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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

デッドライン

更新日:2011年10月18日

先週は、週明け早々にデクシアの事実上の破綻を受けて、ファンロンパイEU大統領が、17日に予定されていたEU首脳会議を23日に延期することを表明したのが全ての始まりでした。これは何を意味していたのか。彼らが彼ら自身でギリシャ問題を含む全ての解決のスキームを作り上げるために、そのデッドラインを設定したと言うことに他なりませんでした。

デクシア破綻後に、急転直下で浮上してきた「銀行の資本増強(注入)」や、ギリシャの救済を含む欧州金融危機解決の糸口を表明する期限となっています。つまり、もうこうなった以上、問題を先延ばしすることは許されない状況となったわけで、市場参加者からは「我々は、欧州当局の手のひらに乗せられて泳がされているだけ」との皮肉も聞こえてきますが、何はともあれ、自らがデッドラインを設定したことで、最終的に11月3-4日に予定されているG20サミットに「解決への包括的プラン」を表明するタイムスケジュールが明確になったことは評価しなければなりません。

ただ、問題は依然として山積しています。「銀行の資本増強」については、ドイツの銀行団が「自己資本比率の中核をなすコアTier1の9%は到底容認できない」との書簡を独政府に叩きつけているように、今後の大きな問題に発展しかねない事態となっています。スイス大手銀行の試算では、新たな前提でストレステストを実施した場合、なんと「66行が資本不足となる」とのショッキングなレポートが出されていますが、あの「デクシア」でさえ、7月の形だけのテストでは「合格」だったわけで、テストを実施した欧州銀行監督機構(EBA)の威信にかけても、今回のストレステストは「容赦できない」といったところなのかもしれません。

この自己資本規制比率の問題に加え、第2次救済パッケージでの民間債券保有者のヘアカット率も21%から大幅にアップするのが規定路線となってきているなか、ギリシャ救済のために、ユーロ圏の銀行が資本不足に陥り、その穴を埋めるためにユーロ圏諸国が資本注入するという、当初の目的から離れた悪循環に陥る可能性が高まってきました。改めて考えてみると、「ギリシャ救済」とは「ユーロ圏全体の金融システム救済」だったわけで、単純に「デフォルトさせる」という、客観的にみれば非常に明快な解決手法を採用することが出来なかった理由がわかるような気がします。

今週に入っても市場は目先の材料に一喜一憂させられる動きが続いています。週末のG20財務大臣中央銀行総裁会議では、米国などから「早急に包括的プランを策定する」ことを要求され、声明文でも「10月23日の会合の結果に期待する」と盛り込まれていますが、昨日にはショイブレ独財務相が「次回のEU首脳会議でユーロ圏債務危機の最終的な解決法は提案されないだろう」と発言したほか、独政府報道官からは「欧州危機が来週月曜日までにすべて解決されるとの夢は達成されない」とのメルケル独首相の談話を発表。根底にあるのは、いつもの「独VS仏」という相容れない対立軸です。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週は、ユーロドルは大きく買い戻される展開となりました。週明けから第2次救済パッケージで合意されていたEFSF機能拡大案の承認が進んだほか、ファンロンパイEU大統領がギリシャ救済問題や域内銀行の資本増強問題に対して23日まで延期したEU首脳会議にデッドラインを設けたことなどが好感され買いが強まる展開となりました。EFSF機能拡大案の承認については、最後に残されたスロバキアが一旦は否決したものの、13日には再議決を行い承認。週末には、イタリア下院がベルルスコーニ政権を信任したことが報じられると一気に上値を試す動きとなりました。目先上値の目処とされていた7月12日の安値1.38376ドルを上抜けるとストップロスを巻き込んで上げ足を速め、一時1.3895ドルの高値まで値を上げています。ドル円は77.00円を挟んだもみ合いとなりましたが、週末に日本政府当局者の発言として「来週にも新たな円高対策を発表する」と一部で報じられたことを受けて買いが強まる展開となり、一時77.45円の高値まで上昇しました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けのNY市場では、ドル円は売られる展開となりました。クロス円中心に売りが強まったほか、10月米NY連銀製造業景気指数が市場予想を大幅に下回る弱い数字となったことなどを受けて下落。76.90円から観測されていたストップロスを巻き込むかたちで下げ足を速め一時76.60円の安値まで下落しています。今週は下サイドに要注意です。上値では、一目均衡表雲の下限が位置する77.04円や12日の高値77.489円が目先の目処となっています。9月9日の高値77.86円もレジスタンスレベルとなっています。クロス円中心に戻り売りが強まる動きとなりそうですが、下値では、昨日安値の76.60円がとりあえずの目処となっているほか、12日の安値76.305円がサポートレベルとなっています。9月22日の安値76.101円も重要な下値の目処となっています。市場では「76円台半ばから断続的にストップロスが観測されている」との声も聞かれており、思わぬ下落となる可能性も高まっています。

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