き続きキプロス救済問題が市場を動かすことになりました。24日日曜日の夜に始まったユーログループは、結局深夜までかけて最後のキプロス救済策を承認しました。キプロスとトロイカとの間で協議が行われましたが、「大枠合意」に至ったことで、ユーログループも承認する運びとなったわけです。キプロス議会が最初に示された救済案を賛成0で否決するという荒業に打って出たことで、ECBが緊急流動性支援(ELA)を3月25日までしか行わない旨を通達。ロシアのアングラマネーを守るべく「目に見えない力」が様々な場面で働きキプロスは別の道を選択しかけたものの、結局破綻を回避する残された道はひとつしかないことに気づいたことになります。

ドイツなどが以前から提案していた2大銀行をひとつにまとめあげ、10万ユーロ未満の預金を保護する「グッドバンク」として再生することで大筋合意に達しました。具体的には「ポピュラー銀行」の「10万ユーロ未満の預金をキプロス銀行に全額保護の上で移管」するわけですが、残りの預金やキプロス銀行の10万ユーロ以上の預金は「ヘアカット」の対象として今後処理を進めていくことになりました。

救済案の合意で一旦は落ち着くかと思われた市場でしたが、そこには実は大きな問題が隠されていました。現在市場が一番懸念しているのは、ダイセイプルーム・ユーログループ議長が「キプロスのケースが今後の雛形になる可能性がある」と口を滑らしたように、ユーロ圏財務相会合で「銀行再編(処理)時での基本的政策転換が現実に行われた」ことにあります。これまでの「納税者」つまり、公的資金での負担をやめて、「民間投資家」つまり、債券保有者や大口預金者にその矛先を向けることが協議されました。現状では次なる銀行再編などが急務となっている国は存在していませんが、市場の不安心理は増大するばかり。

3月27日には国債入札が不調に終わったことをきっかけに、イタリア国債が急落。10年債利回りは一時4.8%にまで急上昇しました。イタリアのユニクレジット株などは7%を超える急落で一時取引停止となるなど、全般リスクオフの動きとなりました。イタリア総選挙から1ヶ月以上たったにもかかわらず、未だに連立政権樹立の見通しが立たないままとあって、キプロス問題が大きすぎて忘れられそうになっていたイタリアのリスクが再びクローズアップされることになりました。

ところで、今週に入ってキプロス中銀より「大口預金者」の負担に関する詳細が明らかにされています。キプロス銀行の10万ユーロを超える預金に対して「37.5%を議決権のある株式に転換」するほか、「22.5%は資本増強の条件が満たされるまでは差し押さえる」ことが判明。最大で60%の預金が処理されることになりました。また、残りの40%に対しても「流動性維持のために一時的に凍結される」ことになりました。

要するに、誰も欲しいと思っていないキプロス銀行の株式が37.5%分手に入る以外は、まったく不透明。最悪の場合には残りの預金もあきらめるしかないといった「銀行処理」案に、市場参加者からは「それにしても厳しすぎる」との声も聞かれています。市場では、今となっては「処理の詳細」がどんな形となろうとも「あまり関係ない」話なのかもしれませんが、「預金がある日突然なくなる」なんていう恐ろしい時代になったものです。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は方向感のない展開となりました。合意されたキプロス救済案で「銀行再編における負担を大口預金者などの大口投資家に求める」ことが明らかになりましたが、ダイセイプルーム・ユーログループ議長が「その他のユーロ圏の国の前例とみなされるべき」と発言したことを受けてクロス円中心に下落。一時93.53円の安値まで売り込まれる場面もみられましたが、3月18日の安値93.45円を意識した買い戻しなどが観測されると、次第に底堅い動きとなりました。日経新聞が「日銀は新たな国債の購入目標を設定する」と報じると買いが強まる展開に。一時94.91円まで値を上げています。ただ、週明けの高値94.97円を上抜けることができず、再び93円台まで下押すなど、方向感のない動きを繰り返しました。
週末は3月期末となったものの、主要市場がイースターホリデーで休場となったこともあり、目立った動きは観測されませんでした。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

今週は、ユーロドルは上値の重い動きを予想しています。キプロス救済の条件に「ベールイン」つまり、「民間の投資家に負担を求める」ことが明らかになったことを受けて、全般売りが強まる動きとなっています。上値では、200日移動平均線の位置する1.2884ドルや3月26日の高値1.2890ドルが戻りの目処として意識されています。戻りを引きつけて売っていきたいところです。下値では、3月27日の安値1.2750ドルが目先の目処として意識されていますが、下抜けた場合には2012年11月13日の安値1.2661ドルが視野に入ってくることになりそうです。

今週は2日にRBA、4日に日銀、英MPC、ECBがそれぞれ政策金利を発表します。5日には3月米雇用統計が予定されています。

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