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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

いかなる場合でも

更新日:2011年12月20日

先週は、「メルケル独首相がいかなる場合でも欧州安定メカニズム(ESM)の上限引き上げを拒否している」との連立与党議員の話が話題に挙がっています。メルケル独首相に言わせれば、「一貫して筋を通しているだけ」なのかもしれませんが、今回のEUサミットで合意された「ESMの前倒し」との関係から考えると、非常に重要なファクターであることがわかります。

そもそも、ギリシャ向け第2次救済パッケージで合意した「EFSFの機能拡大」は、あれだけ大騒ぎをしてユーロ圏加盟の各国が議会承認を行い、「包括的パッケージ」へとその姿を変えてきたわけですが、この救済基金の規模はEUサミットでは「4400億ユーロ」とそのままの形として合意されました。

その代わりにESMの1年前倒しという技を使ったまではよいのですが、2012年7月から2013年6月末までのEFSFとESMが重複する期間を過ぎた後の姿は、「誰にも予想出来ない」まま。もともと二つの救済基金の並行運用に反対のメルケル独首相が、改めてESMの上限引き上げに「いかなる場合」、つまりESMだけになる予定の2013年7月以降においても「何があっても拒否する」との決意と受け取ることが出来ます。

さらに、S&Pやムーディーズによる「フランス格下げの噂」が絶えず、サルコジ仏大統領からは「フランスは最上級格付けを失っても乗り越えることが出来る」と意味深な発言が飛び出したかと思えば、ジュべ仏外務相は「仮にAAA格付けを失うとすれば、よくない知らせではあるが、恐るべきことではない」と、これもまた不思議なコメントが報じらました。週末には、ノワイエ仏中銀総裁が「格付け機関はAAAからの格下げを英国から始めるべきだ。我々よりも財政赤字や対外債務の規模は大きく、高いインフレ率で、しかも経済成長率もフランスのほうが高いではないか」と、まあ、かなりの剣幕でまくし立てています。

結局、「EU26カ国+英国」というよくわからない構図となった欧州ですが、ハンガリー、スウェーデン、デンマーク、チェコの4カ国からは、EUサミットの合意に対して、早くも「将来いかようにも変更可能な条約と書かれた白紙が手渡されているようなもの」との痛烈な批判が聞こえてきていて、このまま年が越せるのかどうか、未だに一寸先は闇のままです。

昨日は、週明け早々にユーロ圏財務相電話会合が緊急に開催されましたが、決まったことといえば、「ユーロ圏からのIMFに対する1500億ユーロの融資」だけでした。EUサミットでは、2000億ユーロの融資で合意していますが、残る500億ユーロは「チェコ、デンマーク、ポーランド、スウェーデン」が「一応考えておく」姿勢。英国にいたっては、「来年以降にG20の枠組みで検討する予定」とまったく出す気配すらなし。「ESM」上限引き上げについても、メルケル独首相が頑なに拒絶している訳ですから、電話で話し合ったところで、これまたまとまる筈もありませんでした。

 クリスマスを直前に控えて、ドラギECB総裁が「ユーロ圏分裂の危険性を示唆」するなど、「総裁としてのタブー」を破ってまで警鐘を鳴らす事態となっていますが、ユーロ圏にサンタクロースの贈り物はないのでしょうか。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週は、ユーロドルは売られる展開となりました。週明け早々からムーディーズやフィッチが、「EUサミットでは新たな対策はほとんどまとまらず、格付け変更のリスクは低下していない。むしろ短期的な圧力が高まった」などと表明したことを受けて売りが先行。翌日には「メルケル独首相はいかなる場合においてもESM上限の引き上げを拒否する」との独与党議員の話が伝わると1.3009ドルまで下落しました。1.3000ドルに設定されていたバリアオプションの存在を意識した買い戻しも散見されましたが、14日にはS&Pによるフランス格下げの噂から下落。一時1.2945ドルの安値まで売り込まれています。ドル円は、77円台後半を中心に狭いレンジでの取引に終始しました。1週間のレンジは77.56-78.16円にとどまっています。市場参加者からは「ドル円はほとんどフローらしい玉が観測されず、まったくの凪相場だった」との声も聞かれました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

週明けのNY市場では、ユーロドルは売られる展開となりました。欧州時間は、北朝鮮の金正日総書記死亡を受けて売られた反動もあり、買い戻しが先行。ダウ先物が持ち直し上げ幅を拡大すると一時1.30456ドルまで値を上げる場面もみられました。上値では、アジア時間の高値1.30495ドルが戻りの目処として意識されたほか、ユーロ圏財務相会合を直前に控えて様子をみたいとする向きも多く、その後はじりじりと値を下げる動きとなりました。高く始まったダウ平均が失速。ユーロ圏財務相電話会合では、IMFへの1500億ユーロの融資では合意したものの、欧州安定メカニズム(ESM)の資金上限引き上げが合意できなかったことを受けて売りが強まる展開となり、1.2988ドルまで下落しています。今週は、欧米市場が実質的にクリスマス休暇となっていることもあり、市場のリクイディティが極端に薄くなるなか突発的なニュースなどには注意が必要となっています。格付け会社によるユーロ圏諸国の格下げ懸念は未だに高まったまま。特に、フランスのAAA格付け喪失の可能性が一部では囁かれています。目先では、14日の安値1.2945ドルがサポートレベルとなっているものの、このレベルを下抜けた場合には1月10日の年初来安値である1.2860ドルも視野に入ってくることになります。突っ込み売りは禁物ですが、戻りを丁寧に売っていくスタンスで臨みたいものです。

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