FXなら安心と信頼のFX|セントラル短資FX

  • 法人のお客さま
  • サイトマップ
  • よくあるご質問
  • お問い合わせ
  • 推奨環境
  1. セントラル短資FX
  2. マーケット情報
  3. マーケットビュー
  4. 2012年バックナンバー
  5. 和田仁志が斬る、相場のセンチメント

マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

二の舞

更新日:2012年6月19日

先週は週明け早朝からスペインの救済がユーロ圏財務相緊急電話会議で合意されたことを受けて、一気にリスクオンの動きとなりましたが、結局アジア時間までの反応にとどまり、結果として欧州債務問題を深刻化させてしまうという皮肉な事態となりました。

2時間半に渡って行われたユーログループの電話会議は、声明文にもあるように「融資額は、所要資本の推定額と追加的なセーフティーマージンをカバーするものでなくてはならず、総額1000億ユーロに達すると試算」されましたが、ラホイ・スペイン首相が重ねて強調していたように、「ギリシャなどのソブリン支払い不能に対する救済ではなく、あくまでも銀行資本増強のための要請」であったことから、IMFを完全に除いたEFSFまたはESMのみからの救済プランという、その他の3カ国(アイルランド、ポルトガル、ギリシャ)とは「明らかに違いをつけた」スキームとなりました。

675億ユーロのアイルランドにしろ、780億ユーロのポルトガルにしろ、問題外とはいえ2470億ユーロのギリシャにしろ、救済プランはすべてEFSFやEU、そしてIMFからの基金となっています。

ただ、その日の欧州市場では再びリスクオフの動きに逆戻りしてしまいます。「間違いなく市場参加者の一番の関心事」だったサッカーの欧州選手権「EURO2012」のイングランドVSフランス戦が行われた日本時間24時過ぎから4時の時間帯を除いた海外市場では、「どうやって資金を捻出するか」という一歩踏み込んだ問題が浮上。

「EFSFまたはESM」から救済を受けるスペインは、仮に「EFSF」から資金を受けることになれば、民間債権者の返済順位は変更なしですが、「ESM」からの救済となれば、ESMは「IMF以外の全てに優先される」との内規があることで、ESMからの融資は自動的に民間債権者への返済を劣後化させることになります。1.2672ドルまで上昇していたユーロドルは、一気に1.24801ドルまで売り込まれるという「元の木阿弥」となってしまいました。

昨日も、ギリシャ再選挙の結果を受けてユーロドルが一時1.2748ドルの高値まで急騰しましたが、その後の海外市場では、スペイン国債が暴落。10年債利回りが自力での財政再建が危ぶまれるとされる7%を突破し一時7.285%まで上昇したことを受けて、売りが強まる動きとなりました。目先のストップロスを巻き込んで下落。一時1.2557ドルまで売り込まれています。

市場参加者の脳裏には「先週月曜日の悪夢」の再現となってしまったことで、このユーロドルの動きが一種のトラウマのように焼きついてしまいました。メルケル独首相も選挙後のギリシャに対して「合意した改革のいかなる緩和も受け入れることは出来ない。ギリシャに向けた新たな支援パッケージに関して協議するいかなる理由もない」などときっぱりとドイツの立場を明確に表明しているわけで、まだまだ「一難去ってまた一難」の状況に変化はありません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は上値の重い展開となりました。週明け早朝からスペインの銀行支援のため、1000億ユーロの支援が合意されたことを受けて、クロス円中心に買いが先行。一時79.78円まで値を上げる場面もみられましたが、その後は米指標が相次いで弱い数字となったことを受けて売りが強まる動きとなりました。13日には5月米小売売上高、14日には米新規失業保険申請件数、5月米CPI、週末15日には6月米NY連銀製造業景気指数、6月米ミシガン大消費者態度指数速報値など、軒並み市場予想を下回る弱い結果となっています。米長期金利の急低下も売りを後押し。一時78.611円の安値まで値を下げて週末の取引を終えています。市場参加者からは「週末にギリシャ再選挙を控えており、目先のポジション調整の売りが目立った」との声も聞かれているほか、週末の日銀金融政策決定会合で、追加緩和策が見送られたことも「ロングの投げを誘った」模様。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明け早朝のオセアニア市場では、ギリシャ再選挙で緊縮財政派が過半数を獲得したことを受けて、ユーロドルが急騰。一時1.2748ドルの高値まで値を上げましたが、海外市場では再び売りに押されています。ドル円もクロス円の買い戻しにつれて一時79.31円の高値まで値を上げたものの、上値の重い動きとなっています。今週のドル円は、戻りの鈍い展開を予想しています。クロス円の動きに左右されることになりますが、週明け早朝から急激に買い上げられたこともあり、目先は利食い売りが先行しそうです。上値では、昨日高値の79.31円や先週末高値の79.514円が目先の目処として意識されているほか、11日の高値79.78円がレジスタンスレベルとなっています。7日の高値79.798円もポイントです。下値では、昨日安値の78.65円や先週末安値の78.611円が目先の目処として意識されています。終値ベースで200日移動平均線が位置する78.74円レベルを下抜けてくれば、1日の安値77.652円が視野に入ってきます。

今週は、18−19日にG20首脳会議がメキシコで開催されるほか、21日にはユーログループが予定されています。また、19−20日にはFOMCが行われ、政策金利発表のほか、経済金利見通しの公表、バーナンキFRB議長の定例記者会見に注目が集まっています。市場では、ツイストオペの延長などが予想されています。

メルマガ無料配信中!

メルマガの配信をご希望の方は右のボタンより登録ページへお進みください。

マーケットビュー メルマガ登録

セントラル短資FXで取引をはじめる 当社でお取引をご検討の方

無料セミナ―を受講する

セントラル短資FXが提供する無料セミナー

「マーケットビュー」執筆陣も出演中。外貨投資の基本からFXのトレードテクニックまで各種セミナーを開催しています。

取引をはじめる

オンラインでスピード口座開設 最短翌営業日で開設

口座開設

!
  • ※当社による情報サービスは、お客さまの投資判断に当たって参考となる情報の提供を唯一の目的としており、断定的な判断の提供や特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
    当社および情報提供者は、情報の正確性、完全性、適時性等を保証するものでは一切なく、情報の内容を予告なく変更する場合があります。また、当該情報の利用によって生じたいかなる損害についても、一切責任を負うものではありません。投資の最終判断は、お客さま自身で行ってくださいますようお願いします。
    当社が提供する情報の著作権は、セントラル短資FX株式会社または情報提供者に帰属します。当社の事前の承諾なく情報の全部または一部を引用、複製、転送などにより利用することを禁じます。
マイページログイン
口座開設
わからないことは
0120-30-8806 携帯電話・PHSからもご利用いただけます。
ご利用いただけない場合 03-6833-0250

受付時間:午前08:00〜午後07:00(平日)