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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

抱擁しなかった理由

更新日:2012年5月29日

ギリシャが「再選挙」という賭けに出ることを決定した15日、時を同じくしてオランド仏大統領が就任。直後に開催された独仏首脳会談では「メルコランドが抱擁しなかった」ことが市場の話題となりましたが、先週その理由が分かりました。

23日に行われた「非公式EU首脳会議」は、メルケル独首脳がその開催すら反対していたようですが、G8サミットを経て、「ギリシャをユーロ圏に留まらせることが我々の利益であることを確認した」声明文でコミットしたことで、方向性としては「EUサミットもやらざるを得ない状況に追い込まれた」わけです。

オランド仏大統領が先頭に立って開催を主張。何度もドイツの反対で実現できなかった「ユーロ共同債」の発行や、5000億ユーロ規模の救済ファンドからの「個別銀行への資本注入の可能性」を議論することになりました。いずれもフランスが以前から主張していた案を、サルコジ前仏大統領が一歩譲っていた状況でしたが、一気に形勢が逆転。「女心の分からない男とは抱擁なんて出来なかった」のかもしれません。

「結局お金を出して割を食うのはドイツ」であることは確かで、だからこそ「ドイツは議題にすらすることを拒んできた」といえます。結局、深夜まで行われたEU非公式首脳会議後の各国首脳の発言を聞いている限り、サミットでは「お互いの主張を言い合っただけで、何の具体的解決にもつながらない」結果となりました。

ところで、サミット前に実はユーログループの作業部会が電話会議を行っています。この会議では、「ギリシャのユーロ圏離脱という緊急事態に対するプラン(コンティンジェンシープラン)の作成」を要請したほか、ユーログループとしては「ギリシャがユーロ圏から離脱した場合、EUとIMFが信用供与を行う可能性がある一方、ギリシャ国内に莫大な負担を強いるだけでなく、単一通貨ユーロに対する市場の不信が決定的となり、他のユーロ圏諸国に悪影響を及ぼす」と分析していることが判明しました。

市場では、問題児のギリシャが出て行ってくれることで、「長期的には非常にポジティブである」と見る向きも多い一方、その他ユーロ圏諸国への波及効果が大きく、市場の混乱は避けられないと危惧する声も聞かれていましたが、少なくとも現在の当局の立場を確認出来たことは大きな意味があったといえます。

来月6月17日のギリシャでの再選挙の結果を待たなければ、ここから先の仮定の話をすることになってしまいますが、あくまで「ギリシャのユーロ圏離脱」を前提に入れた混乱の収集がEU首脳で話し合われたという事実は頭に入れておく必要がありそうです。

26日に実施されたギリシャの世論調査では、ギリシャ新民主主義党(ND)が再び急進左派連合(SYRIZA)を抑えて第1党に返り咲いたとの結果が複数から報じられたほか、NDと全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と合わせて過半数を優に超える勢いとなっていることも判明しています。ただ、先週は実に3回の世論調査の結果が報じられていますが、全て違う結果。ギリシャ国民の民意に市場はしばらく振り回されることになります。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は戻りの鈍い展開となりました。22日にはフィッチが日本の格付けをA+に引き下げたほか、見通しも「ネガティブ」としたことから買い戻しが先行。財務省幹部から「最近の円高進行には投機的な要素がある。必要なら行動する」との発言が報じられると一時80.149円まで値を上げました。ただ、翌日の日銀金融政策決定会合では金融政策の据え置きを決定。一部では「追加金融緩和も」との期待感もあっただけに、失望売りが強まる展開となりました。一時79.21円まで値を下げています。週末にかけては米長期金利の上昇などを受けて買い戻される場面もみられましたが、80円台での売り意欲が強いことから79円台でのもみ合いに終始しています。

ユーロドルは、EU非公式首脳会議で具体的なギリシャ情勢への解決策が見出されなかったほか、スペインの財政問題などを受けて、週末には一時1.2495ドルまで売り込まれています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けのNY市場では、ドル円は小動きに終始しました。欧州時間に一時アジア時間の安値79.33円に面合わせする場面もみられましたが、その後はユーロドルの下落につれてショートカバーが先行。79.532円まで買い戻されています。NY市場がメモリアルデーで休場とあって、全般市場参加者が極端に減少している中での取引となっています。

今週のドル円は、引き続き戻りの鈍い展開を予想しています。上値では、一目均衡表転換線の79.70円や先週末高値の79.828円が目先の目処となっているほか、22日の高値80.149円がレジスタンスレベルとして意識されています。月末とあって本邦実需の売りに上値を抑えられそうです。また、週足の一目均衡表雲の上限が80.55円に位置しており、終値ベースで重要なポイントとなっています。下値では、23日の安値79.21円がとりあえずの目処となっていますが、18日の安値79.001円がサポートレベルとして意識されています。79.00円のバリアオプションを下抜けた場合は、ストップロスがまとまって観測されており注意しています。200日移動平均線の位置する78.59円付近が重要なポイントとなってきます。

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