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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

実はギリシャどころではないかも

更新日:2011年6月7日

先週は、ムーディーズによる大きな格付けに関する見解が発表されています。先ず市場を動かしたのが、日本政府格付けの格下げ方向への見直しでした。2段階の格下げを視野に入れた見直しの表明に、本邦サイドは「またか」との半ば諦め気味の反応しかありませんでしたが、海外勢を中心とする「ムーディーズ信奉者」からの買いが強まる展開となりました。

格付け機関というのは、世界中に存在していますが、唯一市場を動かすことが出来るのは大手3社に限られていると言っても過言ではありません。当然日本国内にもれっきとした格付け機関は存在していますし、お隣の中国でも、「米国」が当の昔から「AAA」ではなかったりするのですが、市場参加者の反応度という点では、明らかにそこには序列が出来上がっていて、まさにムーディーズ>S&P>フィッチという順になっています。

いつになっても、NY市場で「当たるも八卦当たらぬも八卦」の「米著名レポート」が信奉されているように、海外にはそういった伝統というか、理屈抜きの反応が未だにみられるのも、外為市場の面白さの一つです。

続いて出てきたのが、ムーディーズがついに「世界中が欲しがるとびきり上等な債券」を格下げ方向で見直す可能性があることに言及したことでした。ギリシャ問題の影に隠れて、その重大性が市場の反応からは理解できないほど限定的となってはいたものの、この「最後通告」は非常に重要な意味を持っています。

4月18日には、S&Pが創業当時から付与している自国の国債に対する「AAA」の格付け見通しを、「安定的」から「ネガティブ」に変更したばかりですが、市場でもっとも影響力のあるムーディーズが、ついに「格下げ方向」という実際の行動を伴う言葉を使って警告を発しました。

米下院が「連邦政府の債務上限を無制限に撤廃する法案」を否決。オバマ米大統領と議会との折衝は今でもなお続いています。米国が、一部デフォルト宣言をしなければならなくなるデッドラインは8月2日ですが、ムーディーズの最後通告は「あと数週間」となっているわけで、週末の米雇用統計の悪さからもわかるように、米経済成長のシナリオの変更を余儀なくされるのと同時に、クレジット環境の悪化という、金融市場全体にかかわる問題も浮上してこようとしています。

今週に入って、米長期金利、例えば米10年債の利回りをみても、週末の米雇用統計を受けて、市場では俄かに「QE3」との議論が噴出し、米債券買いの格好の材料が出てきているにもかかわらず、あまり金利自身が低下してきていません。

これまでのように、純粋に米金利が上昇したから「ドル買い」、米金利が低下したから「ドル売り」といった、極めて単純明快な反応も、微妙に変化してきていることに気付きます。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。5月31日の月末には、ムーディーズが日本政府格付けを格下げ方向で見直すと表明したことを受けて、一時81.772円まで買われる場面もみられましたが、米経済指標が相次いで弱い数字となったことから下値を試す展開となりました。2日には5月全米雇用レポートでNFPが3.8万人と市場予想の17.5万人を大幅に下回ったほか、5月米ISM製造業景気指数も弱い数字となるなど、80円台半ばまで下押ししました。週末には、5月米雇用統計でNFPが5.4万人と市場予想の16.5万人を下回る弱い結果となったほか、失業率も9.1%にまで悪化。一時80.05円の安値まで売り込まれています。ユーロドルも週末に一時1.4643ドルの高値まで値を上げています。また、ドルスイスフランは一時0.83315スイスフランと史上最安値を更新しました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けの海外市場では、ドル円は売られる展開となりました。欧州時間からクロス円中心に頭の重い動きが続きましたが、独報道官が「ギリシャに2回目の救済があるかどうかや、その条件について明確でない」と述べたことが伝わると、ユーロ円が下落。ドル円も一時79.973円の安値まで売り込まれました。その後は米長期金利の上昇につれて80.27円までショートカバーが進む場面もみられましたが、戻り売り意欲も強く次第に上値の重い展開に。ユンケルユーログループ議長が「ユーロはどちらかと言えば過大評価されている」と発言したことを受けて、ユーロ円中心に売りが強まる展開となり、再び下値を探る動きとなりました。ユーロ円は、引けにかけて一時116.581円の安値まで値を下げています。上値では、NY時間の高値80.27円が目先の目処として意識されていますが、昨日高値の80.40円もレジスタンスレベルとなっています。2日の安値80.55円も重要な戻りのポイントとなっています。下値では、昨日安値の79.973円がとりあえずの目処として意識されていますが、5月5日の安値79.57円がサポートレベルとなっています。「79.90円から下のレベルにはストップロスが観測されている」との声も聞かれており、注意しています。一部からは「3月17日の安値76.25円も視野に入れた動きになる可能性もある」との指摘もあり、戻りを引き付けて売っていきたいところです。今週は9日にECBの定例理事会が行われますが、理事会後のトリシェECB総裁の記者会見に注目が集まっています。先月の会見では市場の期待を裏切るかたちで、インフレに対して「monitor very closely」と発言しましたが、今月の見解がどうなるかでユーロドルの動きを決定付けることになりそうです。

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