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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

いよいよ

更新日:2011年6月14日

先週は、9日に行われたトリシェECB総裁の定例記者会見に市場の注目が集中しました。それもそのはずで、思い起こせば3月3日のひな祭りに、突如として発言された「strong vigilance」との発言をきっかけとした「トリシェ狂想曲」は、いくつもの「裏切り行為」を経て9日を迎えました。

ECBは4月7日に政策金利を0.25%引き上げ、総裁は同時にインフレに対して「monitor very closely」と、2ヵ月後の利上げを表明しました。ところが、5月5日の子供の日には、大方の市場参加者の期待を裏切るかたちで、再び「monitor very closely」と発言。ユーロドルは1.4900ドルから1.4510ドルまで急落し、市場参加者を慌てさせました。

そして6月の定例理事会を迎えるにあたり、ギリシャに対する新たな救済策が検討されているなか、ショイブレ独財務相が「ギリシャは債券保有者の負担を伴う、相当規模の支援を必要とするだろう」との書簡を送っていたことが明らかになり、「いかなる債務再編もデフォルトとみなす」との立場を貫いているECBとの対立が激化。救済策の合意が未だに予断を許さない状況であることもわかってきています。

ECBのマンデートは、ブンデスバンクの血を引き継ぐかたちで、「インフレの抑制」につきることは、トリシェECB総裁はもちろんのこと、誰もが認識していることではありますが、「利上げ」という劇薬をギリシャに打ち込むことが、果たして今適切な判断かどうか、意見の分かれるところではありました。

しかしながら、トリシェECB総裁の決断は「strong vigilance」だったわけで、来月の利上げがほぼ確実視される結果となりました。市場では、発言直後こそユーロドルの買いで反応したものの、それまでに1.4700ドルのバリアオプションをつけるべくロングに傾いていた市場のポジションが、一気に解消に向う動きとなり、いつものことながら、激しいものとなりました。

市場参加者からは「トリシェコードで大騒ぎするのもそろそろ終わりにしたい」との正直な声も聞こえてきていますが、退任予定の10月末までには、まだまだ4ヶ月。ここまできたら、もう1回くらいは裏切られても、常に「打ちひしがれることで成長する」市場は我慢出来そうです。

ただ、「より強力になるための試練」であるはずが、「終わり」につながる結果になってしまっては元も子もありません。EUとECBの対立、つまりドイツとECBの対立は、今週に入ってヒートアップしてきました。ギリシャソブリンのCDSが過去最高までワイドニングしていることや、その他のポルトガル、アイルランドソブリンのCDSまでもが拡大し始めている事実は、市場の声として肝に銘じておく必要がありまます。

いよいよ、「デフォルト」か「延命」かの究極の選択を迫られる時が近づいてきたようです。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は行って来いの展開となりました。バーナンキFRB議長が「米経済は潜在成長を大幅に下回っており、緩和的な金融政策は依然として必要」などと、ハト派的な発言を行ったことなどを受けて、売りが先行する動きとなりました。9日のアジア時間には「まとまった売りのフローが米ヘッジファンドから観測された」ことから、一気に下値を試す展開となり、一時79.693円の安値まで値を下げています。下値では、5月5日の安値79.57円がサポートレベルとして意識されたほか、トリシェECB総裁の定例記者会見後に、目先の材料出尽くしとの判断からユーロドルが急落したことを受けて、ドル円はショートカバーが強まる展開に。週末には一時80.47円まで値を戻しています。ユーロドルは、1.4700ドルに観測されていたバリアオプションの防戦売りに頭を押さえられたこともあり、週末には一時1.4322ドルの安値まで急落しました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けの為替市場では、豪州やスイスなどが休場とあってリクイディティが薄い市場となりました。オセアニア市場では、ユーロドルが先週末の安値1.4322ドルを下抜けて、一時1.4285ドルの安値まで値を下げました。ユーロスイスフランも欧州時間に一時1.2004スイスフランまで下落。史上最安値を更新しています。ドル円は、仲値に向けた実需の買いが先行。先週末の高値80.47円を上値受けて一時80.70円まで値を戻したものの、引けにかけては80.11円の安値まで値を下げています。今週のドル円は、戻りを見極めつつ、引き続き戻りの鈍い展開を予想しています。一目均衡表転換線が位置する80.50円や、一目均衡表雲の上限が位置する80.89円が目先の目処として意識されています。依然として81.00円までは「海外勢の売りが目立つ」状況となっていることもあり、本邦輸入勢からの買いが途絶えた後は、じりじりと値を下げる動きとなりそうです。雇用統計が発表された3日の高値81.015円もレジスタンスレベルとなっています。下値では、8日の安値79.693円や5月5日の安値79.57円がとりあえずの目処として意識されていますが、3月18日の安値78.837円も重要なサポートレベルとなっています。今週は、6月米NY連銀製造業景気指数や、6月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、6月米ミシガン大消費者態度指数など、6月の重要な先行指標が発表される予定となっており、注目しています。

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