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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

今回もお騒がせ

更新日:2011年3月8日

先週は、ひな祭りの3日にトリシェECB総裁が投げかけた言葉に、市場は慌てふためくことになりました。「非常に警戒している」(strong vigilance)との、彼の言葉としては最も強い表現に耳を疑った参加者も多かったはずです。

「トリシェコード」と呼ばれている文言が市場には存在していますが、その最上位に君臨する言葉が「strong vigilance」だったわけで、この言葉を聴いた市場は一気にユーロドルの買いに走りました。

政策金利を据え置いたECB定例理事会後の記者会見では、「インフレ見通しのリスクは上方にシフトした」とジャブを見舞ったのも束の間、いきなりトリシェコード最上位の文言を発言しました。おまけに、わざわざ「警戒とは来月金利が上昇する可能性があることを意味する」とコード読解の解説まで行っていて、なんとも市場を軽くあしらうと言うか、煮ても焼いても食えない、トリシェ総裁の本領発揮といったところです。

しかも、「必ずしも4月に利上げするとは限らないが」と付け加えるあたり、良くも悪くも、フランス流の歯に衣着せぬ発言が、この定例記者会見を米雇用統計と並ぶ「出てみないとわからない、月一のビッグイベント」に格上げさせたわけで、総裁の後任が誰になろうとも、ちょっと真似の出来る技ではありません。

ウェーバー独連銀総裁が、次期ECB総裁候補レースから離脱してからというもの、総裁レースは混迷の色を隠せませんが、今のところはドラギイタリア中銀総裁や、ノボトニーオーストリア中銀総裁、リーカネンフィンランド中銀総裁などの名前が挙がって来ています。いずれもドイツ人ではないこともあって、市場では「結局ドイツとフランスとのたすきがけとなるのでは」との声も聞かれていて、新たなドイツ人候補が浮上してくる可能性も残されています。実質的には、メルケル独首相とサルコジ仏大統領との協議の上で決定されることになります。

ユーロドルは、総裁発言を受けて一気に1.3976ドルまで急騰しました。一番慌てなくてはならなかったのがオプションディーラーで、1.3900ドルと1.3950ドルに設定されていたバリアオプションが「半端ではないアマウントだった」だったことから、「数千本の買い」を余儀なくされました。

一部からは「ペイアウトで10本(1,000万ドル)以上あった」との声も聞かれています。ペイアウトとは、デジタルオプションなどで最終的に条件を満たした場合に手に入れることが出来る額ですが、この額が10本以上あるということは、相当大きなオプションをやっていたということが容易に想像出来ます。

週末には一時1.4009ドルの高値まで上昇。再び市場は、「あまり良い思い出のない」1.4ドル台へ足を踏み入れました。早速、昨日は一時1.4036ドルの高値まで上昇した後、1.3956ドルまで売り込まれるなど、乱高下を繰り返しています。

トリシェECB総裁も、利上げ発言をした翌日に「無秩序な為替変動は経済にとってマイナス。しっかりとしたドルは国際社会の利益となる」なんていう、「おい、ちょっと待ってくれよ」と市場参加者からの失笑を浴びた発言をおこなっていて、どうやらこのままでは収まりそうもありません。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は底堅い展開となりました。中東情勢が緊迫化するなか、「リビア軍が原油輸出ターミナルのあるリビア東部の町ブレガを空爆した」ことが報じられると、一時81.57円の安値まで値を下げる場面もみられましたが、トリシェECB総裁が定例理事会後の記者会見で「非常に警戒している」として、「来月の利上げを示唆」したことから、ユーロ円が急騰。ドル円は、82.53円まで買い上げられました。週末には、2月米雇用統計を受けて一時83.09円まで買われましたが、米長期金利の低下を受けて一転下落。82円台前半まで下押しして引けています。ユーロドルは買われる展開となりました。2月2日の高値1.3862ドルが目先の目処として意識されていましたが、トリシェECB総裁が来月の利上げを示唆したことなどを受けて一気に買いが強まる展開となり、一時1.4009ドルの高値まで値を上げています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けの海外市場では、ドル円は安値圏で神経質な展開となっています。先週末に非常に長い上ひげをつけてしまったこともあり、チャート的にも悪いかたちとなっています。3月期末に向けたリパトリの売りも今週から本格的に出てくるものと予想されており、戻りを丁寧に売っていきたいところです。上値では、一目均衡表雲の上限が位置する82.71円や、先週末高値の83.09円が目処として意識されています。下値では、昨日安値の81.95円がとりあえずの目処となっていますが、2日の安値81.57円や2月4日の安値81.10円がサポートレベルとして意識されています。市場では、「81.70-80円までは買いが観測されているが、81.60円から下のレベルにストップロスが集まってきている」との声も聞かれています。
いずれにしても、株式市場やWTI原油先物価格の動向などを睨みながらの展開となりそうです。

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