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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

鬼は内、福は外

更新日:2012年2月7日

先週もまた、ギリシャネタのヘッドラインに振り回されることになりました。典型的な動きをしたのが1日の海外市場でしたが、欧州時間から「合意がもうまもなく」(real soon)との憶測が台頭したことを受けて、ユーロドルは買い戻しが先行。欧州株式市場の急騰も手伝い、ギリシャ債務スワップ交渉への期待感は最高潮に達しました。NY時間に入っても、ギリシャ財務省筋から「合意まで数時間」(hours away)との発言が市場に駆け巡り、狼少年もついに「真実を語る時がきた」と思わせる状況となりました。

ただ、ここで終わらないのが今回の「茶番劇」で、国際金融協会(IIF)から「建設的な交渉が続いているが、合意までには数日間を有するだろう」(days ahead)との見解が表明されると、一気にまた「いつものしらけムード」に逆戻りしてしまいました。一部では「合意が来週までずれ込む可能性が高い」との声も聞かれ、正式に決定するまでは「もう誰も信じられない」状況となりました。

事実はどこにあるのか。複雑に絡み合う糸を解いてみれば、問題の根源が見えてきます。PSI側の譲歩は、現在価値から実質70%の損失となる、新発債平均クーポンの3.6%までに達しています。ただ、これにはGDP保証、つまり将来的にギリシャのGDPがある一定レベルまで上昇した場合には、クーポンを上昇させる保証を付帯したほか、今回のスキーム全体の法的根拠をギリシャの国内法ではなく、英国法におくことも条件に入れるなど、投資家保護を譲歩の条件にしました。

問題は、相変わらずECBをはじめとする公的機関の関与と、ギリシャ自身の更なる緊縮財政に対する確約の部分で合意に至っていないところにあって、結果として「いつものこと」が繰り返されているというわけです。

週末の土日を費やしてコンフェレンスコール(電話会議)が行われて折衝が続きましたが、ギリシャ側に要求されている給料やボーナスなどの減額や年金支給額の更なる削減をはじめ、公的機関の大幅な閉鎖なども含めた財政緊縮策に対して、ギリシャの激しい抵抗から折衝は週が明けた今でもまだなお続いています。

最終的には、ギリシャの財政赤字を2020年に対GDP比で120%まで引き下げることが目標となっていますが、第2次救済資金の1300億ユーロに加えて、PSIによる実損70%に上るヘアカットでの債務スワップだけでは目標達成が絶望的になっている状況では、誰がその穴を埋めるかの騙し合いの様相を呈してきました。

日本では3日の節分で内に潜む「鬼」を退治しましたが、ギリシャではいまだに「狼」に姿を変えた「鬼」が居座っています。「狼少年」の結末は、誰もが知っているように「最後に本当のことを言っているのに誰にも信じてもらえなかったという悲劇」で締めくくられています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。ファンド勢から目先ロングポジションの投げ売りが続いたほか、月末にからむ売りから下値を探る展開に。1月17日の安値76.55円を下抜けるとストップロスを巻き込んで下げ足を速め、一時76.027円の安値まで売り込まれました。ただ、市場では「公的機関の買いが76.00円近辺に観測されていた」ほか、76.00円に設定されていたバリアオプションの防戦買いに下値を阻まれたことで週末にかけてはショートカバーが強まる動きとなりました。1月米雇用統計では、非農業部門雇用者数が24.3万人になるなど、市場予想を大幅に上回る強い数字となったことを受けて76.74円まで買い戻されています。

また、ユーロドルは1月30日の高値1.3233ドルと1日の安値1.3026ドルを挟んだ約200ポイントのレンジ相場を繰り返す難しい相場展開となりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けのNY市場では、ドル円は終始上値の重い展開となり76.50円まで下押す場面もみられましたが、ユーロドル中心の展開となったこともあり、目立った動きはみられませんでした。今週は、ドル円は動きづらい展開を予想しています。上値では、1月30日の高値76.78円や6日の高値76.809円が戻りの目処として意識されているほか、一目均衡表転換線の77.15円がレジスタンスレベルとなっています。50日移動平均線が位置する77.32円もポイントです。下値では、先週末NY時間高値からの下押しレベルである76.47円がとりあえずの目処となっているほか、NY時間安値の76.19円や先週末安値の76.135円がサポートレベルとなっています。また、引き続き76.00円を意識する動きが予想され、1日の安値76.027円がサポートレベルとして意識されています。76.00円を下抜けてくれば、再び昨年10月31日の史上最安値75.311円が視野に入ってくることになりそうです。7日にRBA、9日には英MPC、ECBが政策金利を発表するなど、主要国の金利動向に注目しています。RBAは0.25%の利下げが既に織り込まれており、声明文の内容に注意したいところです。

また、10日発表予定の1月スイスCPIを受けたユーロスイスフランの動きも重要です。

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