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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

エーゲ海に貢ぐ

更新日:2011年5月17日

先週は、ギリシャの債務問題が改めてクローズアップされることになりました。市場のポジションがユーロロングにパンパンに傾いてしまった後という、極めて都合の悪い時期のギリシャ問題の再燃に、コモディティ価格の尋常ではない乱高下とあいまって、市場参加者を慌てさせました。

週明けには、S&Pがギリシャを「BB−」から「B」へ2ノッチ格下げしたことをきっかけに相場が大きく動くことになりましたが、その前の週から続くギリシャ問題のゴタゴタは、「決して今に始まった話ではない」ことは周知の事実ですが、いよいよ切羽詰った状況が明らかになってきました。いろいろな報道が交錯していて、非常にわかりづらい構造となっているこのギリシャ問題ですが、簡単に事実を言えば、「ギリシャには来年までに250億から300億ユーロの資金が必要となっている」という実態です。この現実的になった問題をどう解決していくかで、様々なオプションが出てきていて、「やるとかやらないとか」といった外野からのノイズ合戦となっています。

まず一番現実的な解決策は「債務再編(リスケ)」ですが、既に50%のヘアカット(元本削減)がギリシャ国債の市場価格からは妥当な水準となっています。ギリシャが一方的にリスケを宣言してしまえば、明らかに「デフォルト」ですが、ギリシャへの債権を抱える金融機関がなんらかの形で「自発的なヘアカット」に応じれば、表面的には「デフォルト」を避けることが出来ます。方法論の問題はさておき、債務返済の延長とも絡めて、具体的な議論が待たれるところです。

次に考えられているのが「EUによる再支援」ですが、こちらは「ギリシャにさらなる担保を差し出させよう」との声も上がっていて、これではまるで「さらに金利を上乗せしたサラ金から借りるようなもの」となっています。ドイツなどから言わせれば、「もともと返す気のないギリシャにお金を貸すなんていう行為は、国民を納得させられない」ということになってしまい、議論の難航は容易に想像が付きます。「ギリシャのエーゲ海に浮かぶ高級避暑地であるミコノス島をドイツに売却する」なんていう冗談半分の話が、まことしやかに語られていることがそれを物語っています。

またギリシャが逆ギレして、「ユーロ圏を離脱してギリシャドラクマを再び導入する」との「半ば脅しのようなオプション」まで台頭していて、「どうまとめるのかが見もの」となっています。

週末には、ストロスカーンIMF専務理事がNYからユーロ圏財務相会合に向うエアフランス機内の中から、JFK空港を離陸直前に引きずりおろされて逮捕されるという、衝撃的なニュースが飛び込んできました。ギリシャ救済問題の鍵を握る人物の想定外の事態に、市場は驚きを隠せないでいます。既に「来月のEUサミットまで最終的な解決は持ち越し」との半ば諦め顔の参加者も多いなかで、EU財務相理事会も本日開催予定です。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は方向感のない展開となりました。S&Pがギリシャの格付けを2段階格下げしたほか、ムーディーズもギリシャを格下げ方向で見直すことを明らかにしたことなどを受けて、クロス円中心に売りが強まる動きとなりました。一時80.152円の安値まで値を下げる場面もみられましたが、その後は本邦信託勢の買いなどから値を戻す展開に。一時81.345円まで値を上げました。その後は81円台での戻り売り意欲が強かったほか、一目均衡表雲の下限が位置する80.89円が意識されたこともあり、再び80円台前半まで下押しています。全般81.00円を挟んだ狭いレンジでの推移となりましたが、クロス円が弱含んだことで上値は重いものとなりました。市場では、「海外勢中心に82.00円まで断続的に売りが観測されていた」との声も聞かれています。また、コモディティ価格の乱高下に振り回される市場となっており、ドル円は「蚊帳の外だった」ようです。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けの海外市場では、ドル円は狭いレンジでのもみ合いに終始しました。ショートカバーで買われる場面もみられましたが、80.95円までの戻りに限られています。5月NY連銀製造業景気指数が市場予想を下回る弱い数字となりましたが、市場への影響は限定的となっています。今週は、ドル円は引き続き上値の重い展開を予想しています。一目均衡表雲の下限が位置する80.89円を終値ベースで下抜けた状態となっており、下サイドへの圧力が強まっています。上値では、13日の高値81.09円が目先戻りの目処として意識されているほか、12日の高値81.347円がレジスタンスレベルとなっています。また、ビンラディン容疑者が殺害された2日の高値81.692円も戻りのポイントとなっています。下値では、一目均衡表転換線が位置する80.46円や13日の安値80.34円がサポートレベルとして意識されています。また、6日の安値80.06円も下値の目処となっています。ユーロ円などのクロス円も一目均衡表雲の下限を下抜けてきており、クロス円主導で売りが強まる場面も想定しておく必要がありそうです。

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