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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

綱引き

更新日:2012年7月24日

果たして何度同じ「行って来い」を繰り返せばよいのでしょうか。先週は、ほぼ1週間続くこの「勝者のいない相場」を目の当たりにして、自身の無力さに気付かされた市場参加者も多かったはずです。週末にはポイントとなっていた13日の安値1.2162ドルをやっと下抜けることに成功した市場でしたが、顕著だったのは17−18日にバーナンキFRB議長によって行われた半期金融政策報告の議会証言を受けた動きでした。

何よりも消費することが好きな国民ばかりの米国が、小売売上高で3ヶ月連続マイナスに落ち込むという、ともするとGDPよりも景気指標として認識されている数字が落ち込むという「ショック」を受けた市場では、一部からは「リセッションではないか」との声も聞かれていたわけで、翌日のベンにかける期待は尋常なものではありませんでした。

ところが、議長の原稿に書かれていた文章には「適切に行動する準備がある」とのいつもの文言とともに、「量的緩和はリスクをもたらし、安易に活用されるべきではない」との認識が付け加えられていました。QE3に消極的な発言を受けた市場は、一気にユーロドルを売り浴びせましたが、質疑応答で金融緩和の手法としては「連銀貸出や超過準備への付利水準の引き下げも可能」であることを表明。慌てた市場は、一転ユーロドルの買い戻しに走り1.22998ドルまで値を戻しました。

翌日の下院での証言でも、欧州時間に売り込まれた後、バーナンキFRB議長が「雇用に十分な進展がないと結論付けられれば、FRBは追加措置を講じることが可能」と発言するとまたまた買い戻しとなる始末。

ECBが中銀預金金利をゼロに設定して以来、ECBがスペインの銀行救済に関して「優先債(シニア)までにも損失負担させる方向である」ことが判明して以来、リアルマネー中心にユーロからの離散が断続的に観測されている一方、米国も「QE3までのコンセンサスは取れていないにしろ、直近の追加金融緩和の可能性が高まっている」わけで、このような不可解な動きが続いてしまうのは、ユーロという資金を巡って「世界中のマネーがうごめき合っている」証なのかもしれません。

週明けのFT一面には、FOMCの投票メンバーであるウィリアムズ米SF連銀総裁のインタビュー記事がトップ記事として掲載されています。高止まりしている失業率が一向に改善しないことに苛立ちを隠せない様子で「更なる金融緩和がない限り改善は見込めない」ことを明言しています。

市場では、サマーバケーション後の9月FOMCでの追加金融緩和を織り込む動きとなっていましたが、早くも7月31−8月1日のFOMCでの追加緩和の可能性も高まってきました。ウィリアムズ総裁が言及しているように、「QE3実施の弊害」に対するメンバーの懸念はまだまだ強く、その懸念を少しでも和らげるために米国債を買うのではなく、MBS(不動産担保証券)などの買い入れによる量的緩和も現実的な追加策として浮上してきています。今週も、欧州でのスペイン、ギリシャのデフォルト問題の再燃と、米国金融緩和期待の台頭との綱引きが早くも開始されました。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。週明けに6月米小売売上高が前月比▲0.5%と市場予想に反して大幅に弱い数字となったことを受けて売りが先行。米著名レポートが「財務省と日銀は、円高は日米金利差縮小の結果であり対応が必要となるだろうと考えている」と報じたことで買い戻される場面もみられましたが、バーナンキFRB議長の議会証言などを受けて再び下値を探る動きとなりました。19日には米新規失業保険申請件数のほか、7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、6月米中古住宅販売件数、6月米景気先行指数が軒並み市場予想を下回る弱い数字となると、一時78.42円まで下落しました。米長期金利の急低下も売りを後押ししています。

クロス円も総じて弱含みで推移。ユーロ円は週末に一時95.35円まで売り込まれています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

週明けの海外市場では、ユーロドルは荒い値動きとなりました。欧州時間はスペイン10年債利回りが一時7.565%まで急上昇したことを受けて売りが先行。1.20821ドルまで値を下げました。1.2075ドルのバリアオプションを意識した買い戻しなどから1.21385ドルまで買い戻される場面も見られましたが、スペイン証券取引委員会が「全株式の3ヶ月間空売り禁止」を発表すると欧米株式のヘッジ売りが加速。ダウ平均が一時240ドル近い急落となると1.2067ドルの安値まで売り込まれました。ただ、WTI原油先物の大幅下落を受けて豪ドル売りが強まると、ユーロ豪ドルやユーロNZドルなどのユーロクロスの買い戻しが先行する展開に。ダウ平均が下げ幅を縮めたことも買い戻しを後押し。一時1.2145ドルの高値まで上昇しています。引け間際には、MDYが「独、オランダ、ルクセンブルクの格付け見通しをネガティブに引き下げ」たことを受けて1.2114ドルまで下押ししました。

今週のユーロドルは、先週末の安値1.2144ドルまで買い戻しが進んだこともあり、再び下値を試す動きを予想しています。2010年6月7日の安値1.1876ドルが当面のターゲットとなってきました。

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