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火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

誰も休めない夏 in 2011

更新日:2011年7月12日

先週は、ムーディーズによるポルトガルの格下げが市場参加者を驚かせることになりました。ギリシャに対するEU、IMFの120億ユーロに上る融資が決定されたことを受けて、「一旦は落ち着きどころを探りたい」参加者も多かっただけに、「Baa1」から「Ba2」という4段階もの急激な格下げは、「いくらなんでもやり過ぎ」との悲鳴にも似た声が聞こえてくるのも致し方ありません。「Ba2」といえば、要するに「ジャンク債」という位置付けとなるわけで、「これではギリシャと同じではないか」との認識が高まってしまいました。 

EU当局の憤りは激しく、バロッソ欧州委員長が「ムーディーズは過ちと誇大という罪を犯した」とかなりの剣幕だったほか、ショイブレ独財務相も「格付け機関の影響を排除する必要がある」との見解を表明しています。極めつけは、欧州金融規制局チーフのコメントですが、「支援国の格付けを一部凍結する。格付け機関のライセンス剥奪もありえる」なんていう、「まさに脅し」をかけてくる始末で、次から次へと政治的圧力がかけられようとしています。「欧州独自の格付け機関を設立する」との、全くの独立性や透明性の欠如した話まで浮上してきました。

市場参加者からは「格付け機関も、リーマンショックでは緩過ぎたと非難され、今回は厳し過ぎると非難され、逆切れ寸前」との声も聞かれていて、「金融システムそのものの問題にも発展しかねない」状況となりそうです。

ところで、ギリシャに対する「第2次救済パッケージ」の目玉となっていた、「民間保有のギリシャ国債のロールオーバー」案ですが、先週末から「合意していたはずのフランス案を反故にする動き」が出てきています。ドイツが「ECBとフランスの反対で一旦は引っ込めていたギリシャ国債のスワップ案を再び主張する」ことが明らかになってきたほか、もしかすると「デフォルトを容認したうえでの救済パッケージ」となる可能性も出てきました。

フランスのロールオーバー案に対しては、S&Pを筆頭にムーディーズ、フィッチが「デフォルト」または「選択的デフォルト」とみなすとの認識を示したことで、ECBが採用している4社(先の格付け機関に加えて、カナダのDBRSの4社)のうち、もっとも良いレーティングを使用する、つまり、4社全てが「デフォルト」とみなさない限り、ギリシャ国債を「適格担保」として認めるという、いわば「恩赦」を実施する準備をしているにもかかわらず、事態は非常に難しいステージに突入したと言えます。

昨日開催されたユーロ圏財務相会合では、「第2次救済パッケージ」が振り出しに戻ってしまったことで、またぞろ「先延ばし」の可能性が高まってきました。ファンロンパイEU大統領がトリシェECB総裁、バロッソ欧州委員長、ユンケルユーログループ議長を緊急に招集して、欧州首脳会合を行ったことからも、当局の慌てぶりが見てとれます。

米国でも、オバマ米大統領が「連邦債務上限の問題が解決するまで、毎日協議を行う」ことを表明。彼らの一番の楽しみである「サマーバケーション」は一日も取れないことが確定しました。ユーロ圏は言わずもがなで、「誰も休めない夏」がやってきました。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は行って来いの展開となりました。週明けから81円台をトライする動きとなりましたが、7月28日の高値81.27円が戻りの目処として意識されたほか、「本邦輸出勢の売りが断続的に並んでいる」との声も聞かれて、80円台後半での推移となりました。7日に発表された6月ADP全米雇用報告では、非農業部門雇用者数が15.7万人と市場予想の7.0万人を大幅に上回る強い数字となり、この数字をきっかけに再び上値を試す展開となりました。週末の6月米雇用統計では、指標直前に一時81.49円の高値までじりじりと値を上げたものの、NFPが1.8万人と市場予想の10.5万人を大幅に下回る弱い数字となったほか、失業率も9.2%と悪化。一気に80.501円の安値まで急落しました。1日の安値80.50円を意識した買い戻しに下げ止まりの動きをみせましたが、引けにかけては安値圏でのもみ合いに終始しています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けのNY市場では、ユーロドルが売られる展開となっています。11日付けのFTが「欧州の首脳はギリシャに対する救済策の一環として一部の同国債のデフォルトを容認する用意がある」と報じたことを受けて下落。早朝の1.4300ドルから一時1.3986ドルまで売り込まれました。市場では「週明けファンロンパイEU大統領が緊急に招集した、トリシェECB総裁、バロッソ欧州委員長、ユンケルユーログループ議長らとの首脳会合が嫌気された」との声も聞かれました。今週のドル円は、全般上値の重い展開を予想しています。上値では、50日移動平均線が位置する80.77円や、一目均衡表転換線の80.78円が目先の目処として意識されています。一目雲の下限が位置する80.96円もレジスタンスレベルとなっています。戻りを引き付けて売っていきたいところです。下値では、6月17日の安値80.011円がとりあえずの目処となっていますが、6月8日の安値79.693円や、5月5日の安値79.57円がサポートレベルとして意識されています。また、3月18日の安値78.837円も視野に入ってきています。

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