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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

トリシェトラップ

更新日:2011年5月10日

先週は、市場は二つの「奇襲攻撃」に遭遇することになりました。先ず一つ目は、日本がGWの谷間にあたる週明け2日のアジア時間に、「日本時間11時30分から世界に向けてオバマ米大統領の会見が行われる」との突然の報道に、市場は「何事か」と一瞬盛り上がりをみせました。

既に大きく報道されている通り、「米主導の作戦でビンラディン容疑者を殺害した」ことが明らかになりました。突然のニュースに一番反応したのがダウ先物で、アジア時間から100ドル近い上昇となりました。クロス円の買いで反応した為替市場は、次第にドル買いでの反応に変化し、いずれにしてもドル円は買われたわけで一時81.692円の高値まで値を上げました。

オバマ米大統領の「justice has been done」との勝利宣言を受けて、ホワイトハウス周辺やNYマンハッタン中心部には、深夜にもかかわらず米国民の群集が集結している光景がCNNから流され続けましたが、盛り上がりはこの時既に最高潮に達し、現実に帰れば「報復の可能性もある」との懸念の高まりから「思ったほどドルが買われなかった」結果となりました。

事実、先週のドル円の高値は、2日の81.692円となっています。ロンドン市場も週末のロイヤルウェディングから4連休となり、この事実は「米国が重要視するほど、市場での重要度は高くなかった」ことになります。

もう一つの奇襲攻撃は、子供の日に行われたトリシェECB総裁の定例記者会見でした。トリシェトラップとも言える、トリシェコードの魔術に市場はまんまと騙まされた格好となりました。

先月4月は、これまでのトリシェコードの適用通り、3月に「exercise strong vigilance」(強い警戒)と発言した翌月に0.25%の利上げを実施しましたが、同時に「monitor very closely」(非常に注意深く監視)と発言し、2ヶ月後、つまり6月9日の利上げを市場に織り込ませたように見せかけていました。

市場では、当然のごとくトリシェECB総裁の口から「exercise(strong)vigilance」の文言が聞かれると予想していましたが、それが5日の会見では、実はまだ「monitor very closely」ですよと、「高度のフェイント」攻撃を仕掛けたわけです。

6月9日の追加利上げを織り込んでいた市場は、「少なくとも利上げは1ヶ月先延ばしされた」と軌道修正を余儀なくされています。市場へのインパクトという点では、その日のWTI原油先物価格が一時10%近い暴落となったことをみても、こちらの奇襲のほうがその衝撃度は比べ物にならないくらい大きかったと言えます。

ただ、大きな疑問は残っています。なぜこのような罠を仕掛けたのか。市場の混乱を承知の上での発言のはずで、本当は罠ではなく、「G7諸国からの圧力など、さすがのトリシェECB総裁も自論を貫くことが出来ないほどの、何かがあった」としか、現時点では考えようがありません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は売られる展開となりました。日本がGWの長期連休中とあって、アジア時間でのフローは限定的となりましたが、4月ADP全米雇用レポートが市場予想を下回ったほか、4月米ISM非製造業指数が52.8と大幅に弱い数字となったことなどを受けて、売りが先行する動きとなりました。5日には、コモディティ価格の下落などを受けてクロス円の売りが強まったことから、一時79.57円の安値まで売り込まれる場面もみられました。週末には4月米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことを受けて80.95円まで急激に買い戻されましたが、81円台から並ぶ戻り売り意欲の強さに押されたほか、ギリシャのユーロ圏離脱懸念が高まったこともあり、ユーロ円中心に売りが強まったことから、戻りが鈍いまま週末の取引を終えています。久しぶりの80円台割れとあって、一部からは「介入警戒感」が台頭しましたが、野田財務相はハノイでの会見で「3月18日の動きとは違う。円高ではなくドル安である」との見解を示しています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けのNY市場では、ドル円は売られる展開となりました。欧州時間は80円台後半でのもみ合いが続きましたが、豪ドル米ドルなどを中心に全般ドル売りの地合いとなったことから下値を試す動きとなりました。アジア時間の安値80.51円や、一目均衡表雲の下限が位置する80.49円を下抜けて下げ足を速め、一時80.187円の安値まで値を下げています。今週は、ドル円は戻りの鈍い展開となりそうです。上値では、一目均衡表転換線が位置する80.92円や6日の高値80.95円が目先の目処として意識されています。また、2日に米国がビンラディン容疑者を殺害したことが明らかになったことを受けてつけた高値81.692円も重要な戻りのポイントとなっています。下値では、先週末安値の80.06円がとりあえずの目処となっていますが、5日の安値79.57円がサポートレベルとなっています。3月18日の安値78.837円も下値のポイントです。また、水曜日から一目均衡表雲の下限が80.89円で暫く続くことから、いずれにしてもこのレベルを意識した展開が予想されています。

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