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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

いつもと同じ

更新日:2012年1月24日

先週は、ユーロドルの買い戻しが市場の主流となりましたが、IIFとギリシャとの債務スワップ交渉が一定の前進をみせるなか、IMFからの援護射撃が話題となりました。IMFの融資枠拡大の話は、今に始まったことではなく、そのこと自体はそれほど反応するネタではありませんでしたが、2月のG20までに「EUが公約した2000億ドルを含め、最大で5000億ドルの資金枠拡大を目指す」ことが明らかになったことは、ユーロドルの買い戻しの動きを後押ししました。

「実質的な新規の拡大は3000億ドル程度」になるわけですが、フランス、オーストリアがAAA格を失ったことで発生するであろうEFSFの融資可能枠の減少分である1800億ユーロ(約2300億ドル)を補うべく、ラガルドIMF専務理事が水面下で奔走している様子がみてとれます。市場では、最初に飛び込んできたヘッドラインに「1兆ドル」との誤った数字が表示されていたことで短期的に乱高下するという「おまけ」付の一騒動となりました。

そして、S&Pとフィッチが「ギリシャは支払い不能で、まもなくデフォルトする」との見解を表明した「ギリシャ債務スワップ」交渉は、連日のように「可能性が高い」とか、「合意に近づいている」とか、「進展している」とか、「まとまるべきである」とか、よく考えてみると「何一つはっきりとしたことが決まっていない」状況が伝えられました。ただ、必ず「今度こそは」という期待感がそこには存在しているわけで、市場参加者の心理戦の様相を呈しています。

週末の土曜日には、「IIFのダラーラ専務理事が突然アテネを離れる」という事態に発展し、交渉が暗礁に乗り上げていることが明らかになりました。IIFは、交渉の場から突然姿を消した理由を「前々から約束されていたパリでのプライベートな用件のために一時的にアテネを離れただけ」という、「あくまでも表面的」な言い訳をしましたが、事務方だけを残して急遽パリに向かったという事実から、一部では「サルコジ仏大統領に会いに行ったに違いない」との認識も台頭しています。

民間債権団の最終的な損失が、65-70%になると想定される新発債のクーポンが平均で4%。ほぼ合意となっていたところで横槍を入れたのが、やはりドイツとIMFでした。PSI側の「ファイナルアンサー」に対して、さらに50bp以上のクーポン引き下げを強要したことで、完全に交渉は決裂。「ユーロ圏財務相会合まで」との期限は、「いつものように」先延ばしされることになっています。

あくまで「自発的」(voluntary)なPSIの債務スワップ交渉は、完全に彼らの手を離れ、政治的判断に委ねなれたといっても過言ではありません。一部からは「ECBがPSIに参加するなどのウルトラCが出てくれば状況は一転する」との声も聞かれていますが、これもまた「現実的」とは言えず、中国などその他債権者との関係も含めて、壮大な「ババ抜き」の結末は未だに誰も予想出来ないでいます。

案の定、週明けに開催されたユーロ圏財務相会合では、「スワップするギリシャ新発債のクーポンを平均で4%以上とする」申し出を敢え無く却下。裁判所ではありませんが、債務スワップ交渉団の出した「ファイナルアンサー」を差し戻したかたちとなっています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週は、ユーロドルは買い戻される展開となりました。週初に一時1.2626ドルの安値をつける場面もみられましたが、欧州債の入札が相次いで好調な結果となったほか、連日中東勢からの買い戻しが観測されたこともあり値を上げました。IMFが「2月のG20までに5000億ドル規模の融資原資拡大を目指す」ことが報じられると買いが加速。IIFとギリシャの債務スワップ交渉への期待感も高まり、一時1.29866ドルの高値まで値を上げました。週末には、利食い売りが先行したほか、ギリシャの債務スワップ交渉が結局まとまらなかったことを受けて1.28ドル台後半まで下押ししました。
ユーロ円も一時100.33円の高値まで買い戻しが進みましたが、本邦輸出勢からの100円台での戻り売り意欲が非常に強く、上値を押さえられる状況となりました。一方、豪ドル円は堅調に推移。週末には一時80.88円の高値まで値を上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けのNY市場では、ユーロドルは買い戻される展開となりました。欧州時間からショートカバーが先行。独キリスト教民主同盟議員の話として「独政府は必要であればEFSFとESMを併用させる提案について協議する」と一部で報じられたほか、独政府報道官から「独政府はユーロ圏諸国からのESMに関する提案を議論する用意がある」との発言が伝わると買いが加速し、1.30ドル台まで値を上げました。ユーロ圏財務相会合を前にして「ギリシャ債務問題解決などに向けての期待感が高まった」ことも買いを後押し。1月ユーロ圏消費者信頼感指数速報値が市場予想を上回る強い数字となると、一時1.3053ドルの高値まで値を上げています。ギリシャ債務スワップ交渉については、引き続き交渉継続となっており、ギリシャ財務省からは2月13日が最終的な期限であることが表明されています。ドル円は一時76.868円の安値まで値を下げる場面もみられましたが、全般77.00円を挟んだレンジ取引に終始しました。

今週のドル円は、依然として「76.50円から下のレベルにまとまった規模のストップロスが観測されている」ことから、「きっかけ次第では大きく売り込まれる可能性もある」と見る向きも多いようです。24、25日とFOMCが開催されますが、一部では「異例の低金利を2014年半ばまでに延長する可能性や、MBS買い取り拡大などのQE3の導入が予想」されており、ドル売りへの警戒感が強まっています。下値では、2日の安値76.30円や10月31日の史上最安値75.311円が目処として意識されています。

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