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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

初めての

更新日:2011年9月13日

先週は、ついにSNBが最後の手段に打って出ました。これを「英断」と呼ぶのか、「暴挙」と呼ぶのか、市場参加者のそれぞれの立場によってその評価は分かれるところですが、市場に衝撃を与え、その一瞬でも、市場参加者を唖然とさせたことだけは事実です。

弱冠47歳のヒルデブランドSNB総裁の決断は、彼がヘッジファンドの雄モアキャピタル出身というだけあって、まさにディーラー感覚でのサプライズとなりました。

SNBの声明では、「ユーロスイスの下限を1.2000スイスフランに設定する」ことに言及していますが、このレベルを死守するために「無制限の外貨買い介入を実施する」ことも合わせて表明しました。実際にEBS(電子ブローキングシステム)には、1.2000や1.19999、1.19998スイスフランなどのレベルにSNBが数千本規模の買いオーダーを並べているようで、「決意の表れ」が感じられる、これぞ「断固とした措置」を断行したといえます。どこかの当局に「爪の垢を煎じて飲ませたい」とのきつい声も聞かれています。

実質マイナス金利となっているスイスフランですから、ユーロスイスフランをロングにしてロールオーバーした場合、ユーロの金利は勿論のこと、スイスフランの金利も享受出来るとあって、ファンド勢中心にこぞってロングを積みましているところですが、先週末から続くギリシャデフォルト懸念の高まりを受けて、「リスクオフ」相場が極まった時、「初めてSNBの真価が問われる」ことになります。

先週末は、シュタルクECB専務理事の突然の辞任などを受けて、ユーロスイスフランは1.2187から一時1.2056スイスフランまで下落しています。一部市場参加者からは「ファンダメンタルズに即した政策とはいえない」との声も多く聞かれるなか、「最後の手段」としての「無制限一本勝負」である「1.2000スイスフランの下限レート死守」は、かつてのBOEとソロスとの死闘を想い出させます。

ところで、野田新内閣(どじょう内閣)が発足してからというもの、市場では「一度も介入をしないでいることは示しがつかない」との声が聞こえてきています。1日の介入規模としては最高の4兆5000億円を市場にぶち込んだ野田財務相が首相になったわけですから、役所的(財務省的)にも、何らかのイベント介入をもってサポートすると考えても不思議ではありません。

週末に行われたG7財務大臣中央銀行総裁会議では、「日本の単独介入の実施をすり合わせてくる」との思惑も一部では台頭していましたが、発表された合意文章を目の当たりにして、「改めて厳しい現実を突きつけられた」気がしています。
「we reaffirmed our shared interest in a strong and stable international financial system, and our support for market-determined exchange rates. Excess volatility and disorderly movements in exchange rates have adverse implications for economic and financial stability. We will consult closely in regard to actions in exchange markets and will cooperate as appropriate.」

為替に関する文言は、8月8日のG7財務大臣中央銀行総裁緊急電話会議で出された「声明文」と一言一句、全くの同じものとなりました。G7の出した答えの全てが、この文章に込められていると考えれば、他に解説することは何一つありません。

安住財務相も、ガイトナー米財務長官と「日米財務相会談」を行ったようですが、たった15分間しか時間は与えられず、結局宮城の地酒2本を渡したことだけが印象的でした。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週は、ユーロドルが急落する展開となりました。週明けから欧州金融機関の資金調達難やイタリア国債格下げの噂などを受けて売りが先行しました。SNBがユーロスイスフランの下限を1.2000スイスフランに設定したことを受けて、一時1.42863ドルの高値まで急騰する場面もみられましたが、ダウ平均の下落などを受けて再び下値を試す展開に。8日にはトリシェECB総裁が「ユーロ圏景気の下方リスクが増大している」ことに言及したほか、「インフレリスクはバランスがとれている」と発言したことを受けて売りが強まりました。週末には、シュタルクECB専務理事が突然の辞任。「ギリシャがデフォルトを宣言する」との噂が出回ったことで一時1.36268ドルの安値まで売り込まれています。
ユーロ円も一時105.30円の安値まで急落しました。
ドル円は全般ドル買いの動きが強まったことを受けて、一時77.86円の高値まで値を上げる場面もみられています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

週明け早朝のユーロドルが買い戻される展開となりました。欧州時間は大手仏銀行株が急落したことなどを受けて売りが先行。本邦勢からのユーロ円の売りなどに押され一時1.34949ドルの安値まで値を下げる場面もみられましたが、ECBがスペイン、イタリア国債を購入したほか、ノワイエ仏中銀総裁やバロワン仏経済財務雇用相が、相次いで仏銀行の流動性や支払い能力の健全性などを訴えたことからショートカバーが強まる展開となり、一時1.3695ドルの高値まで値を戻しました。 ショイブレ独財務相がギリシャの破綻について「政府はあらゆることに対して準備しなければならない」などと発言すると1.3559ドルまで下押ししましたが、FTが「イタリアは中国政府系ファンドと国債や資産購入で協議」と報じたことを受けて、再び買い戻しの動きが強まりました。ダウ平均が急速に値を戻したことも買いを後押し。1.3685ドルまで値を上げています。今週は引き続きユーロドルの動きが市場を支配することになりそうです。下値では、「50ポイントごとにオプションのバリアが観測されている」こともあり、下サイドを試しにいく展開を予想しています。1月10日の年初来安値1.2860ドルを早くも意識することになります。
また、ユーロ円や豪ドル円など、「リスクオフ」相場となった場合の売りには気をつけたいところです。

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