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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

「確約」と「確信」

更新日:2011年9月20日

先週は、欧州での二つの問題が大きく炸裂しています。先ず市場参加者を驚かせたのが、ECBが呼びかけて実現した無制限のドル資金供給オペの実施でした。ECBは、BOE、SNB、FRB、そして日銀と、主要5中銀による「3ヶ月物オペ」の年越えでの実施をアナウンスしています。仏大手2行が深刻なドル資金の調達難に陥っていることは周知の事実ではありましたが、「まさかそこまで慌ててやらなくても」との声も聞かれました。ただ、切羽詰って即日実施のオペではなく、あえて来月からのオペをあらかじめ伝えておく理由がわからないと首を傾げる参加者も多いです。

奇しくも、アナウンスのあった15日は、「リーマンショック」のアニバーサリーでしたが、まさかそれにあわせて発表したとも思えず、「新たな危機」、つまり「ギリシャショック」に備えての事前の対応と考えられなくもありません。しかも、このドル供給オペでは、いわゆるペナルティー金利付きの悪条件となっていて、「通常であれば誰も活用しない」制度をアナウンスする意味は、「全くの他にあるとしか思えない」との思惑も台頭しています。

そして、もう一つの問題がこの「ギリシャ債務問題」でした。7月21日にEUサミットを開いて「第2次ギリシャ救済パッケージ」について基本合意がなされたにもかかわらず、その後のギリシャ自身のやる気のなさ、つまり一向に進まない債務削減計画に業を煮やしたEU、IMFが「次回融資の実行」に疑問符を投げかけたことが深刻の度合いを強めることになりました。パパンドレウギリシャ首相は、独仏首脳に対して「EU、IMFとの間で合意した全ての責務を果たす」ことを確約。独仏首脳は「将来もギリシャがユーロ圏にとどまっていることを確信している」と述べましたが、そのどちらの「確約」も「確信」も、市場参加者に問題の解決を「確実視」させるものとはなりませんでした。

先週末にはガイトナー米財務長官までポーランドに赴いて、ギリシャ債務問題を議論しました。ただ、EU財務相理事会から出てきたものといえば、「金融システムの安定に向けて各国の中央銀行や規制当局が連携を強化し、必要な場合には金融機関に資本注入を行う」とのお決まりの方針が確認されただけで、ギリシャ問題はおろか、金融機関の破綻防止策などの具体策を目にすることはありませんでした。

ギリシャでは、昨日二転三転してベニゼロス財務相がトロイカ調査団と電話会議を行っていますが、第6弾融資となる80億ユーロの融資実現に向けて、ぎりぎりの折衝となっています。ギリシャは現在、「9月末までの利払い資金などは確保している」ようですが、「10月は10日前後までしかキャッシュがもたない」状況となっているわけで、そのためにも「より厳しい条件」を決断する必要性に迫られています。増税や公務員の大幅人員削減、年金の減額など、「やらなければならないことはわかっている」ものの、「一向に決断されない」事態を憂慮する声は益々高まるばかりです。マクロファンド勢が、先週中盤から「競ってエマージング通貨売り」を行っているのも、「来る時」に備えてのリスクヘッジに他なりません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週は、ユーロドルが買い戻される展開となりました。大手仏銀行の資金供給難などから欧州銀行株が急落。週明けには一時1.34949ドルの安値まで売り込まれる場面もみられましたが、その後は仏当局から必要な流動性を供給する旨の発言が相次いだことからショートカバーが先行する動きとなりました。デフォルト懸念が高まっているギリシャ債務問題では、パパンドレウギリシャ首相が独仏首相と電話会談を行い、「EU、IMFとの間で合意した全ての責務を果たす」ことを確約。一気に買い戻しが強まる展開に。ECBが主要国中銀と協調してドル資金オペの実施を表明すると、一時1.3937ドルの高値まで買い上げられています。ただ、週末にはEU財務相理事会などを控えて利食いの売りなどに押されて値を下げて引けました。ドル円は、非常に戻りの鈍い展開となりました。9月中間期末に向けて77円台での戻り売り意欲が強く、日銀のレートチェックなどの噂から値を戻す場面もみられたものの、結局76円台後半での動きが中心となっています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けのNY市場では、ドル円は売られる展開となりました。欧州時間からクロス円中心に売りが先行。じりじりと値を下げる動きとなりましたが、ダウ平均が一時250ドルを越える急落となったほか、「ロンドンフィキシングでまとまった売りが出るのでは」との憶測が台頭したことを受けて一気に売りが強まる展開に。目先下値の目処として意識されていた8月31日の安値76.42円を下抜けると、ストップロスを巻き込んで下げ足を速め一時76.321円の安値まで売り込まれました。クロス円も急落。豪ドル円は一時77.73円、南アランド円は一時9.88円の安値まで値を下げています。市場では、「ギリシャのデフォルト懸念が改めて高まっていることから、全般リスクオフの動きが加速した」との声も聞かれました。今週はドル円は上値の重い展開となりそうです。ギリシャ問題が佳境に入っているほか、FOMCやG20など重要イベントを控えており、全般神経質な動きとなりますが、77円台からの戻り売り意欲が本邦輸出勢中心に非常に強く、戻りを引き付けて売っていきたいところです。8月19日の史上最安値75.941円を視野に入れた動きを予想しています。

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