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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

ここからが真価を問われる

更新日:2012年1月17日

先週は、ECBの定例理事会とドラギECB総裁の定例記者会見が行われましたが、米国とのスタンスの違いが浮き彫りとなる事態となりました。1%の政策金利を据え置いた後のスーパーマリオの記者会見を最大限の警戒感を持って待ち構えていた市場でしたが、「依然として大幅な下向きのリスクが存在している」としながらも、「経済に安定化の一時的な兆しがみられる」とも発言。「オペで供給した資金が経済に回っている」と、年末の長期リファイナンスオペを自画自賛したことを受けて、当然のようにユーロドルのショートカバーが強まりました。

一部では、頑なに自己のプライドを守ったトリシェから「forward looking」(先んじて金融政策を遂行している)の総裁に交代したとの認識も強かっただけに、市場はここにきて利下げに対する期待感の後退を実感したといったところです。

その日のNY市場では、「昔の名前で出ている」米著名レポートが「1月のFOMCではMBSの買い取り拡大といったQE3の実施か、異例の低金利を2014年半ばまで先送りするといった時間軸の延長を決定する可能性が高い」ことを表明したことで、米国とECBとの金融政策の温度差の違いがはっきりと表れたといえます。

ただ、週末の「13日の金曜日」にS&PがついにフランスをAAAからAA+に格下げ。イタリアもA+からBBB+へとB格への格下げが断行されたことで、より一層の金融側面からの支援が必要となったことは否めません。

また、ギリシャと民間債権団との「債務スワップ交渉」が、実質的な決裂に終わったことで、市場では「自発的」なヘアカットから「強制的」なヘアカット、さらには「PSI(民間部門関与)自体に存在価値があるのか」との疑問が民間債権団の中に台頭してきているわけで、完全な形でのギリシャデフォルトの可能性も高まってきています。

ドラギECB総裁にとっては、金融政策に対して就任後一番の試練となっていますが、日本や米国のように「一旦1%という節目を割ってしまうと、そこからは抵抗感がなくなる」政策金利を、これまではある意味「トリシェバッファー分」と言われている0.5%を淡々と利下げしてきましたが、ここから先は「スーパーマリオの本領発揮」が出来るかの試金石となりそうです。

欧州債務問題は「市場の予想をはるかに超えるスピードで二転三転している」ことがわかりますが、表面的なヘッドラインに振り回されることなく、「根本的な問題がどこにあるのか」というところをしっかりと見据えていかないと、「ある日突然」ということになってしまいます。

ユーロクロスが相場をリードしていますが、ヒルデブランドが去った後のSNBの態度を確認するべく、ユーロスイスフランもクリティカルなレベルにまで下落しています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週は、ユーロドルは売られる展開となりました。中東勢の買いが目立ったこともあり値を戻す場面もみられましたが、「ギリシャの債務スワップが目標額に達せず、政府は追加負担の必要性がある」ことが報じられると売りが加速しました。ドラギECB総裁が定例記者会見で「経済に安定化の一時的な兆しがみられる。オペの資金が経済に回っている」などと述べると1.28ドル台後半まで買い戻されましたが、週末13日にはフランスなど複数のユーロ圏加盟国の格下げの観測が台頭。一気に売りが強まる展開となりました。国際金融協会(IIF)が「建設的な対応が得られなかったため、ギリシャとの債務協議を休止した」ことを表明すると、一時1.2624ドルの安値まで売り込まれています。ユーロ円も下落。一時97.20円の安値まで値を下げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

週明け早朝のアジア市場では、ユーロドルが売られる展開となっています。週末のS&Pによるユーロ圏9カ国の格下げをはじめ、ギリシャ債務スワップ交渉の行き詰まりを受けて売りが先行。一時1.26268ドルの安値まで値を下げました。ユーロ円は先週末の安値97.20円を下抜けて一時97.04円の安値まで売り込まれました。市場では、「ユーロクロスの売りが引き続き強い」との声も多く聞かれており、ユーロ円やユーロスイスフランなどの動きに注意したいところです。特にユーロスイスフランは、ヒルデブランドSNB総裁辞任を受けて、「SNBの為替政策を確かめたい」向きも多く、下サイドを試す動きを予想しています。SNBが設定した下限レート1.2000スイスフランには大量のバリアオプションが設定されていることから、先週の下落で1.2100スイスフランを完全に割り込んできている現状では、突然の急落などの可能性も否定出来ません。またユーロドルは、2010年8月24日の安値1.2588ドルが目先の目処として意識されていますが、このレベルを下抜けた場合には、もう一段の下落となりそうです。

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