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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

救国よりも大切なこと

更新日:2012年5月21日

先週は、ギリシャ国内で大きな動きがみられました。13日の日曜日から始まったパプリアスギリシャ大統領の「救国内閣」組閣の動きは、3日目の15日日本時間20時から始まった大統領と各政党党首との会合で物理的な最後を迎えましたが、来月83歳となる大統領の説得も甲斐なく、あえなく「物別れ」に終わりました。

現在のイタリアと同様の「テクノクラート内閣」(政治化ではなく実務家中心の内閣)の樹立に唯一反対していたのが急進左派連合(SYRIZA)の若きツィプラス党首でした。今回の選挙で第2党に躍進した野党ですが、月曜日の世論調査では「再選挙では第1党になる可能性」が示されているわけで、16.8%の得票が20.5%にまで上昇すると予想されました。理由はどうであれ、政権を取れるチャンスが目の前にある状況を「大統領に説得された」からと言って放棄するはずもなく、ツィプラス党首がどんなことがあっても組閣に反対していたのはもっともなことだったのかもしれません。会合の決裂が少数政党の党首から伝えられると、市場は一気にユーロドルの売りに走りました。

EU側のスタンスはかなりはっきりしています。バロッソ欧州委員長が「我々はギリシャにEUやユーロ圏のファミリーとして残って欲しい」との表向きの前置きをした上で、「ギリシャがユーロ圏に居残る究極の解決方法はギリシャ自身にある」ことを明言しました。先週早々の14日にはバロッソ欧州委員長をはじめ、ドラギECB総裁、ファンロンパイEU大統領、ユンケルユーログループ議長などの主要リーダーがランチミーティングを開催。「ギリシャの再選挙は、ユーロ圏にとどまるかどうかの国民投票である」との認識をひとつにしています。メルコランド会談でも、お互い抱擁はしなかったものの、「ギリシャの再選挙がユーロ圏のメンバーシップを問う国民投票である」という認識で一致しています。

要するに、「既に国際金融市場を巻き込んでいる救済プランの是非を問う選挙ではない」ということをはっきりとさせる狙いがあるわけで、「我々はギリシャ国民に、救済プログラムを誠実に実行する政府が存在しない限り非常に難しい状況に陥ることになり、結果としてプランB(ユーロ離脱)を検討せざるを得ないこと」を伝えていることになります。

週末のG8首脳会議では「ギリシャがユーロ圏にとどまることが我々の利益であることを確認」しましたが、これも全て「ユーロ圏=救済プログラムの実行」という極めて常識的な方程式のもとでの話しであって、あたかも「ギリシャをさらに助けてあげる」といった虫の良いお人良しな話をしているわけではないということもあわせて確認しておかなければなりません。

そして週末の最新世論調査では、ギリシャ新民主主義党(ND)が再び1位に返り咲いたとの報道が伝わってきました。「ユーロ圏を離脱した後のギリシャドラクマの暴落を受けて、ギリシャ国民のユーロ建て住宅ローンなどがとんでもない額になってしまう」危険性など、さすがにストライキばかりしているギリシャ国民の中にも「これってやっぱりヤバイかも」という危惧が台頭している兆かもしれませんが、どこの国の政局でも同じで「一寸先は闇」の状況がしばらく続きそうです。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週は、ユーロドルは売られる展開となりました。週末から続いたパプリアスギリシャ大統領による「テクノクラート内閣」(政治家ではなく実務化による内閣)樹立の動きも15日に決裂。6月17日の再選挙が決定したことを受けて売りが強まる動きとなりました。17日には国有化されたスペインの銀行大手バンキア株が30%近い急落となったほか、MDYがスペインの銀行を一斉に格下げ。ダウ平均の大幅安も売りを後押しし、一時1.2642ドルの安値まで値を下げています。ただ、週末にはオランド仏大統領が「ギリシャがユーロ圏に残留するために、あらゆることを行う」と発言したことなどを受けて、1.2795ドルまで買い戻されました。ドル円は売られる展開となりました。FOMC議事要旨(4月24-25日分)を受けて金融緩和観測が高まったほか、5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が市場予想を大幅に下回る弱い数字となったことなどを受けて売りが加速。週末には一時79.001円の安値まで値を上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けのアジア市場では、ドル円は上値の重い展開となっています。週末G8サミットが米キャンプデービットで開催され、「ギリシャがユーロ圏にとどまることが、我々の利益であることを確認」したものの、具体的な解決策は示されず、今のところ材料視されていません。上値では、21日の高値79.451円や先週末の高値79.468円が目先の目処として意識されていますが、一目均衡表転換線の位置する79.78円がレジスタンスレベルとなっています。引き続き戻りをひきつけて売っていきたいところです。下値では、21日安値の79.06円や先週末安値の79.001円がとりあえずの目処となっていますが、200日移動平均線の位置する78.52円が重要なサポートレベルとなっています。2月1日の安値76.027円から3月15日の高値84.187円までのレンジでのフィボナッチ38.2%が79.144円に位置しており、終値ベースでこの水準を続けて上回れないようになってきた場合には、一段の下値トライとなる可能性が高く、注意したいところです。

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