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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

何といってもギリシャだからねー

更新日:2012年3月6日

先週もギリシャネタが続きました。ISDA(国際スワップデリバティブ協会)が日本時間3月1日20時にギリシャ国債のCDSが「クレジットイベント」となっているかを判定する会議を開催することを表明したことで、市場では「PSI側との債務スワップがまだ締切られていない状況であるにもかかわらず、「どうして判断できるのか分からない」との声が多く聞かれました。

結局、ISDAの判定委員会が下した判断は、「ギリシャCDSはクレジットイベントに当たらない」でしたが、あくまでも「現時点では」との条件付の判定となっていて、債務スワップの参加率次第では、「デフォルト認定」と改めて判断される可能性を消し去ることは出来ませんでした。

同日には、EUサミットの直前にユーロ圏財務相会合が開催され、ベニゼロスギリシャ財務相とレーン欧州委員が第2次救済策に対する「覚書」にサインしたことで、表向きは「最終合意」となったように見せかける「彼らの得意技」を披露したものの、よくよくその合意内容をみてみれば、実は今週9日のユーロ圏財務相会合まで先延ばしされていることに気付きます。

1日に交わされたサインは、あくまでも第2次救済策1300億ユーロのうち585億ユーロ分のみが対象となっていました。残りの715億ユーロ分については、9日までにギリシャが完全に緊縮チェックリストの実行を確約するまで先送りされたようで、それほどまでに「信じてもらえない」状況が続いていることが分かります。

一部では「ギリシャ問題はもう大丈夫」との楽観論が台頭していますが、実際に進行している事態に対する緊迫感は、「益々高まっている」わけで、この辺の認識を再度確認しておく必要もありそうです。サインされた585億ユーロは、PSIとの債務スワップで発生する15%分の償還資金に355億ユーロ、スワップ後に資本不足に陥るギリシャの銀行に対する資本増強に230億ユーロを当てることになっているようですが、それ以外の715億ユーロはいまだに「最終合意」には至っていない事実は隠しようがありません。

いずれにしても、今週8日にはPSI側からの債務スワップ参加が締切られることで、全ての不透明な部分が明らかになってきますが、一部では「先週末までの参加率が非常に悪い」ことが伝えられていて、大どんでん返しの「完全なるデフォルト」の可能性もゼロではなくなってきました。

PSI側からの参加率が75%以上であれば、予定通りにスワップが進むことになりますが、66%以上75%以下の場合には、ギリシャによるCAC発動が予定されており、CDSが「クレジットイベント」に認定されることになります。また、最悪のケースとしては、参加率が66%以下となってしまった場合には、CACすら発動することが出来ずに「完全なデフォルト」となる可能性が高まることになります。週末の9日にはユーロ圏財務相会合も予定されており、引き続き予断を許さない状況が続きます。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は買われる展開となりました。週明けから一目均衡表転換線が下値の目処として意識される動きとなり、底堅く推移。2月29日にはバーナンキFRB議長が下院金融委員会での議会証言でQE3を示唆する発言がなかったことを受けて、買いが強まる動きとなりました。週末には2月27日の高値81.661円を上抜けて上げ足を速め、一時81.873円まで値を上げています。市場参加者からは「ユーロドルの下落を受けて、市場全体がドル買いの様相となった」との声も聞かれており、一部ファンド勢の利食いの売りをこなしながらの上昇となりました。

一方、ユーロ円は上値の重い動きとなっています。週初に一時109.95円の高値をつけたものの、ユーロドルの下落を受けて107円台まで再び値を下げる展開となりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

週明けの海外市場では、ユーロドルは買い戻される展開となりました。欧州時間は欧州株式市場が軟調に推移したことなどを受けて一時1.3160ドルの安値まで売り込まれましたが、1月ユーロ圏小売売上高が市場予想を大幅に上回る強い数字となったことをきっかけにショートカバーが先行する動きとなりました。下値では、「ユーロ円が200日移動平均線近辺で下げ止まったことを意識した買い」が観測されたほか、一部で「大半の独銀行がギリシャ債務スワップに応じる見通し」との関係筋の話が報じられると買いが加速。IIF(国際金融協会)も「主要金融機関は債務スワップに参加する」との声明を表明すると1.3237ドルまで値を上げています。ベニゼロスギリシャ財務相が「CACの行使を準備している」と述べたことを受けて1.3200ドルまで下押す場面もみられたものの、ロンドン16時のフィキシングにかけてユーロクロスの買いが強まると再び上値を試す展開に。一時1.3242ドルの高値まで上昇しました。

今週は、ユーロドルの動きに注目しています。先週のLTRO(長期リファイナンスオペ)を受けて、市場全体にユーロに対する先安観が台頭しており、チャート的にも悪い形となっていることから下値を試す展開を予想しています。目先では一目均衡表雲の上限が位置する1.3118ドルが目処となっています。今週末までにはギリシャの債務スワップへの民間からの参加が締切られますが、一部では「先週末までの参加率が芳しくない」との報道もなされており、結果次第では大きく売り込まれるリスクもはらんでいます。「完全なデフォルト」となった場合も想定しておく必要がありそうです。

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