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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

クリスマスプレゼントではなく

更新日:2011年12月27日

先週は、ECBが実施した3年物の資金供給オペであるLTROs(longer-term refinancing operations)、いわゆる長期リファイナンスオペの結果に市場の注目が集まりました。欧州金融機関の資金調達難が取り沙汰されているなかで、「3000億ユーロ前後の応札額」との声が多かったのですが、一部市場参加者からは「2009年6月に実施した1年物オペの入札額4420億ユーロを上回る数字となる可能性もある」と期待が先走ることになります。大手銀行へは、「当局からの応札に対する相当のプレッシャーがかけられていた」ようで、もともと無制限のオペですから、「とんでもなく巨額になるかも」と予想する向きも少なくありませんでした。

スーパーマリオの狙いは、低金利で資金調達した銀行がユーロ圏諸国の国債を購入して利ざやを稼ぐ、いわゆるキャリートレードに向かうところにありましたが、実は「銀行を経由した量的緩和をすることになる」とみることも出来るわけで、無制限にそれを実行してしまった場合は、通貨安、つまりユーロ安への道をたどることにもなります。

21日に「4891億9100万ユーロ」とのとてつもない巨額の数字を目にした市場は、一気にユーロドルを1.3199ドルの高値まで買い上げましたが、イタリア、スペイン国債が急落したのをみて、一転投げ売りの場と化してしまいました。欧州債務危機沈静化に向けた動きとポジティブに捕らえることも出来ますが、見方を変えれば全く違った結論に達してしまう典型例です。

今年でフランクフルトを去る予定のビニスマギECB理事が、総裁となったスーパーマリオがイタリア人だからという理由で、その職務を離れなければならないという断腸の思いをFTでのインタビューで語っていますが、その中で「デフレリスクなどが懸念されるようになればQEは当然採用されるべき」との見解を表明しています。これまで、米国や英国が非伝統的手法として積極的に行ってきた「量的緩和」、いわゆるQEについては、ECBは「かなりの距離を置いていた」ことは周知の事実となっていますが、例え今月末で退任する予定の理事からの発言であったとしても、ECBの中でも非常に影響力があった人物からの「量的緩和」についての言及は、ECBの3年物資金供給オペに対する市場の認識をさらに先へと飛躍させることになりそうです。普通に考えれば、「ECB内部では少なくとも量的緩和が議論されている」ということを意味するわけで、ユーロドルの下方リスクは高まるばかりです。

ところで、ユーロ圏15カ国を対象に格下げ方向で見直し作業を進めているS&Pからの「ビッグクリスマスプレゼント」はついに届きませんでした。「欧州政府筋」という怪しい筋からは「見直しの結果は2012年1月になる」との話が飛び込んできていますが、年明け早々から、もらいたくもない「お年玉」が送られる可能性が高まってきています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週は、ユーロドルは上値の重い展開となりました。週明け早々から、ユーロ圏財務相電話会議などが行われたものの、IMFへの融資に新たな進展がなかったことなどを受けて1.29ドル台後半まで売られる場面もみられましたが、ECBが実施した3年物資金供給オペへの期待から買い戻しの動きが強まりました。市場参加者の予想をはるかに上回る応札額となったことから一時1.3199ドルの高値まで急進しましたが、イタリア、スペイン国債が売り込まれる展開となると、一転売りが強まることに。欧米勢がクリスマス休暇入りしたことで、市場のリクイディティが極端に減少するなか、1.30ドル台前半まで値を下げています。市場では、「ユーロ圏諸国の格下げリスクが依然として強いなか、戻りを売りたい向きは多い」との声も聞かれています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

週明けのアジア市場では、ユーロドルは全般様子見の展開となりました。東京市場以外の主要市場がクリスマス振替休日となったこともあり、目立った動きはみられませんでした。

今週は、欧州勢が本格的に休暇明けとなる28日からが実質的な動きとなりそうですが、28、29日にはイタリア国債の入札が予定されており、市場の注目が集まっています。特にイタリア国債に対しては、ECBの長期リファイナンスオペ後に売り込まれていることもあり、その動向から目が離せません。ユーロドルは、14日の安値1.2945ドルが目先の目処として意識されていますが、このレベルを下抜けた場合には1月10日の年初来安値である1.2860ドルも視野に入ってくることになります。引き続き、戻りを丁寧に売っていきたいところです。

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