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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

答えは一つ

更新日:2011年6月28日

先週は、引き続きギリシャ一色の市場となりました。市場の注目を集めていたギリシャ新内閣の議会信任投票は、155VS143という非常にわかりやすい結果に終わりました。ギリシャ報道官も表明していますが、ギリシャ与党の議員数が155人となっているわけで、与党議員全員が賛成し、その他の野党議員が反対しただけの単純な数字となっています。

問題は、今週中にも予定されている緊縮財政策に関する法案にこのまま155人が賛成するのかどうかですが、「これでほぼ法案通過の目処が付いた」と楽観的な見方が台頭している一方で、一部からは「ギリシャ国民のデモ激化が、議員の判断に影響する可能性が高い」との懸念する声も聞かれています。

実際、警官隊がデモ隊に催涙弾を発砲するまで事態は深刻化しており、与党議員の中からも「緊縮財政法案には反対票を投じる」との声も聞こえてきました。EU、IMFからのつなぎ融資はもちろんのこと、新救済パッケージを獲得する前提条件が「緊縮財政策について、全ての政党が一体となって取り組むこと」となっている以上、その定義には非常に曖昧な面が多く、判断が難しいところではありますが、少なくとも「新内閣に対する信任投票の結果(155VS143)以上の法案への協力が必要であることだけは確かです。 

週明け早々から、ギリシャ議会の法案審議が開始され、29日には採決の予定となっていますが、先週はグリーンスパン前FRB議長のほかにも、フェルドシュタインハーバード大教授が「ギリシャのデフォルトはするかしないかの問題ではなく、いつ起きるかの問題となっている」との見解をFTに投稿し、話題を集めました。本日から法案の採決にあわせて、ギリシャ国内では24時間のゼネストも予定されていて、いよいよ緊張感も最高潮に達しようとしています。

昨日は、フランスが提唱している民間債権のロールオーバー方式についてEU当局者とIIF(国際金融協会)が協議していることが報じられましたが、一部市場参加者からは「償還期限3年未満のギリシャ国債を対象に、その50%を、30年債を購入することによって期限を延長するなんて、ナンセンス」との声も聞かれています。兎にも角にも、その前に債務国であるギリシャが、「前提条件」である中期財政計画をしっかりと可決し、国を挙げてこの難局に取り組む姿勢を示さない限り、ロールオーバーも何もないわけで、週末のユーロドルの下落や、ドルスイスフラン、ユーロスイスフランの史上最安値の更新をみていると、「市場はギリシャのデフォルトに対してある程度織り込み始めている」としか受け取りようがありません。

 ECB、フランスが主張している「ウィーン方式」による、債券のロールオーバー方式は、「格付け機関からデフォルトとみなされない可能性が高い」との触れ込みでしたが、実は週末に明らかになった格付け機関の見解は、非常に厳しいものとなっています。

 「ギリシャ国債の償還資金で、完全に異なる債券を購入した時のみデフォルトとはみなさない」との意味は、例えば日本国債とか独国債とか、全く違う債券を購入しなければならないわけで、そんな事はいわれなくてもわかっていることで、「ある意味嫌がらせのような状況」が続いています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、引き続きユーロドルが売られる展開となりました。パパンドレウギリシャ首相が内閣を改造し、議会の信任投票を実施。過半数の信任を得たことを受けて、一時1.4424ドルの高値まで値を上げる場面もみられましたが、IEA(国際エネルギー機関)が石油備蓄の放出を決定したことで、WTI原油先物価格が急落したほか、ダウ平均が200ドルを越える下落となったことなどを受けて、再び下値を探る動きとなりました。週末には、ギリシャの与党議員が「緊縮財政法案には反対票を投じる」ことなどが報じられると、一時1.41ドル台前半まで売り込まれました。ギリシャ債務問題の不透明感の高まりを受けて、スイスフラン買いが加速。ドルスイスフランは一時0.83094スイスフラン、ユーロスイスフランは一時1.1809スイスフランとそれぞれ史上最安値を更新しています。ドル円は、引き続き80円台での狭いレンジ取引となりました。ドルスイスフランの下落などにつれて、一時80.013円の安値まで値を下げる場面もみられましたが、ユーロドルを中心に全般ドル買いの動きが強まったこともあり、80.80円の高値まで値を上げています。ただ、両サイドオプションに絡む取引に左右される展開が続いており、方向感のない動きに終始しました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル
ユーロスイス
ドルスイス

昨日のNY市場では、ユーロドルが買い戻される展開となりました。欧州時間からマクロ系ヘッジファンドのショートカバーが先行したほか、EU関係者の話として「フランスが提案しているギリシャ国債のロールオーバーについて、EU当局者と国際金融協会(IIF)が協議している」と伝わったことなどを受けて買いが強まる動きとなりました。ダウ平均が一時160ドルを超える上昇となったことも買いを後押し。一時1.4294ドルの高値まで値を上げました。市場参加者からは「ギリシャ議会での緊縮財政法案の審議が始まったことで、法案通過に対する期待感が強まっている」との声も聞かれています。また、中東勢からの買いも観測されたことで上値を試す展開となりました。ただ、「先週売られた分を買い戻しただけ」との声も聞かれており、戻りを売りたい向きも多いです。

また、スイスフランへの資金逃避が続いているなかで、ユーロスイスフランやドルスイスフランは引き続き史上最安値の更新が期待できそうです。ユーロドルは、一目均衡表雲の上限が位置する1.4398ドルや、22日の高値1.44424ドルが戻りの目処となっています。









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