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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

波乱という名の花火

更新日:2012年7月10日

WTI原油先物の7ドル以上の暴騰を受けて投機筋の絶叫で終えた直後の7月相場入りとなりましたが、先週はスペイン10年債の暴落をきっかけに、欧州債券市場が最近では稀に見る暴力的なパニック状態に陥りました。

米国が独立記念日の祝日で、NYマンハッタンでは大手百貨店「メーシーズ」主催のハドソン川沿いでの花火大会が盛大に行われている最中、スペイン10年債利回りは一時6.411%にまで16bp以上の急上昇。翌日の5日には、ECBの政策金利引き下げの後、なんと43bpの暴騰。週末には一時7.036%と再び自力での財政再建が危ぶまれるとされる7%の大台まで上昇する羽目になってしまいました。

ECB定例理事会では、マリオの「ゼロ%砲撃」が炸裂。ついにECBも政策金利を1%を割り込む0.75%に設定し、「ゼロ倶楽部」への仲間入りを果たしています。市場参加者を驚かせたのが、同時に明らかになった上限金利である限界貸出金利の1.75%から1.50%への引き下げと、下限金利である中銀預金金利の0.25%から0.00%への引き下げ。特に市場では「自動的に0.25%引き下げるとゼロになってしまう中銀預金金利については、少しでも金利を残す方向」という認識でいたわけで、それがいきなりゼロ金利となれば、驚きも倍増といったところです。

続いて始まったドラギECB総裁の定例記者会見では「ユーロ圏経済成長は依然として弱い」ことを指摘したほか、「不透明感の高まりが信頼感とセンチメントを圧迫している」と危機感を募らせました。ただ、市場が期待していた流動性供給拡大の代名詞であるLTROについての言及は無しとあっては、ユーロドルの売りに売りを呼ぶ状況となりました。

現に、週末にはその余波がかなりの広がりを見せ始めています。JPモルガンチェースやGS、ブラックロックといった金融機関が、ユーロ建てMMFの販売を停止。中銀預金金利がゼロ%では、やっている意味がなく、こういったマネーの離反はボディーブローのように市場に浸透していきます。週明け早朝には、先週末の安値1.2260ドルを下抜けて一時1.2225ドルの安値まで突っ込み売りされていますが、アジア時間でのショートカバーが終われば、またぞろ、戻り売りが出てくるとみる向きも多いようです。

本来ならば、ECBの利下げと同時に決定された中国人民銀行による利下げや、英MPCによる資産買取プログラム枠の500億ポンドにのぼる拡大とあわせて、明らかに「リスクオン」の動きとなるはずでしたが、市場の出した答えは、「スペイン国債の暴落」と「ユーロドルの急落」という、全く正反対のものとなっています。もしかすると、一部市場参加者が指摘しているように、「EUサミットでの不確かな安易な合意」のつけが、「自然淘汰のように払われた」のかもしれません。

週明けには、スペイン10年債利回りが一時7.1%まで再び上昇。ユーロ圏財務相会合を前にして、市場は正直な答えを突きつけています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は戻りの鈍い展開となりました。週明けから80円台の売りを意識した動きとなりましたが、5日には6月ADP全米雇用報告で非農業部門雇用者数(NFP)が17.6万人と市場予想の10.0万人を大幅に上回る強い数字となったことで一時80.099円の高値まで値を上げる場面もみられましたが、本邦輸出勢による戻り売り意欲が強かったことから次第に上値を切り下げる動きとなりました。週末には、6月米雇用統計が発表されましたが、NFPが8.0万人と市場予想の9.5万人を下回る弱い数字となると一転売りが加速。一時79.499円まで値を下げています。ただ、月曜日の安値79.309円を下抜けることもできず、値幅は限定的となりました。

一方、クロス円は大幅に下落。週末の米雇用時計を受けて、ユーロ円は6月28日の安値98.336円を下抜けるとストップロスを巻き込んで下げ足を速め、一時97.634円まで下落しています。豪ドル円も一時81.04円まで売り込まれました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週は、ドル円は戻りの鈍い展開を予想しています。上値では、先週末高値の80.021円や5日の高値80.099円が目先の目処として意識されているほか、6月25日の高値80.63円がレジスタンスレベルとなっています。80円台では引き続き本邦実需の売りが観測されており、戻りを丁寧に売っていきたいところです。下値では、9日の安値79.425円や6月28日の安値79.22円がとりあえずの目処となっていますが、6月29日の安値79.081円がサポートレベルとして意識されています。また、200日移動平均線の78.97円や一目均衡表雲の下限が位置する78.93円もポイントとなっています。市場では、11−12日に予定されている日銀金融政策決定会合に注目が集まっていますが、先に国会で正式に承認されたハト派で知られる2名の審議委員の任命が間に合わないことが判明しており、今回の追加金融緩和は見送られるとの観測が高まっています。ただ、海外勢中心に緩和期待は根強く残っており、注意が必要です。

また、ユーロドルは目先のサポートレベルとなっていた6月1日の安値1.2288ドルを下抜けてきていることから、下サイドの圧力が強まっています。

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