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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

グリーンスパンのご啓示

更新日:2011年6月21日

先週は、連日の「ギリシャ祭り」が市場をにぎわすことになりました。週明けからギリシャやポルトガル、アイルランドのCDS5年物スプレッドが、過去最大を記録し続けたことが全てを物語っていますが、ギリシャによる「デフォルト宣言」も間近に迫っているとの市場参加者の「不安感」や「懐疑心」は最高潮に達しました。

ギリシャでは、国会付近に集結した数万人規模のデモ隊が一部暴徒化するなど、国内政情不安が重く頭をもたげるなか、パパンドレウギリシャ首相が「挙国一致政府を作る事を前提に、辞任する」ことが報じられましたが、結局、野党党首の反対にあって、「内閣改造の上で信認投票を行う」ことに落ち着きました。ただ、本日予定されている「議会の信認投票」にしろ、「緊縮財政政策」の確約にしろ、これまで「借りた金を返す気のない」国に対する市場の猜疑心は強く残ったままです。

ギリシャに対する新救済パッケージについても、バイトマン独連銀総裁とユンケルユーログループ議長、メルケル独首相とドラギイタリア中銀総裁(次期ECB総裁)が会談を行った後、週末にはメルケル独首相とサルコジ仏大統領が首脳会談を行いました。この無制限一本勝負の行方は、週末の18時にゴングがならされましたが、たった数十分のバトルであえなくメルケル独首相が歩み寄りの姿勢を見せたことで、ユーロドルが買い戻される結果となっています。

民間投資家保有のギリシャ国債のロールオーバーを巡る、ドイツとフランスを巻き込んだECBとの対立は、「ウィーン方式」と呼ばれる、「完全な形での自発的(voluntary)、かつ非公式(informal)な債券のロールオーバーを目指す」ことで見解の一致をみたことが報じられていますが、これまで何度も裏切られてきている市場は、目先のポジションを整理しただけで、それほど「信じ込んでいるわけではない」のも事実です。

もっと具体的にいえば、償還期限3年未満のギリシャ国債を対象に、より長い償還期間の新たなギリシャ国債を購入することによって、実質的なロールオーバーをさせる方法ですが、これもお得意の「先延ばし」に過ぎず、これを行った民間の債券保有者は次回の償還期限に投資資金が戻ってくる保証はどこにもないわけで、「単にリスクの期間を延長させ、かつ増大させる」ことに他なりません。

グリーンスパン前FRB議長が、バスタブに長時間浸かりながら現在の金融情勢に思いを巡らした後、「ギリシャのデフォルトはほぼ間違いなく起こる」と発言しているのを聞くにつけ、この「神の声」が「アポロンの神」からの啓示であったのならば、これは厄介なことになりそうです。

兎にも角にも、本日のギリシャ議会の新内閣に対する「信任投票」の結果待ちとなっていますが、300票中120票で信任されるものの、「過半数の信任票をとれなければ、解散総選挙」が予定されていて、もしそうなった場合のリスクヘッジを市場はまだ準備出来ていません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円はユーロドルの動きに左右されながら行って来いの展開となりました。ギリシャアテネでは数万人規模のデモの一部が暴徒化するなか、パパンドレウ首相が辞任を示唆したことなどを受けて、ユーロドルが急落。ドル円も一時81.08円の高値まで値を上げる場面もみられました。上値では、久しぶりの81円台とあって本邦輸出勢の戻り売りに押されたことで、次第に頭の重い展開に。EU、IMFによる120億ユーロ融資の見通しが立ったことを受けて、ユーロドルが買い戻されると、つれて下値を試す展開となりました。週末にかけては、メルケル独首相とサルコジ仏大統領の独仏首脳会談を受けて、ユーロドルが一時1.43397ドルの高値まで上昇。ドル円は一時80.011円の安値まで値を下げて取引を終えています。市場参加者からは「ドル円単独での動きはほとんど見当たらなかった」との声も聞かれています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

昨日のNY市場では、ユーロドルが買い戻される展開となりました。欧州時間にはWTI原油先物価格やダウ先物が下落したことを受けて、一時1.4191ドルの安値まで売り込まれる場面もみられましたが、その後はショートカバーが先行する動きとなりました。下値では、アジア系ソブリンの買いが観測されたほか、ユンケルユーログループ議長が「ユーロ圏は安定性のために必要なことは全て行う」などと述べたことや、レグリング欧州金融安定ファシリティー(EFSF)最高経営責任者が「EFSFの保証は将来4400億ユーロから7800億ユーロに引き上げられるだろう」と発言したことなどを受けて買いが強まる展開となり、一時1.4328ドルの高値まで値を上げています。市場では、「ギリシャ改造内閣の承認投票を前に、目先のポジション調整の動きが強まった」との声も聞かれています。ドル円は欧州時間に80.025円まで売られたものの、アジア時間早朝の安値80.02円が意識されたことで80.37円まで買い戻されました。ただ、全般狭いレンジでの取引となっています。今週のドル円は、戻りの鈍い展開を予想しています。上値では、一目均衡表転換線が位置する80.44円が目先の目処として意識されているほか、17日の高値80.675円や一目均衡表雲の下限が位置する80.89円がレジスタンスレベルとなっています。15日の高値81.08円も重要なポイントとなっています。戻りを見極めて売っていきたいところです。下値では、17日の安値80.011円がとりあえずの目処となっていますが、8日の安値79.693円や5月5日の安値79.57円がサポートレベルとして意識されています。市場では、79.50円を下抜けるとストップロスが集まってきている」との声もきかれています。

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