FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2012年バックナンバー
  5. 和田仁志が斬る、相場のセンチメント

マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

夏休み中に

更新日:2012年8月7日

8月に入って夏休みを取る市場参加者も多くなってきましたが、先週は週明け早々からガイトナー米財務長官が急遽、北海に浮かぶジルト島まですっ飛んでいきました。「そして私を信じて欲しい。この言葉だけで十分のはずだ」(And believe me, it will be enough)との、恐らくドラギECB総裁退任後にまとめられる「名言集」の一番上に載せられるはずの発言を受けて、世界中がサマーバケーション中にもかかわらず慌しい動きをみせました。

ジルト島のショイブレ独財務相の別荘で行われた米独財務相会談の声明では「ユーロ圏諸国が債務危機の克服に必要な改革を実行することを確信している」と表明しただけで、核心の議論については何も明らかにされなかったほか、その後で会談したとされている噂のマリオとの内緒話も、当然のことながら伝わらず。

相変わらずの欧州隠密奉行巡りの旅となりました。モスコビシ仏財務相とも電話会談をしたようですが、「金融システムの安定化に向けた欧州の取り組みについて協議」との米財務省からの「ある意味どうでもいい内容」の発表があっただけと、非常になぞに包まれた状況が続きました。 

そして迎えたECB定例理事会では、政策金利は据え置き。理事会後のドラギECB総裁の定例記者会見では、最初に飛び込んできた発言のヘッドラインに「公開市場操作」の文字がみられたことで、市場は「何らかの対策が決定した」と、ユーロドルの飛びつき買いに走りました。前週末にドラギECB総裁が市場を甘い言葉で誘惑することに成功した後の高値が1.2390ドルでしたが、そのイリュージョンの高値までぶち抜けて一時1.24063ドルまで買い上がりました。

ただ、マリオの言葉には「断言する文言」は入っていませんでした。簡単に言えば、「何でもやろうとしたけれども、反対する人が一人いて、どうしてもまとめきれなかった。近日中にもやる予定だからよろしく。今はちょっとすぐには出来ないけれども、やる可能性だけはある」といったところでしょうか。買い上げた市場は、「完全に騙された気分」に一転。一気に1.21335ドルの安値まで売り込まれる始末。スペイン10年債利回りも一時7.2%まで急上昇となりました。

週末のFT1面トップの見出しが「Draghi kills hopes of instant ECB action」(ドラギがECBがすぐに行動するとの市場の希望を殺してしまった)とのセンセーショナルなものとなっていることからも、市場の落胆振りがわかるというものです。常に感じることですが、金融政策が上手くいくのもいかないのも、実はこういった市場とのコミュニケーションスキルのセンスがあるかないかに大きくかかっています。

ただ、週末の7月米雇用統計では非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回る強い数字。市場はダウの急騰というリスクオン相場に逆戻りとなっています。ユーロドルのチャートをじっと眺めた後のディーラーからは、「深いため息」ばかりが伝わってきています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ユーロドルが乱高下する展開となりました。週初から1.23ドル台の戻り売りが強い動きとなりましたが、FOMCで追加の金融緩和が見送られたことを受けて1.2218ドルまで値を下げました。翌日のECB定例理事会ではECBによる国債買入れなどへの期待感から買い戻しが先行。ドラギECB総裁の記者会見直後には一時1.24063ドルの高値まで買い上げられたものの、具体的な国債買入れやLTRO再開への言及がなかったことから一気に失望売りが加速。一時1.21335ドルの安値まで急落しています。ただ、週末には7月米雇用統計が市場予想を上回る強い数字となると、ダウ平均が大幅高。リスクオンの動きが強まったことで、一転買い戻しの動きが強まることになり1.23928ドルまで値を戻すなど乱高下を繰り返す動きとなりました。

ドル円は強い米雇用統計の数字を受けて買い戻しの展開となり、一時78.776円の高値を付けています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週は、ドル円は上値の重い展開を予想しています。上値では先週末高値の78.776円がとりあえずの目処となっていますが、7月20日の高値78.809円や7月19日の高値78.825円がレジスタンスレベルとして意識されています。200日移動平均線も79.16円に位置しており、一旦は戻りを売ってみたいところです。8−9日に日銀が金融政策決定会合を開催しますが、先週のECB定例理事会やFOMCで追加金融緩和がなかったこともあり、日銀も引き続き据え置きの政策となると予想しています。一部市場参加者からは「新たに二人のハト派審議委員が加わったことでサプライズの緩和もあり得る」との声も聞かれていますが、可能性は低いとみておいたほうがよさそうです。下値では、1日の安値77.90円が目先の目処として意識されていますが、6月1日の安値77.65円が重要なサポートレベルとなっています。

引き続き77円台では介入警戒感が根強く残っており、神経質な動きとなりそうです。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)