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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

一難去ってまた一難

更新日:2011年7月5日

先週は、ギリシャが目先のデフォルトを防ぐことが出来るのかどうかの瀬戸際の戦いが繰り広げられましたが、市場の緊張が最高潮に達したのは、29日水曜日の決戦でした。BBCのライブ放送に映し出された、アテネのギリシャ議会前に集結したギリシャ国民によるデモの激化が、戦いの激しさを物語っていますが、一時は「議会の採決が延期になるのでは」との憶測が飛ぶ始末となりました。

実際は、数時間遅れての「中期緊縮財政5ヵ年計画」の採決となりましたが、賛成票の内訳は若干変わったものの、新内閣信任時の得票と同数の155票で法案可決となりました。採決が始まってからは「与党副党首が反対票を投じた」との誤まった情報が市場に駆け巡ったことで、100ポイント以上の乱高下を短時間に繰り返すというケチもついたユーロドル相場でしたが、「たちの悪い噂はつき物」の為替相場にあっては、「動いたもの勝ち」との雰囲気が強く、「あれも相場、これも相場」といったところです。

翌日の「決戦は木曜日」の付帯法案の採決も無難にこなしたギリシャ議会ですが、ようやくこの結果を受けて、2日の土曜日に開催された緊急ユーロ圏財務相電話会合では、EU、IMFからの120億ユーロの融資が決定されています。ただ週末には、この会議。どういった理由からか未だに不明ですが、「財務相が3日に集まるのを中止して、その代わりに電話会議となった」ことで、「もしかすると、融資を巡ってもめているのではないか」と一瞬市場の緊張感が高まりましたが、結局予想通りの融資承認となりました。 

とりあえず、「最悪の事態は免れた」ものの、今後の「第2次救済パッケージ」でも目玉となっている「民間企業保有のギリシャ国債のロールオーバー」を、今後どう扱うかが鍵となっています。実際問題として、「フランスが主導している方法に格付け機関がOKを出す保証は全くなく」、このロールオーバー方式が「デフォルト」や、「選択的デフォルト」として認定された場合のケーススタディーは、まだ本格的に始まっていません。

昨日は、米国が独立記念日で休場であったことも関係してか、それほど大きな反応はみられませんでしたが、S&Pが「ギリシャへの第2次金融支援に関する民間負担のフランス案について、選択的デフォルトとみなす可能性がある」との認識を示しています。ムーディーズも「この計画の議論については関与せず、最終的な決定についてのみ見解を示す」ことを表明。つまり、デフォルトと認定した時に発表するということを暗に言っているわけで、2大格付け機関からの実質的なデフォルト予告を受けたことになります。

問題は、これがCDSなどのデリバティブ商品の「クレジットイベント」となるかどうか、はたまたECBが紙くずと化した「ギリシャ国債」を、引き続きオペの「適格担保証券」と認めるかどうか。市場では常に先を見越した動きが要求されています。

本日のFT1面で報じられていますが、「ECBはムーディーズ、S&P、フィッチ、そしてカナダの格付け機関DBRSの4社のうち、一番レーティングが良いものを適用する」との「恩赦」というか、「譲歩」を検討中のようです。ただ、4社とも「デフォルト」と認定した場合は、「もう後にも先にも、チョイスがなくなる」リスクを抱え込むことになります。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル
ユーロスイス
ドルスイス

先週は、ドル円は頭の重い展開となりました。6月米リッチモンド連銀製造業景気指数が強い数字となったことなどを受けて、米長期金利が急上昇。一時81.27円の高値まで買われる場面もみられました。ただ、6月29日にギリシャ議会が中期緊縮財政5カ年計画を採決したことが伝えられると、利食い売りが先行しました。週末にかけては、月末、期末に絡んだドル買いが観測されたほか、6月米ISM製造業景気指数が市場予想を上回る強い数字となると、再び81円台まで値を戻したものの、結局81円台の重さを確認して週末の取引を終えています。ユーロドルは買い戻される展開となりました。ギリシャ議会での中期財政計画に絡む法案採決を睨んで短期的な乱高下を繰り返しましたが、目先のデフォルト懸念が遠のいたとの見方が強まったことから、買い戻しの動きが強まりました。週末には一時1.4553ドルの高値まで値を上げています。ユーロクロスも買い戻されました。

ユーロスイスフランは、6月27日に一時1.1808スイスフランと史上最安値まで売り込まれる場面もみられましたが、その後はショートカバーが先行。一時1.2335スイスフランの高値まで値を戻しています。









今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けの海外市場では、ドル円は買い戻される展開となりました。欧州時間に目先のストップロスを巻き込んで下げ足を速め一時80.539円の安値まで値を下げる場面もみられましたが、先週末の安値80.50円を下抜け出来なかったことからショートカバーが先行する動きとなりました。米国が独立記念日で休場となっていたこともあり、市場参加者が激減。80.87円まで値を戻したものの、全般目先のポジション調整を中心とした小動きに終始しました。

今週は引き続き80円台を中心とした相場展開を予想していますが、先週末のNY市場で「海外勢中心にロングに傾いている」との声も聞かれており、81円台が重い動きとなりそうです。上値では、先週末高値の81.152円や6月29日の高値81.19円、6月28日の高値81.27円が目先の目処として意識されています。一目均衡表雲の下限が位置する81.32円もレジスタンスレベルとなっています。市場では、「一目均衡表の雲が今週からねじれ現象を起こしていることで、膠着状態を抜け出す可能性がある」との声も聞かれており、戻りを売っていきたいところです。下値では、6月30日の安値80.267円や6月24日の安値80.131円がとりあえずの目処として意識されていますが、6月17日の安値80.011円がサポートレベルとなっています。また、6月8日の安値79.693円も重要なポイントです。

今週は、7日に英MPC、ECB定例理事会が予定されているほか、週末8日には6月米雇用統計が控えており、ビッグイベントが目白押しです。

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