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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

誤算の数々

更新日:2011年2月8日

先週は、市場の期待を裏切る事態が数多く発生したことで、それにともなうポジション調整の動きも激しいものとなりました。アジア時間では、週末にかけて香港、シンガポールが旧正月の休場とあって、終始様子見の展開となったのに比べ、その分欧米市場では溜まったエネルギーが爆発したといったところです。

最初の誤算は、3日のECB定例理事会後に行われたトリシェECB総裁の記者会見でした。そもそも、トリシェ総裁に「素直な市場が期待している発言を求めるほうが間違っている」なんていう皮肉たっぷりの声も聞こえてきてはいますが、ユーロ圏消費者物価指数(HICP)が目先ECBのターゲットである2.0%を大幅に上回っていることからも、「かなりタカ派的」な発言を予想する向きも多く、結局「インフレに短期的な上向きの圧力がみられる」ものの、「中期的に物価は安定して推移する見通し」を示したほか、「インフレ圧力はしっかり抑制されている」ことも明言したことを受けて、一気に市場で台頭していた「早期利上げ期待」を蜃気楼のような存在に変えてしまいました。

週末に明らかになった1月米雇用統計も、今後の市場予想を困難なものにしています。このところ全く整合性のなくなってきているADP全米雇用報告では、非農業部門雇用者数(NFP)が18.7万人と前月に引き続き市場予想を大幅に上回る数字となりましたが、一部からは「今度こそは」との淡い期待感も根強く、本番のNFPでは14.5万人まで増加を見込んでいました。ところが、出てきた数字は3.6万人と目を疑いたくなる結果で、市場はドル売りを仕掛けます。ただ、同時に発表された失業率が、なんと9.0%とこちらもNFP以上の市場予想から乖離した数字で、一転怒涛のドル買い戻しとなりました。

どちらの誤算も例えば、「EFSFの規模拡大などでEU内部がもめている中、しかもギリシャの債務再編問題が真剣に検討されているような状況下では、利上げなどあり得ない」とのもっともな意見や、「米雇用統計は大雪の影響が大きく、一時的に雇用者数が減少し、求職者も職を探すどころではなかったことを考えれば、失業率の分母の部分が減少したことで、一時的に失業率が改善しただけ」との冷静な判断もあったりするわけです。

ただ、市場とは「常に行き過ぎた存在」であるがゆえに、ポジションの偏りも常に存在しているわけで、先週はまざまざとその様を見せつけられたような気がしています。

今週は、中国が9日から旧正月明けとなりますが、市場では「休暇明けから利上げを実施するのではないか」との憶測が高まっています。昨日の香港ハンセン指数が1.5%ほど下落したこととも無関係ではありません。為替市場では、特にドル円が膠着状態となっていますが、この状態が続けば続くほど市場のエネルギーは溜まっていきます。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は行って来いの展開となりました。2月に入って本邦輸出勢の売りなどから82円台が重い状況となりましたが、ユーロドルの買いが強まる展開になるにつれて下落。81.70-75円に観測されていたストップロスをつけるかたちで下げ足を速め、一時81.31円まで売り込まれました。その後は1月米ISM非製造業指数が市場予想を上回ったことなどを受けて82円台を回復する場面もみられましたが、買い戻す動きも一時的となりました。週末には1月米雇用統計で非農業部門雇用者数が3.6万人と市場予想を大幅に下回る弱い数字となったことを受けて一時81.10円の安値まで急落しましたが、失業率が9.0%にまで改善したことなどから、一転買い戻される展開に。82.47円の高値を付けています。市場参加者からは「米雇用統計は大雪の影響で予想しづらかった」との声も聞かれており、週末に乱高下となりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

週明けの海外市場ではドル円は落ち着いた動きとなっています。82.16-48円と、先週末終値を挟んだ様子見となっています。今週は、週初に目立った経済指標もないことから大きな動きは期待出来ませんが、9日に予定されているバーナンキFRB議長の議会証言に注目が集まっています。今年からFOMCの投票メンバーを外れたホーニッグカンザスシティ連銀総裁が「経済指標が著しく悪化すれば、QE3検討の可能性もある」とハト派的な発言をしていることからも、市場には様々な憶測が広まっています。上値では、一目均衡表の雲が位置する82.37-48円や、7日の高値82.48円が目先の目処として意識されているほか、50日移動平均線が位置する82.80円がレジスタンスレベルとなっています。下値では、1月31日の安値81.77円がとりあえずの目処として意識されていますが、先週末安値の81.10円や1月3日の安値80.93円がサポートレベルとなっています。市場参加者からは、「東京市場では引き続き本邦輸出勢の売りが強まる」との声も聞かれており、全般戻りを売っていきたいところです。

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