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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

二つの根本的な問題を前にして

更新日:2012年6月5日

先週はスペインの銀行大手バンキアの救済が難航していることもあり、典型的な「リスクオフ」相場となりました。5月31日のFT一面のタイトルが「Investors flee to havens」(投資家が逃避先に逃げ込んだ)となっているように、世界中のマネーが一斉にそれぞれの避難所に流れ込んでいきました。独2年債の利回りはついに「ネガティブ金利」、いわゆるマイナス金利がつくという事態にまで発展し、債券市場への資金流入の動きが「異常」となっています。米10年債利回りも、週末には一時1.4387%と史上最低水準にまで急低下。英国債、日本国債にも同様の動きが見られています。

逆に問題のスペイン10年債などは、大きく開いた穴の修理代が払えずにそのまま流れ出るのを放置せざるを得ない状況。ECBから「流動性供給オペを銀行の資本増強の一部として使ってはいけない」と激しい拒絶反応を示されたスペインは、欧州委員会からは「ESMを銀行の資本増強に直接使用出来る可能性を検討する必要がある」との声明をもらい、一抹の望みが残されたものの、投資家の不安心理を拭い去ることは到底できるものではありませんでした。

ギリシャの再選挙に向けた世論調査の結果が「1日に3回もころころと変わる」状況となってしまい、少々ギリシャネタに食傷気味であることも手伝ってか、市場参加者からは「ギリシャの前にバンキア」との声も多く聞こえてきています。「恐らく銀行の資本増強を目的としたユーロ圏からの救済プランが必要になってくる」との認識が高まっていますが、ギリシャ財政問題とは根本的に異なった欧州財政問題が再び浮上してきています。

今週に入って、銀行監督と預金保険機構の機能を備えた「銀行同盟」なる構想が浮上してきていますが、これにはメルケル独首相が主張している「財政同盟」、いわゆるEUの財務省を創設することもセットにして進行しているはずで、そもそもユーロ圏が「通貨統合」だけでは「無理があった」ことを証明する結果となっています。

ところで、先週は5月31日から6月1日まで月末月初となりましたが、月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングでは、「かなりの量のドル円とクロス円の売りが出た」ことで、5月31日のドル円は一気に78.21円の安値まで売り込まれました。市場参加者からは「200日移動平均線がこんなにあっさりと下抜けるとは思っていなかった」との声も聞かれていますが、目先のストップロスを断続的に巻き込んで下げ足を速めたようです。

月末月初にロンドンフィキシングでまとまったフローが出ることは珍しいことではありませんが、一部からは「最近は東京の仲値で出ていたフローがロンドンフィキシングに移ってきている」との指摘も。こういった明らかに東京外為市場の地盤沈下につながる現象は、非常に憂慮しなければなりません。つまり、東京9時55分の「仲値」を一種のベンチマークとして認識する玉が減少しているということに他ならず、東京市場の存在意義が問われることにもなります。週末の1日より、オフショアの人民元円の取引が東京のブローカー経由で開始されましたが、何とか一件だけご祝儀の出合いがあり、一件落着となりました。マスコミ的には取引の開始をはやし易いですが、その裏ではもっと根本的な市場の衰退が始まっています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。週明けからスペイン、イタリア国債が急落したほか、欧州株式市場が弱含みで推移したことを受けてクロス円中心に売りが強まる動きとなりました。29日には米格付け機関のイーガンジョーンズがスペインを再度格下げしたことを受けてリスクオフの動きが加速。翌日には79.00円を下抜けて売りが強まる展開に。月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングでは本邦勢からのまとまった規模の売りが観測されています。週末の5月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に下回る弱い数字となると一気に売りが加速。一時77.652円の安値まで下落しました。「レートチェックや介入の噂が出回った」ことで、安値をつけた直後に78.724円まで急騰するなど乱高下の週末となりましたが、結局77円台まで下押しして引けています。

ユーロドルはスペインの大手銀行バンキアの救済方法を巡って難航していることから売りが強まる展開となりました。一時1.2288ドルの安値まで売り込まれています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

今週のドル円は、神経質な展開を予想しています。急速に円売り介入への警戒感が高まっていることもあり、アジア時間では買いが強まるケースが多くなると予想されますが、海外市場中心に戻りを見極めて売っていきたいところです。上値では200日移動平均線の78.63円や先週末高値の78.724円、一目均衡表転換線の位置する78.73円が目先の目処として意識されているほか、5月30日の安値78.866円がレジスタンスレベルとなっています。5月18日の安値79.001円も戻りのポイントです。下値では、先週末安値の77.652円がとりあえずの目処となっていますが、2月1日の年初来安値76.027円がサポートレベルとなっています。いずれにしても、株価の動きを睨みながらの神経質な動きとなりそうです。

また、主要国の金利政策にも注目が集まっています。5日にはRBA、BOC、6日にはECB、7日にはMPCがそれぞれ政策金利を決定します。欧州債務問題が再燃していることもあり、ECBやMPCの追加金融緩和政策に注意しています。

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