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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

残された爪あと

更新日:2012年9月11日

先週は、6日のECB定例理事会を控えて、4日には各国中銀に「債券購入プログラム」、いわゆる「マネタリーアウトライトトランザクション」(monetary outright transactions)のドラフトが提示されました。先月末のジャクソンホールでの経済シンポジウムをドタキャンしたマリオはじめECB理事たちが徹夜でフランクフルトの一室に閉じこもって協議を重ねた詳細でしたが、翌日には仁義なきリーク合戦となりました。

「償還期限3年までの短期国債の無制限買入れ」と「買入れ国債の不胎化」によってマネーサプライをいたずらに増加させないというプログラムの骨格が明らかになりましたし、買入れ国債にはECBに付与されている「返済優先権」も放棄されることがわかると、市場は一旦はユーロドルの買い戻しで反応しました。ただ、懸案だった「独国債とのイールドスプレッドに上限を設ける」ことはまとめられず、その実効性にかなりの懸念は残したかたちとなりました。

また、購入対象国、つまりイタリアやスペインに対してはプログラム実行の条件として「緊縮財政策」を課すことになりますが、それらの条件が満たされなくなった場合、ECBはプログラムを停止するか、さもなければユーロ圏の崩壊を選ばざるをえなくなります。結果的に、なし崩し的な買入れを続けなければならなくなるリスクをどう克服するのかという問題は、そのまま放置されました。

そして、ユンケルユーログループ議長の仲裁役としての出席も賜って開催されたバイトマン独連銀総裁との「仁義なき戦い(ECB定例理事会)」を終えて、6日のドラギECB総裁の定例記者会見では「対象国債には適格担保条件をつけない」ことも明らかになっています。

よく言えば、欧州債務問題解決のために「何でもやる」ことが表明されたとも言えますが、悪く言えば、「たとえジャンク級の紙くず国債となっても、無制限に国債を買い続ける」ことにもなるわけで、ECBのゴミ箱化、いわゆるBADBANK化は、バイトマンが到底受け入れられるものではありませんでした。

定例理事会前日には「バイトマン独連銀総裁一人がドラフトに反対している」と異例の先制攻撃を受けた独連銀は、マリオの会見後、正式に「国債買取りプログラムは国家の財政ファイナンスに近い」ことから「バイトマン独連銀総裁は反対した」ことを表明しました。

もともと独連銀がモデルのECBは、その大元だけが反対するという異様な光景の中で、粛々と多数決というかたちで強行突破が断行されました。ブラックマンデーの引き金を引いたのがまさにこのブンデスバンクだったことを思うと、少々怖い気がしてきます。残された爪あとはかなりの深さです。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。週明けは米国がレイバーデーの休場となったこともあり、78円台前半での小動きとなりましたが、ECBの「債権購入プログラム」のドラフトが明らかになると、クロス円中心に底堅い動きとなりました。6日には週末の8月米雇用統計を前に8月ADP全米雇用報告をはじめ新規失業保険申請件数、8月米非製造業指数が軒並み市場予想を上回る強い数字となると、一気に上値を試す展開に。一時79.04円の高値まで値を上げています。ただ、週末の米雇用統計で非農業部門雇用者数が9.6万人と大幅に弱い結果となると、一転売り込まれる展開に。一時78.016円の安値まで値を下げています。市場では、「最低でも15万人程度の数字が出るのではとの期待感が強かった」だけに、全般ドル売りの動きが強まりました。

ユーロドルも弱い米雇用指標を受けて、目先のストップロスを断続的に巻き込むかたちで上げ足を速め、一時1.2818ドルの高値まで買い上げられました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週の東京市場では、ドル円は戻りの鈍い展開を予想しています。週明けからユーロ円などに本邦実需の売りが出ていることもあり、仲値を待たずにじり安の動きとなっています。上値では、一目均衡表転換線の78.52円が目先の目処として意識されているほか、一目均衡表雲の下限が位置する78.66円がレジスタンスレベルとなっています。下値では、先週末安値の78.016円がとりあえずの目処となっていますが、8月1日の安値77.90円がサポートレベルとして意識されています。77円台では、介入警戒感が強まると予想されていますが、全般的なドル売り相場となっていることもあり、下サイドへの圧力は強まっています。12日には独連邦憲法裁判所がESMと新財政協定に対する合憲判断を行うほか、12−13日にはFOMCが開催されます。先週末の8月米雇用統計が非常に弱い数字となったこともあり、市場では追加金融緩和への期待感が増しています。異例の低金利を継続する時期を2014年末から1年間程度延期する時間軸の延長や、MBSをはじめとする債券買入れによる量的緩和策などが予想されています。

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