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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

本当の後ろ盾はどこに

更新日:2011年1月18日

先週は、野田財務相の発言が市場参加者の心理をひっくり返すことになりました。日本当局からの発言が市場を動かすことは、実際の為替介入が行われる可能性が高まった局面でしか見受けられないものですが、珍しく短期投機筋のユーロドルのショートポジションを、一気に買い戻しを余儀なくさせることに成功しています。

日本がこれまで最も少ない成人を祝った10日深夜、玉木財務官から「ユーロ圏国債の買い入れは選択肢となりえるが、判断は時期尚早」との意味深な発言が飛び込んできましたが、翌日に野田財務相が「今月下旬に起債予定のEU圏債券を2割程度買い取る」ことを言及したことで、その不可解な謎が解けることになります。市場では、「そこまで具体的に煮詰っている話」を受けてユーロ買いが強まる展開となりました。

一夜開けた12日には、情報がかなり錯綜していたものの、FT一面でもトップ記事で扱われたように、「2013年6月末期限の欧州金融安定基金(EFSF)が、アイルランド救済のために発行する50億ユーロのEFSF債を、20%の10億ユーロ程度購入する方針」であり、このEFSF債は独などのユーロ加盟国の政府保証付きで、格付けはもちろんAAA、しかも「ドイツやフランス国債よりも利回りが高くなる予定」であることが明らかになっています。財務省関係者からは、「本音はもっと買いたい」との声も出てきているようで、中国やノルウェー、中東などのSWFが競って購入してくることも予想されていて、こういったケースでは珍しく日本が先陣を切って「公式な表明」を行いました。

ただ、このEFSF債券、実はまだまだ紆余曲折も予想されています。今週のEU圏財務相会合で議論される予定ですが、救済基金の枠拡大などに伴って、EFSF自身が加盟各国の国債を保証する案も浮上してきているわけで、もしギリシャなどに近い将来、債務再編(リスケ)などのデフォルトが発生した場合には、一体どうなってしまうのか。恐らく、その答えを明確に提示できる人は誰もいません。

一部市場参加者からは「今流行の伊達直人に感化されて発表してしまったのではないか」との冗談交じりの話が聞こえてきていますが、日本の外貨準備多様化という大義名分のもと、投資に全くの見返りを求めない本当の「寄付」になってしまったら、元も子もありません。

 ユーロドルは、13日にトリシェECB総裁が「短期的なインフレ圧力」に言及したことをきっかけに、一気に買いが加速。週末には一時1.3458ドルの高値まで急騰しましたが、市関係者からは「ファンド勢が1000本(1本は100万ユーロ)単位でひっくり返してきた」との声もきかれるほどの大相場となりました。

相変わらず、ドイツが欧州金融安定ファシリティ(EFSF)の規模拡大に反対していることから、ユーロ圏財務相会合では「何の合意事項もない」といった状況となりました。続いて予定されているEU財務相理事会でも「恐らく何も決まらない」まま終了することになりそうですが、少なくとも「方向性」だけは垣間見えてきたような気がしています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円

先週は、ドル円は頭の重い展開となりました。11日には、ドルスイスフランの上昇を受けて83.50円の高値まで買われる場面もみられましたが、トリシェECB総裁が13日のECB定例理事会後の記者会見で「インフレに短期的な上向きの圧力がみられている」との見解を明らかにしたことをきっかけに、ユーロドルが急騰。ドル円も82円台半ばまで売り込まれる動きとなりました。週末には、12月米小売売上高や1月米ミシガン大消費者態度指数が市場予想を下回る弱い数字となったことなどもあり、一時82.40円の安値まで値を下げています。ユーロドルは、トリシェECB総裁の発言をきっかけに一気に買いが加速。懸念されていたイタリア、ポルトガル、スペインの国債入札を無難にこなしたことも買いを後押しし、週末には一時1.3458ドルの高値まで買い上げられました。ただ、中国人民銀行が週末に預金準備率を0.5%引き上げたことを受けて、1.33ドル台まで下押しして引けています。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドル円

今週のドル円は、引き続き頭の重い展開を予想しています。年明けから先週末まで散見されていた年金などからの買いが一巡したほか、市場関係者からは「年末から本邦輸出勢が意外とドル円を売れていない」との声も聞かれており、83.50円から84円台に並ぶ売り意欲の強さが頭をおさえています。上値では、先週末高値の83.08円や13日の高値83.15円が目先の目処として意識されていますが、11日の高値83.50円や7日の高値83.70円がレジスタンスポイントとなっています。仲値後など、戻りを引き付けて売っていきたいところです。下値では、昨日安値の82.35円が目先の目処として意識されていますが、一目均衡表雲の下限が位置する82.32円もサポートレベルとなっています。市場では82.00円を割れた水準ではストップロスが観測されており、一目均衡表雲の下抜けには注意したいところです。また、豪ドル円や南アランド円などのクロス円の弱さを指摘する向きも多くなっています。

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