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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

本当の合意はいつ?

更新日:2012年2月28日

20日15時30分(日本時間23時30分)からはじまったユーロ圏財務相会合が夜を徹して終了したのは、ブリュッセルの翌朝5時(日本時間13時30分)を少しばかり回ったところでした。その後に行われた記者会見ではユンケルユーログループ議長から「疲れているので質問はなるべくしないで欲しい」との要望が記者団に表明されたうえ、「Have a nice breakfast」と会見を後にしたことで会場から失笑を買ったことからもわかるように、「本当にもう時間切れぎりぎりの大議論」が交わされたことが容易に想像出来ます。

ただ、PSI側の更なる損失負担やECBをはじめとする各国中銀からの利益放棄によって、何とか机上での数字を合わせる、つまりギリシャの2020年対GDP比財政赤字を120.5%にまで引き下げることに成功したものの、市場では「誰一人として120.5%を達成すると信じている者はいない」状況となっています。

そもそもの前提が、2013年にはギリシャのGDPがプラスに転換するという「かなり無理のある楽観的シナリオ」に基づいた数字であるほか、ギリシャがPSIの参加を強制させるべく既発債へのCAC付帯を義務付ける法案を通過させているわけで、このまますんなり3月末を迎えることが出来ると予想することは出来ません。

さらに、ユーロ圏財務相が徹夜で「合意」した支援策には、いまだに解決していない隠された「条件」が存在していたことも判明しています。22日のFT一面にその事実が報じられていますが、実は「第2次支援策を受けるためにギリシャが前もって確約しなければならない壮大な緊縮チェックリストがIMFやEUから手渡されているものの、そのリストが完全に埋まっていない」ことがわかってきています。

このチェックリストは、当然ながら第2次支援策実行の必要条件となっていますが、ユーログループの合意には「2月末までのリストの完成」を前提としたものであったことになります。ギリシャに残された時間は月末まであと3日間。EUサミットを前にして3月1日に緊急ユーロ圏財務相会合が再び開催される予定ですが、本当の本当の「合意」まで、予断を許さない状況であることを認識しておく必要がありそうです。

今週のスケジュールをみても、昨日27日にドイツ議会がギリシャ支援策を議決。本日28日にはフィンランド議会が議決。問題となっているオランダ議会での議決は29日に予定されています。3月1日には緊急のユーロ圏財務相会合が開催され、その後に2月2日までEUサミットが行われます。3月8日にはギリシャ債務スワップ受付が締め切られ、9日にはCAC適用が開始される予定です。翌3月12日にはギリシャCDSが「クレジットイベント」になるかどうか判断されることになりますが、同時にユーロ圏財務相会合も開催されます。

週末のG20財務大臣中央銀行総裁会議では、米国の強い反対でIMFの基金増強は見送られました。ガイトナー米財務長官からは「ESMの5000億ユーロからの増額」を事実上突きつけられたようですが、一難去ってまた一難と、ユーロ圏は終わることのないスパイラルに陥っています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は買われる展開となりました。週明けから下値の堅い動きとなり、80円台上昇後も「ファンド勢の買いが途切れなかった」との声も聞かれ、連日上値を試す展開に。23日に米著名レポートが「4月のFOMCでQE3を導入する可能性が高い」との見解を示したことを受けて下押す場面もみられましたが、週末にかけてはクロス円の買いが先導するかたちで再び上値を試す動きが強まり、一時81.22円の高値まで値を上げています。市場参加者からは「週足の一目均衡表雲の上限が位置する80.94円を終値で抜けてきた」ことを意識する声も聞かれています。

ユーロドルも買われる展開となりました。ユーロ圏財務相会合でギリシャ第2次支援策の実行で合意。FTが「29日のLTROで、これまでの1兆ユーロの市場予想が2000億から5000億ユーロの供給にとどまるとの予想に下方修正されている」と報じたことも買いを後押し。週末には一時1.34869ドルの高値まで値を上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けの海外市場では、ドル円は売られる展開となりました。早朝のオセアニア市場では、一時81.661円の高値まで値を上げる場面もみられましたが、欧州時間から株価の下落などにつれてクロス円中心に値を下げる動きとなり、一時80.132円の安値まで売り込まれました。米長期金利が急低下したことも売りを後押ししています。引けにかけては80.644円まで買い戻されていますが、戻りも限定的となっています。オセアニア市場では、ドル円は引き続き買われる展開となっています。7月8日の高値81.49円を上抜けて一時81.66円の高値まで値を上げました。ユーロ円も一時109.95円まで買われています。

今週のドル円は、戻り売り意欲の強い展開を予想しています。先週が81円台で取引を終えたことから、週足ベースでは一目均衡表雲の上限が位置する80.94円を上抜け。市場では「さらなる上昇を期待する」向きも多くなっている一方、昨年4月6日の高値85.53円から昨年10月31日の安値75.311円までの下落局面におけるフィボナッチ61.8%戻しが81.626円となっており、週明け早朝の高値81.661円をもって「一旦は戻り売り」との見方も台頭してきています。下値では、一目均衡表転換線の80.00円がとりあえずの目処となっていますが、22日の安値79.68円がサポートレベルとして意識されています。また、200日移動平均線は77.99円に位置しています。

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