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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

生きている限り

更新日:2012年7月3日

先週は週末にかけてのEU首脳会議を控えて、6月26日に発せられたメルケル独首相の一言が話題を呼びました。「私が生きている限り、欧州が完全に債務を共有することはない」との過激な発言が、市場関係者を慌てさせることに。財政統合が出来ない限り、「欧州共同債」には絶対反対の立場を取るドイツにとって、現時点での一切の妥協は許されない姿勢を明確にしています。

翌日のユーログループ電話会議を経て、6月28日から週末にかけてEU首脳会議が行われましたが、市場ではメルケル爆弾を受けて「サミットでは何も出てこない」との認識に一気に傾いてしまいました。

スペイン救済の具体的方法論や、新しい財務相が決定したギリシャの救済プランの見直しについても「一定の方向性を示す必要」があったほか、スペイン救済については、ESMのIMFに次ぐ優先債権者条項を撤廃し、問題国債券の購入の可否についても当然議論されることになっていたわけで、とにかくオバマ米大統領からも各国首脳に「ストーカー電話」が連日のようにかかってきている状況。「ゼロ回答」というわけにはいかないことだけは確かだったはずです。

ただ、市場は「生きている限り」というあまりにも強い否定発言に対して、「欧州共同債」だけではなく、もっと短期的な解決策として話し合われる「より現実的な施策」さえも、短絡的に「何も決めようがない」との認識に先走ってしまったようです。

彼らにしてみれば「いつもの時間帯」である翌朝4時過ぎ(ブリュッセル時間)にEU首脳会議の1日目が終了しましたが、「一言も言葉を発せず」に会議場を出て行ったメルケル独首相に続いて、ファンロンパイEU大統領が言葉も軽く話し始めました。

「欧州首脳はスペインの融資に関して返済の優先権を放棄した」と、ESMが持つIMFに次ぐ返済の優先権の放棄を明らかにしたほか、「間もなく提案される見通しの欧州統一銀行監督メカニズムにはECBが関与し、メカニズムが施行されればESMが銀行に直接資本注入することが可能」であると表明すると、ユーロドルは一気に買いが加速。週末のNY市場では一時1.2693ドルの高値まで跳ね上がりました。WTI原油先物が7ドル以上の暴騰となるなど、投機筋の絶叫で終えた週末となりました。

ただ、一部市場参加者からは「決まっていないことをあたかも決まっているように会見してみせた」との声も聞かれています。「ESMの持つ返済優先権の放棄」については、完全な合意となっているようですが、「ESMからの銀行への直接資本注入」に関しては、あくまでも「可能性」であって、決めるのは「これから」という事実は認識しておく必要があります。

「ESMによる国債買い取り」についても、サミットでは「ESMの弾力的な運用」で合意していますが、それが直接「国債買い取り」につながっているわけではないことは、昨日のフィンランド政府の見解からも明らかです。「フィンランド、オランダ政府はESMが流通市場から国債を買い取ることに反対」していることが表明されましたが、ひとつひとつ紐解いていくと、実際は「何も決まっていない」ことに気付きます。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。週明けには一時80.63円の高値まで値を上げる場面もみられましたが、スペイン国債が急落したほか、フィッチがキプロスを格下げしたことをきっかけにクロス円が急落。ドル円もつれて値を下げる動きとなりました。28日にはスペイン10年債利回りが再び7%を上回って急上昇したことを受けて、一時79.081円まで売り込まれています。ただ、週末にはEU首脳会議で「ESMの持つ返済順位の優先権を放棄」したほか、「銀行監督機能が施行される条件で、ESMから直接銀行に資本注入する」ことで合意したことが報じられると、クロス円中心に一転買い戻しの展開に。四半期末の月末に絡む実需の買いもロンドン8時や17時のフィキシングで観測されたことで、79.994円まで値を戻しています。ただ、一目均衡表雲の下限が位置する80.08円を意識した戻り売りも厚く、全般頭の重い状況には変わりありませんでした。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は引き続き戻りの鈍い展開を予想しています。月初とあって、東京時間は実需のフローに左右される動きが多くなりそうですが、上値では先週末高値の79.994円や一目均衡表雲の下限が位置する80.02円を意識した戻り売り意欲が強まりそうです。また、6月25日の高値80.63円がレジスタンスレベルとしてポイントとなっており、このレベルを上抜けない限り、戻り売りのスタンスで臨みたいところです。下値では、先週末安値の79.081円がサポートレベルとなっているほか、200日移動平均線の78.90円も重要なポイントです。また、終値ベースでは一目均衡表転換線の位置する79.88円や50日移動平均線の79.60円が意識されています。3日にはRBA、5日にはMPC、ECBと主要国の政策金利が発表されます。市場では、RBAは政策金利据え置き、MPCは500億ポンドの国債買取額の増額、ECBでは0.25%の政策金利引き下げを予想しています。

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