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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

意味あるものと無いもの

更新日:2011年7月26日

先週は、21日のユーロ圏サミットにおいてギリシャに向けた「第2次救済パッケージ」が基本合意に達したことが話題となりましたが、ここに至るまでには、いくつもの妥協と犠牲を払う結果となりました。大筋合意に達しただけで、実は一番の焦点となっていた「民間部門の負担」は、370億ユーロという総額だけの決定にとどまっており、その方法論を巡っては、まだまだ紆余曲折も予想されています。

事態は、20日のサルコジ仏大統領の突然のベルリン訪問で動き始めました。「どうせまた先延ばしになるのでは」との市場参加者の予想を裏切るかたちで、急転直下の合意劇となりました。市場では、9月までこのパッケージは決まらないとの認識が強まっていましたが、イタリア国債が急落するなど、その他の債務問題を抱えた国々へ影響が波及してしまったために、緊急のユーロ圏サミットを開催。

サルコジ仏大統領は、19日にメルケル大統領と電話会談を行いましたが、電話では埒があかないからといって、居ても立ってもいられずベルリンに吹っ飛んで行きます。「ディナーミーティング」という名のバトルが翌日6時間に渡り繰り広げられたのですが、ミーティングの最中には自分からやって来たのか、それともいきなり呼び出されたのか定かではありませんが、トリシェECB総裁も途中から加わり、ユーロ圏サミットと言っても、結局この3人が握り合ったことで、合意に達したといっても過言ではありません。

合意した声明文のポイントは、なんと言っても「トリシェECB総裁が折れた」ことです。はっきりしていることは、ギリシャ国債を選択的デフォルトにさせることを容認したことですが、ネックになっていたECBの適格担保の問題が、トリシェECB総裁が「今後のモデルとならずに、ギリシャだけの特別な事情として制限されているのならば」という条件付きで、仮に格付け機関が「選択的デフォルト」と認定しても、オペの適格担保として引き続きギリシャ国債を受け入れる姿勢を示しました。

もっと早い時期にギリシャのデフォルトを前提とした救済策を取っていれば、こんな苦労はせずにすんだものを、全てを先延ばしにさせてきたツケは大きなものとなっています。ECBの独立性や信認という最も大事なものを捨てることでしか、ギリシャを結局は救えないことになってしまったわけで、今後民間保有のギリシャ国債の処理がどのようなかたちとなろうとも、トリシェECB総裁は退任前に大きな汚点を残したことになります。

案の定というか、予定通り、今週に入ってムーディーズがギリシャを「CAA1」から「CA」に格下げしてきました。ほぼデフォルト扱いとなるこのレーティングには、今となっては何の意味も見出せません。後は「野となれ山となれ」といったところで、淡々とギリシャ債務の処理が行われていきます。ただ、米国ではそうはいかず、ムーディーズの「AAA」からの格下げは、金融市場全体を巻き込んだ最も意味のある格下げとなってしまいます。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。週明けから79.00円をはさんで方向感のない動きとなりましたが、オバマ米大統領が「債務についての協議でいくぶん意見の溝が狭まった」と述べたことをきっかけに買いが強まる動きに。一時79.32円まで買われる場面もみられました。その後は本邦輸出勢の売りが上値を押さえたほか、オバマ米大統領と共和党のベイナー下院議長が主要な予算折衝で合意に近づきながらも決裂したことで、78円台前半まで下押ししています。週末には、クロス円の売りが強まったことにつれて一時78.22円の安値まで値を下げています。ユーロドルは、21日に開催されたユーロ圏サミットでギリシャに対する第2次救済パッケージが大筋合意に達したことを受けて、買い戻しが先行しました。一時1.4440ドルの高値まで値を上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けの海外市場では、ドル円は売られる展開となっています。米債務上限の引き上げ問題が依然として難航していることを受けて、一時78.055円の安値まで値を下げました。78.00円に設定されていたバリアオプションの防戦買いで下値が支えられましたが、戻り売り意欲は次第に強まっています。今週は、引き続き上値の重い展開を予想しています。ワシントンでは債務問題の合意を目指してオバマ米大統領が会談を続けていますが、仮に合意に失敗した場合はトリプル安となる可能性も高く、市場参加者は固唾を飲んで見守っているといったところです。上値では、先週末の高値78.74円が目先の目処として意識されていますが、一目均衡表転換線が位置する78.82円がレジスタンスレベルとなっています。20日の高値79.32円も重要なポイントです。下値では、本日安値の77.883円がとりあえずの目処となっていますが、3月17日の史上最安値76.25円が完全に視野に入ってきています。市場参加者からは「米国が今回のゴタゴタ劇で与えたダメージは思っている以上に大きい」との声も聞かれており、米国のデフォルトが避けれても、戻りを売りたい向きは多いです。

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