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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

一抜けたあ、二抜けた

更新日:2011年5月31日

先週は、ギリシャ債務問題に対してEU、IMF、ECBのいわゆる「トロイカ体制」の崩壊が明らかになりました。真っ先に裏切ったのはトリシェECB総裁。5日の定例記者会見で「monitor very closely」と発言して、市場の利上げ期待を剥奪した「子供の日ショック」は市場参加者の記憶に新しいところですが、今回はこれまで「紙くず同然」のギリシャ国債に対して、ECBのオペでの適格担保を「救済の意味を込めて適用してきた」ものを、「国債の償還期限の延長」という「ソフトな債務再編」を行うならば、「ECBはオペの担保として認めない」ことがはっきりしてきました。

ECBのスタンスとしては、「ギリシャ国債のいかなる債務再編もデフォルトとみなす」という厳格な扱いを表明。ギリシャは「ECBの後ろ盾」をついに失うという危機に直面しています。ノルウェーが「4200万ドル相当のギリシャへの救済融資を一時凍結する」なんていう行為は、まさにこのリスクを敏感に感じ取ったからで、多額のギリシャ国債を保有している欧州の金融機関やソブリンファンドなどの苦悩は、益々現実的な問題としてクローズアップされてきています。

また、2番目の裏切りはIMFによる「ギリシャ切り捨て」でした。ユンケルユーログループ議長が慌ててそれは困ると発言しましたが、「IMFは向こう12ヶ月の借り換え保証がなければ、来月に予定のギリシャ救済融資を拠出しない可能性がある」ことが表面化しました。アトキンソンIMF報道官からも「保証がなければギリシャに融資できない」との発言が聞かれ、結局EUがその穴埋めを引き受けざるをえなくなる可能性も出てきました。

ストロスカーン被告(元IMF専務理事)がメルケル独首相とトップ会談を予定していた前日に、NYのJFK空港でレイプ容疑で逮捕されて以来、IMFにはこれまでのような救済にかけるモチベーションは残っていません。「保証がなければ融資出来ない」と言うのは、あくまでもIMFでのルールがあって、それを杓子定規に並べるだけならば、それは誰がIMFのトップになっても容易に務まるというものです。

EU、IMFの調査団がギリシャ入りしていますが、週明けには「増税と国有資産の売却」なんていう、「半ば冗談で語られていた、ミコノス島やパルテノン神殿の売却」が真剣に検討されていることが報じられていて、いやはや、実質戦争状態(領土争い)に突入です。

WSJでは、増税と資産売却、つまり担保を十分とっての新たな支援パッケージを検討していることを、関係者の話として伝えていますが、その代わりに「ギリシャへの債務再編を強要しない」とも報じています。

市場では、アジア時間にユーロドルの買いで反応しているようですが、一部からは「あくまでもこれまでの解決策が難航した結果の新提案で、何も解決したわけではない」との声も多く聞かれています。担保を取ろうが取らまいが、ユーロ圏全体での債務が減るわけでもなく、いつまで立っても「債務を先延ばししているだけ」の方策では、結局行き着く先は同じような気がしています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り ※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ユーロドル

先週は、ドル円は売られる展開となりました。19日の高値82.232円が上値の目処として意識されたほか、5月米リッチモンド連銀製造業景気指数が市場予想を下回る弱い数字となったことを受けて、下値を探る展開となりました。1−3月期米GDP改定値も市場予想を下回り、米経済成長のかげりが懸念されたことで米長期金利が急低下。週末には、4月米住宅販売保留指数が前月比▲11.6%と、市場予想の▲1%を大幅に下回る弱い数字となったことを受けて、一時80.70円の安値まで売り込まれています。ドルスイスフランも一時0.8462スイスフランまで下落し、4日につけた史上最安値を更新するなど、全般ドル売りの目立つ相場展開となりました。ユーロドルは、ギリシャ債務問題の解決策が難航するなか、1.3968ドルの安値まで売られたものの、1.40ドル台では「アジア系ソブリンの執拗な買いが観測された」との声も聞かれており、一時1.4325ドルの高値まで買い戻されています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けの海外市場では、ドル円は全般様子見の展開となりました。英国がバンクホリデー、米国がメモリアルデーの休場となったこともあり、80円台後半でのもみ合いとなりました。アジア時間早朝に、ドルスイスフランが一時0.8457スイスフランと史上最安値を更新するなど、全般ドル売りの流れとなっています。週末の終値で一目均衡表雲の下限を下回っていることから、下サイドの圧力がかかりやすい状況となっています。上値では、週末の高値81.401円や一目均衡表転換線の81.46円が戻りの目処として意識されています。また、19日の高値82.232円は重要なレジスタンスレベルです。戻りを引き付けて売っていきたいところです。下値では、先週末安値の80.70円がとりあえずの目処となっていますが、13日の安値80.34円を下抜けた場合には下値トライの動きが強まりそうです。今のところ「80.50円にまとまった買いが観測されている」との声も聞かれていますが、5日の安値79.57円を目指す動きもないとは言えない状況です。いずれにしても、週末の5月米雇用統計の結果に注目が集まっており、弱い数字となった場合には素直にドル売りが強まると予想しています。

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