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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

2週間

更新日:2011年10月11日

先週は、デクシアで始まりデクシアで終わったと言っても過言ではありませんでした。波乱の幕開けとなった第4四半期(本邦勢にとっては下期)ですが、経営不安説の高まったデクシア株は、いきなり30%を超える暴落となります。慌てた仏、ベルギーの財務省は「デクシアの融資を保証する」との声明を発表。事態の収拾に奔走しました。1.3145ドルの安値まで売り込まれたユーロドルも、この日の安値を最後に買い戻しの動きが強まる展開となりました。

結局このデクシア問題が、ギリシャの債務問題を跳び越すかたちで浮上したがために、「銀行への資本注入」という、米国でもリーマンショック後に起こった国家としての最後の手段である「伝家の宝刀」を抜かざるを得ない状況に直面したと言えます。

週末の日曜日には、デクシアを事実上の破綻(国有化して解体、再編処理)とさせると同時に、サルコジ仏大統領とメルケル独首相が独仏首脳会談を開き、「域内銀行の資本増強を積極的に進める」ことで一致。彼らからすれば、デクシアの破綻は予定通りですが、ギリシャの完全なデフォルトという最悪シナリオでの早急なストレステストの実施と、それらを受けた銀行への資本注入スキームを一気にまとめ上げる必要性が出てきています。

ファンロンパイEU大統領が17日に予定されていたEU首脳会議を23日に延期した意味は、「銀行の資本増強やギリシャ債務問題も含めた欧州金融危機の解決に向けた道筋を示すためのデッドラインを設定した」ことに他なりません。

そうは言っても、問題は山積しています。あくまでも11日に声明を発表する予定のトロイカ(EU、ECB、IMF)調査団の報告を受けた、第1次救済パッケージにおける第6弾融資(80億ユーロ)実施の可否。これも本日予定のスロバキア議会の第2次救済パッケージで合意しているEFSF機能拡大案の承認。そして第2次救済パッケージでの民間部門の負担増額問題の解決。数えればきりがありません。そして俄かに台頭してきた「銀行の資本増強」問題も、結局は「誰が」資金を捻出して、どういったスキームで資本注入するかという、気の遠くなるような作業が待ち構えています。23日のデッドラインまで残された期間は2週間弱となっていますが、事務方の作業は恐らく「寝る」という人間の営みを放棄しなければならなくなるでしょう。

ところで、先週はトリシェECB総裁の最後の定例理事会と定例記者会見が執り行われました。恐らく現在の当局者の中では「一番プライドの高い」ジャンクロードトリシェECB総裁は、最後まで自己の総裁としての責務を果たしてきたという誇りを捨てきれずに、たとえ欧州がギリシャ問題を発端としたリセッション入りする可能性が高まろうとも、たとえデクシアの破綻で銀行への資本注入が必要となる非常事態となろうとも、ECBの責務である「インフレ抑制」のために、最後までそのスタンスを貫き通しました。7日のFT一面には、これまで見たことのない「あどけない笑みを浮かべた総裁の写真」が空しく掲載されています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週は、ユーロドルは買い戻される展開となりました。4日にはデクシアの経営不安説が台頭したことを受けて、デクシア株が30%を超える急落。一時1.3145ドルの安値まで売り込まれる場面もみられましたが、仏、ベルギーの財務省が「デクシアの融資を保証する」との共同声明を表明したことから一転買い戻される動きが強まりました。その後はECB定例理事会を控えて神経質な展開が続いたものの、トリシェECB総裁が「カバードボンドの購入」など非伝統的な金融緩和策の実施に言及したことを受けて再び上値を試す動きとなりました。週末には、9月米雇用統計が市場予想を上回る強い数字となったことを受けてダウ平均が上昇。一時1.3525ドルの高値まで値を上げる場面もみられましたが、フィッチがイタリア、スペインを相次いで格下げしたことが嫌気され、1.33ドル台半ばまで下押しして週末の取引を終えています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

週明けのNY市場では、ユーロドルは大幅に買い戻される展開となりました。欧州時間から「トロイカ(EU、ECB、IMF)調査団はギリシャ救済についての報告を10日にまとめ、11日に声明を発表する予定」と伝えられたほか、ギリシャ財務省の見解として「トロイカ調査団は11日に結論を出すと予想する」と報じられたことなどを受けてショートカバーが先行。欧州株式市場やダウ平均が大幅に値を上げる展開となると、一時1.36988ドルの高値まで買い上げられました。ファンロンパイEU大統領は、17日に予定されていたEU首脳会議を23日に延期することを表明。欧州債務問題に対するデッドラインを設けて解決へのスケジュールを明確に示しています。ダウ平均は引けにかけて330ドルを超える急騰となりました。市場からは「NY市場がコロンブスデーの休日で債権市場が休場となった関係で、参加者が極端に少なかった」との声も聞かれており、「薄いマーケットの中で値動きが軽くなった」ようです。今週は、本日予定されているスロバキア議会のEFSF機能拡大案の議決に注目が集まっているほか、「銀行の資本増強」問題での進展を睨みながらの展開となります。上値では、9月28日高値の1.36909ドルや昨日高値の1.36988ドルが目先の目処として意識されているほか、1.3700ドルに設定されているオプションの存在なども気になるところです。戻りを引き付けて売っていきたいところです。

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