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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

崩壊へのプレリュード

更新日:2011年12月13日

先週は、「ユーロ圏崩壊」の前夜となるかどうかの瀬戸際外交が繰り広げられることになりました。週明けのメルコジ会談を皮切りに、8日にはECB定例理事会やMPC、ガイトナー米財務長官も9日のEUサミットを前に慌てて訪欧し、もはや何の影響力も発揮出来なくなっている米国であっても、形だけの圧力をかけに行っています。

「まるで毎日会っていなければ気が済まない恋人たちのようだ」と揶揄されるまでに至ったメルコジ会談では、「EUに関する新しい条約を求めることで一致」したほか、「欧州安定メカニズム(ESM)を2012年に前倒しすることを目指す」うえで、「財政規律に違反した国に自動的な制裁の導入を求める」ことでも合意しました。

ただ、一方でメルケル独首相は「ユーロ共同債を拒否する」姿勢を貫いたばかりではなく、「ユーロ共同債はいかなる場合においても危機解決とはならない」ことをサルコジ仏大統領にも合意させることに成功。結局この独仏首脳から送りつけられた「書簡」がファンロンパイEU大統領が用意したEUサミット声明草案を「書き直させる」ことになります。

8日にワーキングディナーで始まったEUサミットは、初日の討論になんとブリュッセル時間9日午前5時(日本時間13時)までの長時間を費やしました。そして、結局のところ欧州安定メカニズム(ESM)を2012年7月に前倒しし、IMFへの各国からの融資総額は2000億ユーロと決まったのみ。英国が財政規律の条約には参加しないという、政治的な汚点だけを残す結果となっています。「EU25カ国+英国」という何とも変てこな「コミュニティ」の誕生は、ユーロ圏崩壊のプレリュードとしては打ってつけの状況です。

これまで、「包括的プラン」の実効性をつめるべく折衝が行われていましたが、最後の仕上げとなった「EUサミット」では、「EFSFのレバレッジ」活用という大きな柱も、いつの間にか消え去っていて、市場参加者からは「狐につままれた気分」との声も聞かれています。

結局、イタリア、スペインといった大国の救済を前提にした救済基金の倍増計画は、ガイトナー米財務長官が慌てて訪欧したのも「まったくの無駄骨」となったばかりか、EFSFの4400億ユーロとESMの5000億ユーロに、IMFへの各国からの2000億ユーロの融資を足し合わせて、何とか1兆ユーロを超えさせたというだけの、「表面的な数字合わせ」に終わりました。

案の定、ドイツ、フランスを含むユーロ圏15カ国の格付けを「クレジットウォッチネガティブ」に設定したS&Pはもちろんのこと、ムーディーズやフィッチまでもが「EUサミットの結果は、格付けへの圧力を低下させておらず、むしろ短期的には圧力が高まってしまっている」との見解を、今週に入って相次いで発表しています。サルコジ仏大統領が「フランスは最上級格付けを失っても、乗り越えることが出来る」と、ある意味悟ったような発言をしているのが、やけに気にかかっています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週は、ユーロドルが上値の重い展開となりました。週末にEUサミットを控えて様々な憶測が飛び交うなか、S&Pがドイツ、フランスを含むユーロ圏15カ国の格付けを引き下げ方向で見直すと表明したことを受けて売りが先行しました。8日にはECBが政策金利を0.25%引き下げ。ドラギECB総裁が定例記者会見で「債券購入の拡大を示唆した覚えはない。中銀がIMFに融資し、IMFが国債を購入することは条約に矛盾する」と発言したことも売りを後押ししています。週末には一時1.32811ドルの安値まで値を下げました。週末には、「中国人民銀行が3000億ドル規模の外貨投資機関を創設する」との一部報道を受けて買い戻される場面もみられましたが、1.34ドル台の戻り売りも強く、結局1.33ドル台後半で週末の取引を終えています。市場参加者からは「相変わらずヘッドラインに振り回される相場となっており、難しい相場が続いている」との声も聞かれました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

昨日のNY市場では、ユーロドルは売られる展開となりました。欧州時間は欧州株式市場やダウ先物が下落したほか、ムーディーズが「EUサミットは新たな対策はほとんどなく、格付け変更のリスクを低下させていない」との見解を示したことを受けて売りが先行しました。ユーロポンドが「大手製薬会社からの売りが観測された」ことで急落したことも頭を重いものにしました。市場には「1.32ドル台にはまとまった買いが断続的に出されていた」ものの、フィッチが「EUサミットは、ユーロ圏のソブリン債格付けに対する圧力緩和にほとんど寄与しておらず、包括的な解決策の欠如が短期的な圧力を高めた」などの見解を示すと売りが加速。11月25日の安値1.32125ドルを下抜けて一時1.3163ドルの安値まで売り込まれました。ダウ平均がインテルの10−12月期売り上げ見通しの引き下げなどを嫌気し、一時240ドルを超える下落となったことも売りを後押ししました。今週は、下値を試す展開を予想しています。目先、10月4日の安値1.3145ドルがサポートレベルとして意識されていますが、このレベルを下回った場合には1月10日の年初来安値である1.2860ドルが視野に入ってきます。S&Pが「ドイツ、フランスを含むユーロ圏15カ国の格付けを格下げ方向で見直す」ことを表明していることもあり、EUサミット後に見直し作業が行われる格付け機関からの発表などには注意が必要です。また、15日にSNBが政策金利を発表する予定ですが、ユーロ/スイスフランのフロアー引き上げなどの思惑も台頭しています。

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