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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

これでは何も買えない

更新日:2012年7月17日

先週の10日は、ユーロ圏財務相会合を経てEU財務相理事会が開催されましたが、スペイン救済については「とりあえず7月末までに300億ユーロ」の融資が行われることになりました。最大で1000億ユーロですが、この後の展開は誰にも読むことは出来ない状況で、スペインの銀行支援に対するEUの覚書では「政府支援銀行のハイブリッド資本と劣後債債権者にはヘアカット(債務減免)を要求する」ことが明らかになりました。

ギリシャ救済プランに代表されるソブリンのヘアカットは通常使われる処理方法ですが、民間の銀行を処理する場合、株式を株主責任の名の下に一定の損失を負担させることはあっても、債券保有者までにその損失負担の範囲を拡大してしまった場合、今後も十二分に起こり得る事態の解決策としてのモデルケースにされてしまう可能性が高いわけで、一部市場参加者からは「かなり憂慮すべきこと」との声も聞かれています。

まして、週末のWSJが報じているように、「スペインの銀行救済での損失を優先(シニア)債保有者までにも負担させる」ことが論じられているようで、こうなってくるとますます資本は逃げ出していくことになります。

ESMから直接資本注入が出来るようになった暁には、ESMの返済優先権も放棄。民間金融機関の苦悩は続くことになります。ギリシャで半分持っていかれ、その半分も返ってくるかわからない中で、今度はスペインの民間銀行の劣後債や優先債までも泣きを見ないといけない可能性が高いとあっては、水面下で進んでいる債務問題の根深さを痛感させられます。

ECBが下限金利である中銀預金金利を0.25%からゼロ%に引き下げてからというもの、ソブリンファンドやリアルマネーからのユーロ離れが顕著になってきています。ユーロ豪ドルやユーロポンドなどのユーロクロスは、断続的に売られる展開となっています。

ただ、忘れてはならないのは米国も状況は同じで、根強く残る金融緩和期待が、ユーロドルの急落を防いでいます。市場では「米国も超過準備に対する付利の水準を引き下げる可能性がある」との憶測が台頭してきました。QE3のような表立った量的緩和に対するコンセンサスが出来上がっていない状況のなか、苦渋の選択が行われようとしています。

そんな金融情勢の中、先週は11−12日に日銀金融政策決定会合が開催され、札割れ状態が続いている3ヶ月と6ヶ月物の固定金利オペを5兆円減額。そのかわりに短期国債の買入れ枠を5兆円増額するという小手先の技術的な変更のみが決定されました。

市場は「資産の買入れの増額」というヘッドラインに反応し、決定会合終了直後に円売りを仕掛けましたが、その詳細が判明するにつれて「馬鹿を見た」ことに気付かされました。明らかに「円を買ってください」と市場に申し出ているような施策に、首を傾げる向きも多いです。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。一目均衡表雲の中でのもみ合いが続きましたが、12−13日に開催された日銀金融政策決定会合で追加の金融緩和が見送られる結果となったことを受けて売りが強まる動きとなりました。本邦実需の戻り売り意欲も強まったこともあり、次第に上値を切り下げる展開に。週末には目先の目処とされていた6月29日の安値79.081円を下抜けて、一時79.069円の安値まで値を下げています。米著名レポートが「9月にもECBは中銀預金金利をマイナスにする可能性がある」との見解を示したことも、ユーロ円の売りを後押ししています。ECBによる政策金利引き下げ以来、ユーロクロスの売りが断続的に観測されていますが、ユーロ円も一時96.426円の安値まで値を下げています。
週末は「13日の金曜日」となったことで「必要以上の警戒感」から目先のフローに振り回される市場となりましたが、ドル円は3連休を控えて大きな動きにはつながっていません。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、弱含みの展開を予想しています。週明けに終値ベースで200日移動平均線のほか、一目均衡表雲の下限を下抜けてきたこともあり、戻りは限定的となりそうです。上値では、一目均衡表雲の下限が位置する78.90円や200日移動平均線の79.03円が目先の目処として意識されているほか、16日の高値79.297円もレジスタンスレベルとなっています。一目均衡表転換線の79.38円や、50日移動平均線の位置する79.44円もポイントです。下値では、16日の安値78.688円や6月15日の安値78.611円がとりあえずの目処となっていますが、6月1日の安値77.652円がサポートレベルとして意識されています。
連休明けに安住財務相から円高牽制発言が相次いでいることもあり、しばらくは神経質な動きが続くことになります。

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