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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

イソップ寓話の教訓

更新日:2012年2月14日

先週は、ギリシャの命運を分ける分岐点となったといっても過言ではありませんでした。ブリュッセル時間の9日18時(日本時間翌2時)に予定されていたユーロ圏財務相会合までに、少なくともギリシャ連立与党内で緊縮財政策に対する合意文章にサインする必要があることは、当の本人たちが一番分かっていたはずですが、前日の8日夜から行われていた連立与党協議は「いつものように物別れ」に終わり、「年金の削減」という国民の根本的な痛みの部分での合意がただひとつ置き去りにされました。

その後に徹夜で行われたのがEU、IMF代表団、いわゆるトロイカ調査団とパパデモスギリシャ首相、ベニゼロスギリシャ財務相との最終協議。ここでも2012年の財政緊縮額である33億ユーロの内、最後の約3億ユーロ(年金削減分)を捻出することが出来ません。結局、ベニゼロスギリシャ財務相は条件未達のままブリュッセルに向かうことになりました。

ただ、当日のユーロ圏財務相会合直前になって「ギリシャ連立与党が緊縮財政策で合意した」とのヘッドラインが飛び込んできます。市場は一時色めき立ちますが、なんとユンケルユーログループ議長をはじめ、ショイブレ独財務相からも「今日の財務相会合ではギリシャに関して決定は下されない」ことを明言されてしまいます。本来であれば、ギリシャが条件を飲むと言っているわけですから、それをもってゴーサインが出るのが自然ですが、「誰もギリシャを信じていない」という状況の中では、「確固たる証明」を示さなければなりませんでした。

イソップ寓話「狼と羊飼い」は、嘘をつき続けた少年が最後は狼に食い殺されてしまうというかなり残酷な結末となっていますが、現代の「狼少年」であるギリシャも「誰にも信じてもらえない」という憂き目に合うことになりました。

週明け早朝には、ギリシャ議会が「緊縮財政法案」を可決しましたが、それだけでは「条件が全て揃っていない」とお金を出す側からは厳しい声が相次ぎました。これまでも、何度となく議会で法案を可決させておきながら、「一度も約束を守っていない」ギリシャに堪忍の尾が切れる寸前のユーロ圏諸国は、今回こそ「何としても実行の確実性を証明」させたいと躍起になっています。

残された課題(条件)がはっきりしてきました。15日のユーロ圏財務相会合の承認を得るためには、PSI側との最終合意とECB関与部分の詳細決定。さらには2012年の緊縮財政額33億ユーロの内、捻出方法が明らかにされていない3億2500万ユーロの詳細を示す必要があるほか、ギリシャ総選挙後の新政権になっても緊縮財政策を確実に実行するという連立政権による誓約書を提出する必要性に迫られています。

それにしても、ここまで「信じてもらえない狼少年」は世界中どこを探しても見当たりません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は買い戻される展開となりました。8日に公表された12月国際収支速報で12月経常収支が市場予想を下回る数字となったことを受けて買いが先行。9日には米著名レポートが「13-14日の日銀金融政策決定会合で明確なインフレターゲットを導入する」との見解を表明し、米短期筋中心に買いが強まる動きとなりました。週末には一時77.81円の高値まで値を上げています。市場参加者からは「財務省が発表した外国為替平衡操作額で、11月に覆面介入を実施していたことが明らかになったことも買いを後しした」との声も聞かれています。

ユーロドルは、荒い値動きとなりました。9日のユーロ圏財務相会合を前に、「ギリシャ連立与党が緊縮財政策で合意した」との報道をきっかけに買いが加速。一時1.3322ドルの高値まで値を上げる場面もみられましたが、週末には連立与党LAOSの党首が「賛成票を投票できない」と述べると一気に売りが強まる展開となり、一時1.31555ドルまで下押すなどギリシャ関連の報道に乱高下を繰り返しました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

NY市場では、ユーロドルは売られる展開となりました。欧州時間に「アジア中銀や中東勢からの買いが入った」ことを受けて一時1.32842ドルの高値まで値を上げる場面もみられましたが、先週末の高値1.32914ドルが戻りの目処として意識されたほか、ギリシャの第2次支援獲得には「同国の与党指導者による書面での誓約書」や、「約3億2500万ユーロの歳出削減の具体策」などがさらに必要との認識が強いこともあり、次第に上値を切り下げる動きとなりました。フィッチがスペインの銀行4行、S&Pが15行の格下げを表明したことも売りを後押し。アジア時間につけた安値1.3185ドルに面合わせするまで値を下げています。また、オーストリア地元紙も「MDYがオーストリアを格下げする可能性」を報じています。市場参加者からは「ギリシャ議会が緊縮財政法案を通過させただけでは、依然として不透明感は残っている」との声も聞かれました。

今週は、ユーロドルに注目しています。15日にはユーロ圏財務相会合で「第2次支援の1300億ユーロ」を承認する予定となっていますが、依然として先行き不透明感は拭えない状況となっています。先週末の高値1.32914ドルや、9日の高値1.3322ドルをレジスタンスとして、戻りを丁寧に売っていきたいところです。下値では、6日の安値1.3027ドルや1日の安値1.3026ドルがとりあえずの目処となっていますが、ギリシャ債務問題次第では、乱高下も覚悟しなければなりません。また、15日にはFOMC議事要旨(1月24-25日)が控えており、投票メンバーの金利に対する意向を探る上でも重要視しています。

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