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マーケットビュー

火曜 和田仁志が斬る、相場のセンチメント 相場の今の"空気"を読み解く

良心の呵責

更新日:2010年12月14日

先週から、米長期債の暴落がとどまるところを知りません。3日の11月米雇用統計が、市場予想を大幅に下回る弱い数字となったにもかかわらず、結局米10年債利回りが3%の大台を回復して引けたことを受けて、「非常に不思議な動き」と怪しがる参加者も多かったのですが、7日の早朝にオバマ米大統領が「ブッシュ減税の富裕層を含む2年間の延長で共和党議会と合意した」と表明したことをきっかけに、一気に売りが強まる展開となりました。

市場参加者からは「これは債券市場ではない」との、半ば諦め顔のコメントが相次いでいますが、問題は「債券市場のボラティリティが異常に高まっている」ことにあります。元々、リアルマネーやSWFなどが安定的な資産として投資する対象であるはずが、「まるで投機的な商品を取引しているような」錯覚に陥るほどの乱高下となっているわけで、そもそも参加者に「アジア時間帯に10bp以上の乱高下が起きること自体が説明不能」と言わしめるほどの、異常事態となりました。

リアルマネーが、本来資金を動かすことのない12月に入って慌てて売り込んでいるのも、先週もお伝えしたように、彼らの投資基準からは「保有価値が希薄化している」からという、根本的な問題が生じていることに起因しています。

米国に本拠地を置くムーディーズが「減税延長による米国債の格付けに対する長期的な影響を懸念している」と表明したのも、彼らとしての「良心の呵責」、つまり、「AAAの格付けを引き下げ方向で見直さなければならないほどの事態となっているものの、米国を格下げするという事態は、世界経済の混乱を招く恐れもあり、自分で自分の首を絞めるようなもの。ただ、投資家に対しては最大限の警告はしておかなければならない」との判断からに他なりません。

米10年債利回りは、3日の米雇用統計直後の2.9016%から、週末には3.3306%まで急騰。なんと40bp以上の金利上昇となりました。ダウ平均は堅調に推移しているわけで、市場からは「良い金利上昇」として「案外ポジティブに受け止めている参加者も多い」との声も聞かれていますが、これがいつもの米国市場の「楽観的過ぎる認識」が蔓延しているだけならば、かなりの危険信号のような気がしています。

現に昨日も、ムーディーズの「良心の呵責」は最高潮に達し、「減税延長による米財政懸念のネガティブな効果が、減税による景気浮揚というポジティブな効果を上回る」ことから、「減税措置の延長は米国格付け見通しをネガティブにする可能性を高める」との見解を表明しました。

来年に向けてのテーマを模索している市場ですが、米国でも、欧州でも、どちらも盛り沢山の材料がごろごろしている現状は、「市場が動きそうだ」という市場参加者としての自制できない期待感が高まる一方、「予期せぬ混乱が起きるかもしれない」という常識的な人間としての不安感が混ざり合っています。

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円  

先週は、ドル円は堅調な動きとなりました。3日の11月米雇用統計を受けて、週末から頭の重い展開となり、一時82.34円の安値まで値を下げる場面もみられましたが、オバマ米大統領が「ブッシュ減税の2年間延長を共和党と合意した」ことを明らかにしたことを受けて、米長期金利が急騰。ドル円も上値を試す動きが強まりました。米30年債入札が好調な結果となると、米長金利は一旦は低下したものの、週末の12月米ミシガン大消費者態度指数などが市場予想を上回る強い数字となったことを受けて、再び急上昇となりました。ドル円は8日に一時84.31円をつけるなど、84円台をトライする展開となりましたが、本邦輸出勢の売りなどが意識されて高値圏でのもみ合いとなりました。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円

昨日のNY市場では、ドルが全般売られる展開となりました。ドル円は、欧州時間に米長期金利が上昇したほか、欧州株式市場が買われたことなどを受けて堅調に推移。一時84.36円の高値まで値を上げました。上値では、11月29日の高値84.41円を意識した戻り売りに加え、84円台半ばから観測されている実需筋の売り意欲が依然として強く、次第に頭の重い展開となりました。ムーディーズが「オバマ大統領が共和党指導部と合意した減税や失業保険の延長案について、今後2年間で米国の格付け見通しをネガティブに変更する可能性を高める」ことを表明すると、全般ドル売りの動きが加速。週明け早朝の安値83.75円を下抜けると、ストップロスを断続的に巻き込み一時83.10円の安値まで売り込まれています。ただ、下値では一目均衡表雲の上限が位置する83.09円を意識した買い戻しも散見され、安値圏でのもみ合いとなりました。

上値では、やはり11月29日の高値84.41円が非常に意識される展開が続きますが、84.50円から85.00円にかけては本邦輸出勢の売りがまとまって観測されていることもあり、基本的には戻りを引き付けて売っていきたいところです。下値では、一目均衡表雲の上限が位置する83.09円がサポートレベルとなっていますが、市場では「83.00円から下のレベルにストップロスも観測されている」ことから、下サイドのケアが必要です。7日の安値82.34円が下値の目処となっています。また、一目均衡表雲の下限は81.61円に位置しています。

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