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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

キプロスウィーク

更新日:2013年3月26日

先週は、キプロスで始まりキプロスで終わるまさに「キプロスウィーク」となりました。週末に行われていたユーログループでしたが、いつもと同様に10時間以上の夜を徹した作業を経て、日本時間16日の11時過ぎに「キプロス救済案」で合意に至りました。

内容は100億ユーロ規模の救済となりましたが、支援を受ける条件として銀行預金に対する強制的な課税が盛り込まれました。
「10万ユーロ未満の小口預金に対して6.75%、それ以上の大口預金に対してはなんと9.9%」が預金口座から直ちに凍結。
当然のごとく、キプロス国内のATM前には長蛇の列が発生することになり、ほぼ全てのATMのキャッシュが枯渇するという、「まるでドラマ仕立ての光景」が繰り広げられることになります。

「パンドラの箱」を開けてしまったユーロ圏でしたが、あまりの反響の大きさに驚いたユーログループは、再び緊急電話会議を開催。10万ユーロ未満の預金への課税をあきらめる代わりに、10万ユーロ以上の預金には15.6%の課税をかけることをキプロスに通達しました。
キプロス自身が58億ユーロを捻出する方法はそれ以外に道はありませんでした。

ただ、この騒動。実は新たなドラマの始まりに過ぎませんでした。キプロス議会での預金課税法案の採決を前にしてサリスキプロス財務相が急遽モスクワに訪問。
なんと「ロシアに銀行預金課税法案を否決する代わりに、新たな金融支援の申し出」を行いました。突然の「救済資金のせびり」には、さすがにユーログループもおかんむり。10万ユーロ以上の預金者の半数以上を占めるロシアのグレーマネーを保護する動きに、事態はさらに複雑化していきます。

そして決定的となったのが、ECBによる緊急流動性支援(ELA)のキプロス向け残高に関する通達でした。「25日までは維持する」との最後通達は、26日以降はキプロスの銀行破綻、ひいてはユーロ圏からの離脱を意味するわけで、さすがのキプロス側も「予想以上の厳しい決定」にロシアマネーを守るというロシア側の理論を後回しせざるを得ない状況に追い込まれました。

最終的には2大銀行のひとつであるポピュラー銀行を「グッドバンク」と「バッドバンク」に解体し、もうひとつのキプロス銀行に預金を移管する案が協議されることになりましたが、10万ユーロ未満の預金のみを保障することは確実視されているものの、それ以上のマネーはどう処理されるかは定かではありません。

ユーロ圏としてはキプロスからの新たな提案を待って、トロイカで協議した上で最終的な判断を下すことになりましたが、大きな週末リスクだけが残されることになりました。

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は上値の重い展開となりました。
キプロス議会が「預金課税法案」を否決したことで、キプロス支援への不透明感が高まるなか、FOMCが政策金利を据え置いたことを受けて一時96.135円の高値まで値を上げる場面もみられましたが、その後は米系ファンド勢からの利食い売りに押されて頭の重い動きとなりました。
週末にはキプロス問題解決への期待感が高まったことから買い戻されたものの、戻りも限定的。結局94円台半ばでの引けとなっています。黒田日銀総裁の就任記者会見に対する期待感が高まりましたが、目新しい発言がなかったことから戻り売りが先行することになりました。
なお、バーナンキFRB議長はFOMC後の定例記者会見で「経済が改善しても緩和策を継続する。資産購入のペースを調整する可能性がある」ことに言及しましたが、目立った反応はみられませんでした。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」 ※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週は、ドル円は引き続き神経質な展開となりそうです。
週明け早朝のアジア市場では、ユーロ圏財務相会合でキプロス救済に大枠合意に達したことを受けて、クロス円中心に買いが先行。一時94.97円まで値を上げました。今後は10万ユーロ以上の預金をどう処理するかに焦点が集まることになりますが、25日が期限となっていたECBによるキプロスへの緊急流動性支援(ELA)がとりあえず継続される見込みとなったことから、下値を拾っていく向きが増えると予想しています。

ただ、期末を控えて本邦実需の戻り売り意欲も強く、今週は実需のフローに影響されることになります。上値では、一目均衡表転換線の位置する95.06円が目先の目処となっていますが、22日高値の95.14円がレジスタンスレベルとなっています。20日の高値96.135円も重要なポイントです。
下値では、一目均衡表基準線の93.78円や18日の安値93.45円がサポートレベルとして意識されています。黒田日銀体制のもとで臨時日銀金融政策決定会合が開催されるかどうかにも注目しています。

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