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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

原文に答えが

更新日:2011年3月22日

先週は、野田財務相お得意の、「本日9時より為替介入を実施いたしました」との介入宣言とともに、G7による円売り協調介入が実施されました。介入の有無を公式に表明したほか、介入の時間にも言及する行為は、通常の介入としてはかなり珍しいことです。まして、先立って行われた緊急のG7財務大臣中央銀行総裁電話会議の声明文では、協調介入の日付(2011年3月18日)まで言及していて、声明文も「それだけ緊急を要したとのアナウンスメント効果を狙った」のかもしれません。

前回の「10時30分に指示を出して、10時35分に実施した」介入とは違って、ドル円の上昇のペースは極めて穏やかとなりましたが、市場関係者からは「81円台に乗せてからは、銀行に電話して買うよりもEBS(電子ブローキング)にビッドを出して拾っているやり方のほうが主流だった」との声も聞かれていて、その後はこれも野田財相が言及したとおり、「それぞれの市場がオープンする時間」、つまり、日本時間17時と21時にECBやBOE、BOCやFRBによる協調介入が観測されています。

非常に重要な声明文ですので、全文を原文とともに読み込んでいく必要があります。

(日本語訳)
「我々、G7 の財務大臣・中央銀行総裁は、日本における最近の劇的な出来事を議論し、我々の日本の同僚から、現在の状況、当局がとった経済・金融面での対応についての説明を受けた。 我々は、こうした困難な時における日本の人々との連帯意識、必要とされる如何なる協力も提供する用意があること、日本の経済と金融セクターの強靭さへの信認を表明する。 日本における悲劇的な出来事に関連した円相場の最近の動きへの対応として、日本当局からの要請に基づき、米国、英国、カナダ当局及び欧州中央銀行は、2011年3月18日に、日本とともに為替市場における協調介入に参加する。我々が長らく述べてきたとおり、為替レートの過度の変動や無秩序な動きは、経済及び金融の安定に対して悪影響を与える。我々は、為替市場をよく注視し、適切に協力する。」

(原文)
We, the G7 Finance Ministers and central bank governors, discussed the recent dramatic events in Japan and were briefed by our Japanese colleagues on the current situation and the economic and financial response put in place by the authorities. We express our solidarity with the Japanese people in these difficult times, our readiness to provide any needed cooperation and our confidence in the resilience of the Japanese economy and financial sector. In response to recent movements in the exchange rate of the yen associated with the tragic events in Japan, and at the request of the Japanese authorities, the authorities of the United States, the United Kingdom, Canada, and the European Central Bank will join with Japan, on March 18, 2011, in concerted intervention in exchange markets. As we have long stated, excess volatility and disorderly movements in exchange rates have adverse implications for economic and financial stability. We will monitor exchange markets closely and will cooperate as appropriate.

一番重要なことは、最後の段落です。決まり文句となっている「我々は、為替市場をよく注視し、適切に協力する」の原文を見てみると、いつもの(We will monitor exchange markets closely and will cooperate as appropriate.)としているだけで、協調介入を示唆すると言われている、(We will monitor exchange markets closely and will cooperate as appropriate in the exchange market.)とはなっていません。逆に言えば、だからこそ介入の日付まで声明文で言及したともいえます。

市場参加者からは、「日銀は25,000本程度(1本は100万ドル)のドル買い介入を実施した」との声も聞かれていますが、その他の中銀はあわせても10,000本程度でしょうから、合計で35,000本程度の1日限りの協調介入だったというのが市場のコンセンサスとなりつつあります。

またこういう状況になると、しばらくの間出てくるのが「介入警戒感」ですが、認識しておかなければならないのは、介入、まして協調介入まで至るには、少なくとも17日早朝のような市場が壊れてしまうほどの動きがあって初めて議論となるのであって、決して「水準」ではないということです。「80.00円を下抜けたから」とか、史上最安値を抜けたからといった、水準を守っているのではないという、当局の本音を理解しておく必要があります。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は乱高下となりました。巨大地震後の福島第1原発の状況を意識した売りが続く中、下値を試す動きが強まりました。16日の海外市場では、欧州委員会のエッティンガー委員(エネルギー担当)が「福島原発は修復不可能な状態」などと議会証言で発言。一気に売りが強まる展開となりました。取引日の変わる17日6時直後には、リクイディティが非常に薄い中での売り仕掛けとなり、一時76.25円の史上最安値まで売り込まれました。ただ、その後は介入警戒感などから急速に買い戻しが強まる展開となるなど、荒い値動きとなりました。週末には、早朝から緊急のG7財務大臣中央銀行総裁電話会議が開催され、市場オープンと同時に円売りの協調介入を実施。海外市場では一時82.00円の高値まで値を上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けのNY市場では、介入警戒感が残る中、米長期金利の上昇を受けて一時81.32円の高値まで値を上げる場面もみられましたが、その後は80.92円まで下押しするなど、方向感のない動きに終始しました。今週のドル円は、頭の重い展開を予想しています。市場では「引き続き82円台では3月期末に向けた実需の売りがまとまって観測されている」との声も聞かれており、戻りを売りたい向きも多くなっています。上値では、昨日高値の81.32円が目先の目処として意識されていますが、18日の高値82.00円や50日移動平均線が位置する82.22円もレジスタンスレベルとなっています。一目均衡表雲の下限が位置する82.50円もポイントとなっています。下値では、昨日安値の80.63円、14日の安値80.60円がとりあえずの目処となっていますが、一目均衡表転換線が位置する79.77円や18日の安値78.837円がサポートレベルとして意識されています。

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