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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

備えよ常に

更新日:2011年7月19日

先週は、バーナンキFRB議長の苦悩振りを垣間見ることになりました。12日に公表されたFOMC議事要旨(6月21-22日分)では、「メンバーらは低成長が続いた場合、追加の金融緩和が必要かどうかについて意見が分かれた」ことが明らかになり、6月末で終了したQE2に続く緩和策も議論されていたことが話題となりました。しかし、翌日に行われたバーナンキFRB議長の下院金融サービス委員会での半期に一度の議会証言では、「経済回復の減速が予想よりも続き、デフレの危機が再燃した場合は、追加政策での支援が必要になるだろう。たとえほぼゼロ金利の状態でも、さらに金融を緩和する政策はいくつかある」と、苦しい胸の内を打ち明けました。

6月22日のFOMC後の定例記者会見では、「雇用の最大化」と「物価安定」というDual Mandate(二つの責務)を抱えたバーナンキFRB議長は、このところ勢力を増している「タカ派」の影響力を無視できなかったようで、「インフレターゲットはインフレ期待の抑制に役立つだろう。インフレターゲットの設定にも障害はない」と述べてみたり、「QE3は現状では考えていない」ことに言及してみたりと、決して「ヘリコプターベン」の本意ではない発言が目立ちましたが、8日の6月米雇用統計の惨状を目の当たりにして、市場ではほぼ可能性がゼロという認識でいた「QE3」を、視野に入れてきたことが分かります。

その政策のオプションとして、「一つには、現状のFF金利とFRBのバランスシートを維持する期間について、より明確な方針を示すことだ。追加証券購入を再び実施する政策もある。実施するにあたって潜在的な危険性はあるが、それらの政策の有効性の見積もりは必要だ」との見解も表明しました。

つまり、ドル安などの「潜在的な危険性」を十分に認識しつつ、「for an extended period」と表現している異例の低金利を継続する期間を、もっと具体的に長期間を表す文言にしたり、量的緩和を行う必要性があることを言っているわけで、市場参加者が「こぞってドル売りを仕掛けた」理由は明らかです。ただ、翌日の上院銀行委員会では、共和党議員からの圧力がかなりあったと言われていますが、「現状ではQE3は必要でない」と発言し、市場参加者を惑わす結果となっています。

これも一重に、バーナンキFRB議長の苦悩振りを表す端的な現象で、上院、下院の証言で「通常ならば同じことを淡々と話して終わりのはずが、微妙なニュアンスの違いを意識して発言している」あたり、非常に珍しい異常事態となりました。

私自身も含めて、ほとんどの市場参加者が「連邦債務上限の引き上げ問題は、最終的にはちゃんとまとまるはず」と、意外にも「危機感を持っていない」のも事実ですが、そうであるがゆえに、「かりに、もし」の場合は、かなりのショックが市場に走ることになります。21日には、延期に延期を重ねて開催される、あくまでも予定の「ユーロ圏サミット」が控えていますし、8月2日がデッドラインの米国でも、「実質的には今週が期限」と言われていることを考えれば、いよいよ「その時」は近づいています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。週明けから欧州債務問題がイタリアに飛び火したことから、クロス円中心に売りが強まりました。14日には、NY市場がクローズした直後を狙った仕掛け的な売りが観測されたこともあり、78円台半ばまで急落。ムーディーズが「米国を格下げ方向で見直す」と表明するなど、米国の信用不安も売りを後押ししたことで、一時78.45円の安値まで売り込まれています。その後は、東京市場で介入を思わせるような急激な上昇をみせる場面もみられましたが、結局戻りは79.609円にとどまり、頭の重い展開となりました。米国では、連日債務上限問題が議論されていますが、未だに合意の見通しが立っておらず、S&Pもムーディーズ同様に「米国の格付けをクレジットウォッチネガティブ」とするなど、予断を許さない状況となっています。クロス円も全般弱含みの展開となり、ユーロ円は一時109.58円の安値まで値を下げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

昨日のNY市場では、ユーロドルは買い戻される展開となりました。欧州時間は、欧州株式市場の下落などを受けて一時1.40145ドルの安値まで値を下げる場面もみられましたが、下値では「中東勢の買いが観測された」との声も聞かれ下げ渋りました。5月対米証券投資で短期債を含む数値が675億ドルの資本流出だったことがわかると、1.4097ドルまで買い戻されましたが、ダウ平均が一時180ドル以上の急落となったほか、WTI原油先物価格の下落を受けて再び下値を探る展開に。1.4017ドルまで下押ししました。ただ、欧州時間の安値を下抜けることが出来なかったこともあり、その後はショートカバーが強まる動きとなりました。ダウ平均が2桁台まで下げ幅を縮めたほか、ユーロスイスフランなどのユーロクロスの買い戻しも散見され、引けにかけては1.4125ドルまで値を戻しています。ベニゼロスギリシャ財務相が「21日のユーロ圏サミットでは、債務問題の対策が合意に達する」との認識を表明したことも買い戻しを後押ししています。

ドル円は、材料不足のなか79円台前半での狭いレンジに終始しましたが、今週は79円台が非常に重い展開を予想しています。上値では、週末の高値79.277円が目先の目処として意識されていますが、14日の高値79.609円がレジスタンスレベルとなっています。市場では、引き続き79.30円から売りが観測されていることもあり、戻りを丁寧に売っていきたいところです。下値では、昨日安値の78.95円や15日の安値78.89円がとりあえずの目処となっていますが、14日の安値78.45円がサポートレベルとして意識されています。3月17日の史上最安値76.25円も重要なポイントとなっています。

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