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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

ハイボラティリティ相場

更新日:2011年8月16日

先週の金融市場は、まさに「異常」な「緊急事態」に突入したと言っても過言ではありませんでした。株式市場の急落は尋常ではなく、週初は日経平均が400円を越える下落となったり、ダウ平均も週末から1000ドル以上の急落をみせたり、韓国株式市場にいたっては、10%近い暴落と目を覆いたくなるような始末となりました。

週明けからオバマ米大統領が記者会見を行うと発表された時、市場は「何らかの対応策が打ち出される」との淡い期待感を抱いたものの、結局「格付け機関がどんな格付けを付与しようとも、米国はAAAである」と、お得意の「逆切れ会見」を繰り返したことで、一気に株式の失望売りとなってしまいました。米国の国債が格下げされたにもかかわらず、逆に米国債が急騰するなど、市場の混乱振りはまさにカオスと化しました。

9日に行われたFOMCでは、通常コンセンサスをとって声明文を出すものですが、3人の反対にあうという異例の事態を覚悟してまでも、バーナンキFRB議長が金融緩和への思いを押し切った様子が伺われていて、異例の低金利を「長期間続ける」(6ヶ月)という時間軸を、「2013年半ばまで」と期限をさらに先へと引き延ばしました。「さらなる追加的緩和策も検討し準備している」ことも表明して市場の沈静化をねらったようですが、その日の為替市場では、ポンドスイスフランの968ポイントの暴落や、ユーロスイスフランの766ポイントの急落や、ドルスイスフランの524ポイントの下落を目の当たりにすることになります。

実は、この緊急事態に一番業を煮やしていたのがSNBでした。世界中のマネーが「非難通貨」としてのスイスフランに集中してしまったことで、SNBは連日の流動性の供給を実施。市場参加者からは「スワップ市場でも直接介入してきた」との声も聞かれ、以前失敗に終わって多額の損失を抱える結果となった「為替介入」以外のスイスフラン高政策を相次いで行いました。スワップ市場での介入とは、ドルスイスフランのスワップで「買って売り」(Buy/Sell)、つまりスイスフランの「売って買い」を無制限に行ったことで、手前でのスイスフランをジャブジャブの状態にすることが出来ます。スワップですから、売ったスイスフランは最終的には買い戻す必要がありますが、毎日このスワップ取引を繰り返すことで、常にスイスフランを供給することが出来るといったところです。

市場では、「SNBが非居住者のスイスフラン預金に対して1%のチャージをかける」なんていうとんでもない噂が駆け巡ってみたり、ジョーダンSNB副総裁が記者会見で「ユーロへのペッグ制は合法的」と、その可能性に言及してみせたり、週末にはSNBとスイス政府で「ユーロスイスフランの下限目標を設定する」と報じられてみたり、ファンド勢が慌ててユーロスイスフランのショートをカバーに走ったのは言わずもがなです。

金融市場の緊急事態は、オバマ米大統領でもなく、バーナンキFRB議長でもなく、サルコジ仏大統領でもなく、メルケル独首相でもなく、G7にもG20にも加盟していない、スイスによって、なんとか小康状態を保っている状況ですが、この後のシナリオはまだ誰も描けていません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。週明けからダウ平均が急落したことなどを受けて下落。FOMCで「2013年半ばまで異例の低金利を続ける」と表明したことも売りを後押ししました。フランス格下げの噂などから、クロス円中心に売りが強まる展開となり、一時76.302円の安値まで売り込まれました。ただ、東京時間では日銀による「レートチェック」などが観測されたこともあり、介入警戒感が次第に高まっていることから、3月17日の史上最安値である76.25円を手前に下げ止まりの動きをみせました。週末は本邦輸出勢からの売りオーダーがお盆休みを前にして厚く、77円台が重い展開が続きました。市場参加者からは「実際のレートチェックが入ったことから、暫くは下値トライを躊躇せざるをえない」との声も聞かれていますが、一方で「遅かれ早かれ、いずれは史上最安値を更新せざるを得ない」との認識も強く、全般戻りを売りたい向きも多くなっています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けのNY市場では、ドル円は行って来いの展開となりました。欧州時間は76円台後半でのもみ合いが続きましたが、8月米NY連銀製造業景気指数が▲7.72と市場予想の±0を大幅に下回る弱い数字となったことをきっかけに、売りが強まる動きとなりました。6月対米証券投資も短期債を除いた額が37億ドルの流入にとどまり、米国への資金流入が予想以上に縮小していることを受けて、一時76.591円の安値まで売り込まれています。ただ、先週末の安値76.52円を下抜けできなかったほか、介入への警戒感も根強く、その後はショートカバーが先行。ダウ平均が大幅に上昇するにつれて76.90円まで買い戻されています。今週は、ドル円は引き続き頭の重い展開を予想しています。先週は日銀による「レートチェック」が実際に観測されたこともあり、市場の介入への「期待感」は「警戒感」へと移り変わっています。そのため、76円台前半まで売り仕掛ける動きは一旦は収まっているものの、株価の急落など外部要因がきっかけとなって下サイドを攻めざるを得ない状況となることも考えられ、引き続き3月17日の史上最安値76.25円を割り込むリスクは強いままです。上値では、本邦勢がお盆休みとあって売りオーダーがまとまった規模で観測されていることから、77円台半ばから頭が重い状況は続きそうです。10日の高値77.40円が目先上値の目処となっています。

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